2007年08月01日(水)
もっとも早い『CONTENT'S FUTURE』のレビューを松岡正剛さんに書いていただきました
●『コンテンツ・フューチャー』小寺信良・津田大介(松岡正剛の千夜千冊・遊蕩篇)
いよいよ発売を明日に控えた『CONTENT'S FUTURE』ですが、本書で書籍・テキストコンテンツの未来を語ってもらった編集工学者の松岡正剛さんがウェブで行っている書評サイト「千夜千冊・遊蕩篇」に取り上げて頂きました。高い評価をいただき、恐悦至極ですし、同時に自分が意図した通りの本が作れたんだという自信も持てました。
以下ポイントとなりそうなところを抜粋させていただくと……。
本書がこれからのコンテンツ文化に対して何らかの呪縛を解き放つ有効性をもっているだろうということと、商業出版物としては珍しい「クリエイティブ・コモンズ・ライセンス」を付けたことにある。
(中略)
わかりやすくいえば、本書を好きにコピペして、そこにどんどん自分の原稿などを書き加えてブログやウィキにアップロードしてくださって結構ですという本なのである。ただし非営利にしか使ってはいけない。このようなライセンス方式は、これからのコンテンツ・フューチャーにとってはきわめて重要な意義をもっている。
ビル・アトキンソンのハイパーカードのコンセプトが登場してからは、どんなメディア間にも多少の互換性の壁はあるものの、コンテンツを相互移動させるという面に視点を注ぐなら、ある程度の編集センスさえあれば、メディアをまたいでコンテンツを婚姻させつづけることは不可能ではなくなっている。
(中略)
メディアがあるところコンテンツがあり、コンテンツがあるところ自分なりの編集ができ、自分なりの編集ができるのなら相互編集メディアが、ウェブであれ、アニメであれ、音楽であれ、その分野の空き地をめがけて新たに芽生えていくことが可能なのである。
ともかくもそうした障害を乗り越えていく気さえあれば、コンテンツ・フューチャーはおおいにおもしろいものとなるはずなのだ。けれども、では最近のITコンテンツやメディア・コンテンツに目を見張るものがあるかといえば、その量の拡大にくらべて、質の愉快はおそろしく少ない状態なのである。
というところ。ぜひリンク先に飛んですべての文章読んでいただければと思います。
この書評自体が提起しているコンテンツの問題は非常に的確であり、本書を読んだあとに読者に考えてもらいたい内容と完全にリンクするようになっています(書評だから当たり前という話もありつつ、実はこういう深い書評というのは少なかったりしますよね。書評そのものが完全に一つの独立・連携したコンテンツになっているという二重構造的な……)。
とにもかくにも、最後の僕に対する檄文まで含めてこれ読んだときめちゃくちゃテンションが上がりました。いや頑張ってこの本作って良かった。
んでですね。2日(木)のトークショーなんですが定員にまだ全然達してないらしく(笑)、このままだと寂しい感じになりそうなので、なんか時間ありそうだ、松岡さんの書評読んで興味持ったという方がおられましたらぜひ今からでも間に合うのでお越しいただけると大変ありがたいです!
●小寺信良×津田大介 コンテンツの未来を探る対話集
『CONTENT'S FUTURE ポストYouTube時代のクリエイティビティ』出版記念 載せられなかった危ない話〜“CONTENT'S FUTURE" アウトトラックス
AV機器やテレビ放送など映像メディアのジャーナリスト小寺信良さんと、音楽とネットと著作権問題のオーソリティ津田大介さんによる共著『CONTENT'S FUTURE』翔泳社刊の出版を記念して、変革の時代を迎えたコンテンツとメディアの未来を探る対談形式のトークショーを開催します。
『CONTENT'S FUTURE』には収録できなかったキワドイ話題や、時事性の高い最新のトピックスを取り上げ、放送とネットが対立から融合へと激動する2007年、メディア・コンテンツ・クリエイターが抱えるさまざまな問題を浮き彫りにします。ライブならではのオフレコギリギリぶっちゃけトークにもご期待ください。
開催日時:8月2日(木) 午後7時スタート9時終了予定
開催場所:リブロ東池袋店内 カフェリブロ
募集定員:60名
参加費 :2,000円(ワンドリンク付)
申込み方法:リブロ東池袋店まで今すぐお電話で
03−5954−7730
トークショー終わったあと、参加者の方も交えてどこかの居酒屋で二次会できればと思ってます。
| お知らせ | この記事のURI | Posted at 02時29分 |
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