2005年07月27日(水)

SMEがレーベルゲートCD2作品を全廃。通常CD-DA作品で再リリースへ

本日7月27日よりレーベルゲートCD2としてリリースされた全商品がCD-DAで再出荷されることに。レーベルゲートCD2は9月いっぱいですべて廃盤になる予定とのこと。SMEが初期に導入したレーベルゲートCDの中にはわざわざレーベルゲートCD2で再リリースしたものもあり、そういう作品は「レーベルゲートCD→レーベルゲートCD2→CD-DA」と3種類が存在することとなった。初期作品は数年後「盤マニア」の間でプレミアつくかもね(笑) というか、サーバー運営コストとか、ATRAC3とかDRMの使用料、CDSのライセンス料金とか、カタログ作り直したりしたこと考えると、本当に壮大な「無駄遣い」だったんだなぁと改めて驚愕。

レコード店宛に届いたFAX
対象商品リストその1
対象商品リストその2
対象商品リストその3

あーやっとこれでPUFFYの「59」とかアナログフィッシュとか、ギターウルフとかそのあたり買えるようになるよ。良かった良かった。というか、SMEはこういう重要な情報こそ、サイトで一般消費者向けに告知しろって話ですよね。

当然のことながらあまり売れてない作品はお店によっては9月までレーベルゲートCD2のまま、店頭に置かれている可能性もあるので、対象作品のCD-DAが欲しい人は店頭で「CD-DA版を下さい」と言うのが吉。

Amazonはまだ全然入荷してないけど、そのうちCD-DA版が入荷されるはず。その場合、上記対象商品リストの一番左にある「新品番」をAmazonの検索ボックスに直接入力しよう。ただし、そのまま入れてもダメで、型番の書き方は「○○○○-XXXX」という形で入力する必要がある。例えばRhymesterの「グレイゾーン」のCD-DA版をAmazonで欲しい人は「ミュージック」にアクセスして、検索ボックスに「KSCL-850」と入力して検索すればカタログを指定して検索できる(現時点ではまだAmazonに登録していないので買えない)。HMVの通販だと直接カタログ番号を指定して検索できる機能もあるし、すぐにでも欲しい人は併用するといいかも。

気になるのは、レンタル店に卸しているLGCD/LGCD2はどうするんだろうってこと。エイベックスは未だにレンタル店向けにはカタログ番号変えてまでCCCDを卸しているらしいけど、SMEはそういう方針は取らないようだ。ただ、一度購入した在庫を何度も回すことが前提となっているレンタル店にCD-DA版が入るかどうかは微妙だよね。お店の体力とかの話になるのかな。TSUTAYAあたりはやってもおかしくないが、そこまでCCCDのことを気にしてるかどうかも怪しいしなぁ。

全商品回収&再リリースというのは思い切った決断のように思えるが、こうせざるを得ないのはレーベルゲートCD2がサーバーを必要とする大がかりなものだったからに他ならない。そういう意味ではSMEがレーベルゲートCDシステムに莫大なコストをかけてくれたおかげで、あまり市場ではけてない作品もCD-DAに戻してくれたとも言えるわけだ。結果的にはユーザーフレンドリーになっているというのは皮肉というか何というか。まぁ今のSMEはヒットしてるアーティスト多い勝ち組だから、こういう余裕があるのかもしれないけど。

しかし、海外ではXCP形式のCCCDが増えているということもあり、まだまだ余談を許さないこの問題。東芝EMIは相変わらずCCCDばっか出してるし、全然まだ「終わった」問題なんかじゃないよ。むしろこれからまだ一山も二山もあると思う。iTMS Japanが始まろうとしているこのタイミングでSMEがCCCDを回収再リリース。なんかいろいろな因果を感じずにはいられないね。

| CCCD | この記事のURI | Posted at 21時03分 |

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