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雑談スレッド
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198 名前:金子譲@子龍 2004/03/31 06:06 [URL]
→abk1さん

>あぁぁ、、誤解を招いたようです(汗。

おや、そうですか?

>だってCCCDはパソコンでコピーできないとされてますから。
>じゃあ、パソコンでコピーすることは違法なんだな、ということになる、ってことです。
>あるいはもっと詳しくない人は、CDをコピーすることは違法なんだな、という理解をするということです。

ん〜、結果的に同じことでは?だって「勝手にコピーを第三者に配るのが違法で、自分で楽しむためのコピーは違法ではない」という著作権に対する基礎的な知識があれば、こんな業界の詭弁的手法に騙されることも無いわけでしょう?要はユーザー側の知識不足、教育の不備が原因であることは変わりないですよね。著作権問題に限らず、自分が無知なことに関しては、人は簡単に騙されてしまいます。何が違法で何が違法でないか、正しい知識を持つことがこうした消費者の不利益を防ぐことになるし、また違法コピーの蔓延に一定の歯止めをかけることにもなると思います。

>日本の著作権法規では、ユーザーに私的コピーの「権利」はないはずです。
>私的利用のためでもコピーできなかったらその事実を受け入れるのみです。権利の主張は出来ません。

これについては微妙な問題なので、ちょっと調べてみました。いかに著作権法の該当条文があります。

http://www.cric.or.jp/db/article/a1.html#2_3e

これを読むと、「私的使用の範囲では複製出来る」とありますが、但し書きとしてCCCDのようにコピープロテクトがかかったメディアのプロテクトをはずしてまで私的複製をする権利は無い、とも受け取れますね。ちょっとこの条文の正確な解釈は私にも解らないのですが、これについてはabk1さんの解釈の方が正確なのかもしれません。

ただ、現在は法的にそうだとしても、私はちょっとこれでは消費者の権利を軽く見すぎてるんじゃないかと思います。例えば消費者団体を通じて政治家を動かし、これを改善する法案を出すなどという方法もあります。もちろん現行の法律はとりあえず守らなければなりませんが、何も「その事実を受け入れるのみです」と簡単にあきらめてしまうことも無いんじゃないかな、と思いますが。

>被害妄想とのことですが、実際、著作権絡みで最近世界中で起きていることを追いかけていると、信じられないことばかりです。

CCCD問題以外でですか?ちょっと私には思いつかなかったのですが、どんなことでしょう。

>被害妄想的なぐらいでも、いいんじゃないかと思いますね。

いやいや、「妄想」は困りますよ、「妄想」は(笑)。

>当たり前のことだと思いますが、何が違法なのかということですね。
>著作権者が違法だと言うから違法なのです。これは間違えないで欲しいとこです。

そりゃそうですが、市販のCDは全部著作権者(ミュージシャン)は権利を主張してますよ。
つまり、普通にCDショップで買えるCDの曲で、ユーザーが勝手にコピーをばら撒いていい曲など、ただの1曲も無い、ということです。

>著作権者が「好きにコピーしていいよ」と言えば、違法コピーは生じないんです。

オープソースOSのLinuxの作者、リーヌス・トーバルズのようなミュージシャンがいたとして、あらかじめ著作権を放棄してるとすればそうなります。でも、市販のCDの中にそういう曲は無いです。アマチュアで、最初から音楽で収入を得ようなんて思ってないミュージシャンなら、そういう人もいるでしょうね。

>現在、コピーが違法コピーと呼ばれよくないと言われているのは、著作権者である企業が違法だと主張しているからです。
>音楽文化を守るためではなく、著作権者である企業の権利を守るためにCCCDは導入されているわけです。

うーん、これはちょっと正確でないですね。市販のJASRAC登録されてるCDの作者(ミュージシャン)は、みなレコード会社やJASRACと合意の上で契約をかわしています。つまり大元の著作権者は企業ではなく、個々のミュージシャンです。JASRACやレコード会社はミュージシャンの代理で権利を主張し、CDを販売してるんです。すなわち基本的にはJASRACもレーベルもミュージシャンの代行で権利を主張してるんであって、ミュージシャンを無視して勝手にやっているのではなりません。ミュージシャンとの契約が無ければ、レコード会社は何の権限も無いのですから。合意してそのレコード会社からCDが出ているということは、すなわちミュージシャン自身が(違法コピーをするなと言う)権利を主張していることと結果的に同じです。そうでないなら契約しなければいいんですから。CCCDについてはミュージシャンによっては会社の方針に従わず、独自の判断でCCCDを回避してる例もありますよね。そういう主張をせずに、CCCDでリリースしてるミュージシャンは、レコード会社の方針に合意してるということになります。

>違法コピーは犯罪だという意識ですが、違法コピーがそういうものだということが曖昧だったら何が犯罪なのか分からなくなります。
>音楽業界のキャンペーンなどはその曖昧さを巧妙に突いています。Respect our music、とか。
>そういうところが気持悪いのです。

ですからそれを防ぐためには消費者として賢くならなければ。曖昧なのは消費者の無知のせいです。無知な人が騙されるのは、著作権問題に限らず、どんな世界でも同じでしょう。

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