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- 音楽配信メモの更新は終了しました(2002.1.11〜2014.8.23)。
2007年04月22日(日)
今俺が毎日見てるオススメブログ
●P2Pとかその辺のお話
というブログ。更新頻度も高いし、単に海外の事例紹介だけでなく、バランスを取っていろいろなニュースを紹介して、なおかつそうしたニュースに対する優れた論考も書かれてるのが素晴らしい。もっとこういうブログが昔からたくさんあれば良かったのにねぇ。
音楽配信メモはよほどのことがない限り閉鎖することはないと思うけど、更新頻度についてはわからない、というのが実情。情報や事例紹介や、それに対する論考などを定期的に読みたい人は「P2Pとかその辺のお話」を読むといいと思います。
音楽配信絡みのコラムは毎号Mac PeopleとINVITATIONに連載しているのでそちらを読んで頂ければ。あ、あと日経産業新聞に1カ月に1回くらいの頻度で「デジタル時評」というコーナーに書いてます。
2006年08月04日(金)
はてなの音楽ブログが地味にヤバい
この前紹介したPOP2*0がヤバいのは、音楽フリークの中でもはや既に常識であることは当然として、音楽業界に興味がある人も、この↓エントリは読んでおくべき。
●教科書には載っていない「極私的A&R論」(POP2*0(ポップにーてんぜろ))
よく使われるA&Rだが、日本ではヘンテコな感じで定着しちゃっている音楽業界カタカナ英語の筆頭格だろう。エントリでも触れられているが、そもそも「ディレクター」「プロデューサー」の意味も、日本と欧米とは違うのだから推して知るべし、であるのだが。
このエントリの中で触れられている丸さんのブログだが、「ウォークマン」が音楽業界に与えた影響を語っている一連のシリーズが面白い。
●ウォークマン(丸山茂雄の音楽予報)
●ウォークマン その2(丸山茂雄の音楽予報)
●ウォークマン その3(丸山茂雄の音楽予報)
●昨日の続き(丸山茂雄の音楽予報)
最後のエントリの方に行くに従って、本筋からずれているようでずれてない話になっていっているのが最高。このブログにロックを見た。
あとは最近ねー有用な音楽はてなダイアリーというとやはりとみぃの宮殿 2.0なんだろうなと思う。
俺がそそのかした張本人とはいえ、田中さんのブログは更新頻度と文章量がヤバ過ぎる。あと1カ月も更新すればすぐに書籍化が可能だろう。カルチャー系の出版社は早いところ唾を付けておいた方がいいのでは。
すっかり更新ご無沙汰で過去ログの移管すらまだ十分でない(頑張ってこまめにやっているのだが、まだ2002年10月だ)音ハメだが、やはりここは音楽ブログの一層の充実を図るべくはてなに移行するべきなのだろうか。
皆さんもはてなダイアリーでオススメの音楽ブログがあったら、ぜひぜひコメント欄やトラックバックで教えてください!
(追記)
ということで教えてもらった2つ。
●視基aB
●野村誠の作曲日記
淡々としかし中身としては濃い内容が更新されていくブログはいいよね。
(さらに追記)
●「はてな」の音楽系ブログで面白そうなところを紹介してみる(愛・蔵太の少し調べて書く日記)
愛・蔵太さんにたくさんピックアップしていただきました。素晴らしい!
ああそういえばyomoyomo日記は音楽・将棋・犬を愛でる日記でしたね。忘れてました。
2006年07月21日(金)
『電子音楽 in JAPAN』の著者田中雄二氏がブログ「POP2*0(ポップにーてんぜろ)」を開設
●POP2*0(ポップにーてんぜろ)
「在野の音楽映像快楽探究家」にして、有能な雑誌編集者、そしてテクノポップの生き字引として『電子音楽in JAPAN』や、『電子音楽 In The(Lost)World 』といった名著を書かれた田中雄二氏が、ついにブログを開設。以前から田中さんの持っている知識がウェブ上で共有されて、そこから新しい音楽の「集合知」が生まれていけばおもしろそうだなーと思っていたので、今このタイミングで彼の持つ膨大な記事や知識のアーカイブが公開されるのはベストなんじゃないかと。
いやぁこれだけ濃密な情報がオンラインで読めてしまうのだから、まったく良い時代ですよ。実は田中さんは昔「ホームページ」の形式で、さまざまな記事を公開していたのだとか。しかし、(情報としてニッチなジャンルのものであったということもあったのか)そこからなかなか広がりがなく、結局、ネットでの公開は止めてしまったという経緯があるそうだ。そのあたりの経緯は私が今どきブログを始めた理由というエントリに詳しい。これは20年来様々なカルチャー雑誌の最前線で闘ってきた雑誌編集者が昨今のネット・ブログブームをどのように見ているのか、という意味でも貴重なエントリと言えるだろう。
いろいろな葛藤が彼の中でもあったと思われる。だが、結果として田中さんはブログの可能性を選んだ。それは、やはりブログの持つ情報発信ツールとしての敷居の低さと、自動リンク生成システムによる2.0的つながりの可能性に賭けてみようと思った部分が大きいのではないか。今は、ブログ時代になりPermalinkが当たり前になったこととソーシャルブックマークの隆盛により、良質な記事であればすぐに第一線で勝負できるような環境が整った(そこまで、SBMはコモディティ化してねーよという話もあるかもしれないが、そもそも田中さんの書くような記事に興味があるような人はSBM的なものに対するリテラシーも高くなるんじゃないの、という前提もある)。彼のような人をネットに「戻ってこさせた」という意味で、ブログやソーシャルブックマークには大きな意味があったんだろうなぁと素朴に思う俺ですよ。
とにかく要注目のブログの登場ということでひとつ! 俺ももうちょっとサイト頻繁に更新しなきゃな……。
ちなみに田中さんに「ブログサービスどこがいい?」と聞かれて、迷うことなくはてなダイヤリーをオススメしておいたのはこの僕です! はてな最高!
はてな運営スタッフは一刻も早くこんな人も書いてますコーナーにこのブログを登録するといいと思うですよ。
2005年08月12日(金)
2ちゃんねるに「音楽配信板(仮)」が登場
●音楽配信板(仮)@2ch掲示板
おーこれはなかなか面白そう。なかなか音楽配信について本音で語れる場って少ないから、普通に喜ばしいことだと思いますね。誰か「音楽配信メモってどうよ?」スレ立ててください。速攻でDAT落ちするかな……。
(追記)
立 っ て た。ちなみに4は俺じゃないので。
あと、明らかに関係者と見られる書き込みも。いや、マジでレコード会社の音楽配信担当者って本当に人数少なくて、どこもマンパワー足りなくて大変ってのは本当だから、これはかなり事実に近いだろうね。でも、あまりにも担当者少ないからおそらくこの書き込みした人すぐ特定されるんじゃないかな……。某レコード会社の人みたいにバレて大目玉とかならないよう注意してくださいね。
2004年12月25日(土)
fuckin'JASRAC.com -JASRACとかヲチしてみるサイト-
最近増えているわかりやすいアンチJASRACサイト。2ちゃんねるのJASRAC関連スレッドがまとめられていて、なかなか便利。
言葉悪いし、聞くに値しない意見も多いけど、中には鋭い意見も混じってる。ネット上ではJASRACがこう見られているってことを知るには最適かと。むしろ、これだけ多方面から「バグ出し」してもらってたら、改革していくべきポイントも分かりやすいとも言えるわけで。JASRACの若手の人とか、JASRAC以外の管理業務に携わる人は読んでおくと良いのではないかと。
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