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雑談スレッド
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245 名前:小倉秀夫 2004/04/01 08:52
>そうですね。違法コピーに反対する消費者で消費者団体でも作れば
>いいんじゃないですかね。消費者の方から、違法コピーに反対する
>声を積極的に流し、違法コピーはしてはいけないものという空気を
>作り出す事が大事だと思うんですよね。

それで違法コピーが減少するくらいならば、音楽業界の「俺たちの音楽を尊重せよ」キャンペーンで減少しているように思います。でも、そんなもの実際上の意味がないことは皆さんご存じですね。

そもそも消費者の側で自警団を作ってくれないとまともな品質の商品を売ってあげないなんて威張っている業界があるというのは信じがたいですね。そんなことをしていても、消費者が任意に自警団を作ってくれるというのは現実には考えがたい話で、そういう商品から消費者が離れていくだけの話ですね。

なお、
>>そして、違法コピーをなくすことは、ミュージシャンに利益をもたらしません。
>
>それがちょっと信じられないんだよなあ(笑)。根拠が薄いと思いますけど。

との金子さんの発言についてですが、ミュージシャンの収入は、有料サービス・商品に消費者がお金を払うことによって生ずるのであって、違法コピーをなくすことによって生ずるわけではありません。だから、違法コピーをなくしても、有料サービス・商品に消費者が払うお金が増えなければ、ミュージシャンの収入は増えないし、違法コピーをなくす過程で、有償サービス・商品にお金を払ってきたユーザーに不利益を課せば、有料サービス・商品に消費者が払うお金が減り、ミュージシャンの収入が減少することだってあり得ます(CCCD化の際には、まさにそういう現象が発生していますね。)。

逆に、違法コピーがなくならなくても、消費者が、有償サービス・商品にお金を払う機会が増えれば、ミュージシャンの収入も増加することになります。

ミュージシャンの収入を増やすためには、まともなサービス・商品が提供されていればお金を払ってそのサービス等を享受する気のあるユーザーが、お金を支払う気になるサービス・商品の開発にエネルギーを費やすのが合理的です。そして、Jobsは、一つの解を提示しています。

で、日本のレコード会社が出してきた回答は、132kbpsの音質しか出さないレーベルゲートへの固執ですね。レーベルゲートよりiTMSの方が複製防止の幅は緩やかだし、iTMSの場合、著作権法上「違法」とされる行為が全くできないわけではありません。では、日本国内でiTMSを拒否し続け、レーベルゲートを推奨した方がアーティストの収入が増えるのかというと、私は大いに疑問です。

「角を矯めて牛を殺す」

日本企業が、東洋の知恵を活かさないのは残念ですね。

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