2008年08月22日(金)

8月27日(水)夜に、Googleストリートビュー問題を考えるシンポを開催します

MIAUでGoogleストリートビュー問題に関するシンポジウムを開催することになりました。個人的に今ホットな話題でいろいろ聞きたいところもあり、楽しみです。僕自身はパネル討論には参加しないですが、サービスの概要と問題点の解説で出演する予定です。

●MIAU公開シンポジウム「Googleストリートビュー“問題”を考える」

時下、ますます御健勝のこととお喜び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。

直前のご案内となり恐縮ですが、来たる8月27日(水)に下記のシンポジウムを開催いたします。多くの皆様に是非参加していただきたいと存じますので、よろしくお願いいたします。

8月5日、Googleは同社が運営する地図サービスの「Googleマップ」上に地上から見た道路の風景を表示する「ストリートビュー」機能を追加しました。便利で革新的なサービスであると評価する向きがある反面、肖像権やプライバシーといった人権的観点から、セキュリティ・防犯といった社会的な市民のリスクを憂慮する声まで、幅広い懸念が指摘されています。

意図せず写り込んでしまった人物や、個人の邸宅の内部、車のナンバープレートなど、グーグル社でも一定の対応はしているものの、ネットに一旦掲載されてしまった後で指摘を受け削除されたものも少なからずあります。日本に先駆けてサービスを開始した米国でも訴訟が提起されたり、またカナダではプライバシー保護法に抵触するのではないかと指摘されるなど、各国で議論を巻き起こしている状況です。

私どもMIAUは、ユーザー視点でこうした新しいウェブサービスについて考えていくべきとの立場から、まず「プライバシー」とは何なのか、そして「ストリートビュー」がその「プライバシー」に与える影響は如何なるものなのか、負の影響があるとしたらグーグル社が取るべき対策とはどういうものか―― といった論点を整理していくことが肝要だと考えています。おそらく、「プライバシー」のみならず技術・法律・社会の意識などを視野に入れなければならず、ストリートビューが是か非かという単純な問いでは収まらない問題でしょう。

そこで、各方面の専門家の方々のご意見を伺い、「ストリートビュー」を議論していく上で前提となる共通理解を築いていくことを目的として、今回のシンポジウムを開催させていただきます。

●日時:2008年08月27日(水)午後6時30分〜8時30分(午後6時10分開場)

●場所:杉並区 産業商工会館(杉並区阿佐谷南3-2-19)

※JR中央本線 阿佐ヶ谷駅より徒歩5分
 東京メトロ丸ノ内線 南阿佐ヶ谷駅より徒歩3分

●参加費:1000円(学生の方は学生証提示で無料)

●登壇者(50音順、敬称略):
河村真紀子(主婦連合会常任委員)
壇俊光(弁護士)
山田健太(専修大学准教授)

※上記登壇者以外の方も現在調整中です。

コーディネーター:中川譲(インターネット先進ユーザーの会・多摩大学情報社会学研究所研究員)


●参加申し込み:不要(会場に直接いらしてください)

●主催:インターネット先進ユーザーの会(MIAU)

●次第:
1. Googleストリートビューのサービス概要と問題点整理(10分)
2. パネリストより一言(15分)
3. パネルディスカッション(80分)
4. 会場及びネットからの質疑応答(15分)

●お問い合わせ先:MIAU事務局 info _at_ miau.jp (@に置き換えてください)

問題点整理という意味でも、おもしろいシンポになると思うのでこの問題に興味のある方はぜひご参加いただければ幸いです。

| お知らせ | この記事のURI | Posted at 19時04分 |

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