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  • 音楽配信メモの更新は終了しました(2002.1.11〜2014.8.23)。

ナタリーってこうなってたのか 表紙

ナタリーってこうなってたのか

大山卓也 著 / 双葉社

ISBN:978-4575307009 / 版型:18.2×12×1.2cm
ページ数:184ページ / 定価:1080円(税込)

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2004年11月12日(金)

30〜50代に音楽の魅力を…「LIFE−」プロジェクトが始動

音制連によるプロジェクト。エルダーマーケットへのマーケティング不足はここ数年ずっと言われてきたことで、制作者側が大々的にこういうプロジェクトを行う(きちんと会見まで行ってやる)ことの意味は少なくないと思う。うまい形で結実させて欲しいけど、実はこのあたりの層って、リスニングスタイルが「大人」だとは限らないんだよね。40近くでテクノバリバリ聴いてクラブ行ってるなんて人もいれば、オレンジレンジ聴いてるおっさんなんてのもいるし。多様化したニーズはあるけど、単純にそれがCD購入っていう形につながりにくくなっている部分が大きいような気が。コンテンツの提示戦略を立てるというより、販売チャネルの戦略を考えた方が現実的に数字に結びつくような気はするがどうか。

| コンテンツ戦略 | この記事のURI | Posted at 22時13分 |

日本版iTunes Music Storeは来年の夏?

山崎潤一郎氏のブログで、日本版iTMSが始まる時期についての推測が。以下引用。

先日、アップルコンピュータのある幹部と会食をした際、希望的な観測としつつも「来年の夏までにはなんとかしたい」といった、有難いお言葉も聞けたし、ますますもって楽しみだ。

ここ1カ月くらいでたくさんの雑誌に音楽配信やらCCCDについてのことを書いた。どの原稿でも「来年音楽業界がiTMSを認める方向に行くのは間違いないだろう」といった趣旨のことを書いているが、実際のところ具体的に始まる時期については俺も分からない。今後の調整次第といった感じのようだ。

山崎さんは「夏」と推測しているが、俺もそれくらいだとは思う。第二四半期から第三四半期の間くらいで調整されるんじゃないだろうか。あとは価格がどうなるかだよね。日本の場合、さすがに99円というわけにはいかないだろうから、現在Moraで提供されている楽曲のうちの最低価格である150円あたりに統一して落ち着かせるのではないかと思う。

| 音楽配信 | この記事のURI | Posted at 19時40分 |

Amazonの「輸入盤掘り出し市」、ジャンル&取り扱いタイトル増強

古めのロックやジャズなどが中心だったAmazonの輸入盤掘り出し市、かなりバラエティが増えてます。Dance & Electronicには中古盤にあまり出回らず、値崩れも起こしにくいテクノの名盤がいろいろ登録されてて、しかもかなり安い。ちょっと前まで掘り出し市はセールと比べると高いという印象(価格帯の中心は1300〜1500円前後)があったんだけど、最近の円高傾向を反映してか、一時期のセール並みの値段に下がった(1100〜1300円前後)感じ。UK盤も安くなったねぇ。

| Amazonネタ | この記事のURI | Posted at 18時38分 |

東芝EMI、Mora/MusicDropで10回までのCD書出しを許可

先日投稿した記事のWeb版ニュース記事が。Windows Mediaを使ったレーベルゲートの音楽配信MusicDropの方でも同じポリシー(CD-Rへの書き込みが10回までOK、WMA対応機器へのチェックアウト回数が無制限)で運用される。このポリシーが音楽業界でスタンダードなものになれば、あとはサービスレベルでの競争が起きるだろうし、最終的には価格的にも下がっていく方向になるだろう。いずれにせよ当分は音楽配信で儲けることなんてできないんだから、2〜3年は「種まき」の時期だと割り切って、価格的にも使い勝手的にも消費者にとって魅力あるサービスを実現して欲しいところ。

| 音楽配信 | この記事のURI | Posted at 18時03分 |

Moraで東芝EMIの楽曲がCD-Rバーニング可能に

以下上記リンク先より引用。

楽曲使用ルール変更のご案内

2004 年 11 月 17 日(水)正午より、 Mora でダウンロード可能な東芝 EMI 様の楽曲について、楽曲使用ルールが変更となります。新しい楽曲使用ルールは以下となります。

・OpenMG対応機器への転送が、回数の制限無く行うことができます。
・音楽CDとしての書き込みが、1曲につき10回まで行う事ができます。

※ 2004 年 11 月 17 日正午より前に購入されました楽曲につきましては、上記楽曲使用ルールでのご利用はできませんので、何卒ご了承下さいます様お願いいたします。

※他のレコード会社様の楽曲使用ルールにつきましては従来通りとなりますが、変更がある場合は実施日の約1週間前よりこのページにてお知らせいたしますので、この件に関するお問い合わせは、ご遠慮下さいます様お願い申し上げます。

11/17(SonicStage2.3 for Mora配布開始時)から、Moraで提供されている東芝EMIの楽曲がCDバーニング可能(10回まで)&OpenMG対応機器へのチェックアウトが「無制限」になる。

いやー思ったより早かったね。予想していた通り、東芝EMIがバーニング認めましたか。CCCDやりながらバーニングもやるってのは整合性って意味では訳わからないけど、悪い話じゃないし、本気でデジタル音楽に注力していくって姿勢が伺える。さて、ほかのレコード会社はどうなるかな?

| 音楽配信 | この記事のURI | Posted at 00時03分 |

2004年11月11日(木)

フジテレビ、洋楽7万曲の著作利用権を取得

出版権をシンコーミュージックから買い取ったってことなのかな。フジはスカパー!もあるし、そっちやブロードバンド放送をにらんでのことなのかもね。

TrackBack経由でMusicman-netの詳細記事を発見。やっぱり出版事業なのね。
フジテレビ、フジパシフィック音楽出版「フジ・ミュージックパートナーズ」設立〜シンコーミュージック・グループ保有の洋楽音楽出版事業営業を譲受

| コンテンツ戦略 | この記事のURI | Posted at 14時14分 |

XTCの公式サイトで「フィギュア」が販売開始

えー、中日ドラゴンズ&XTCのファンサイトとしておなじみの音ハメですが、こんな情報を入手しました。

XTCの公式サイトでフィギュアを売りに出すのだとか。んなもん出すなら、早く新作出しやがれって気もするんですが……・

以下リンク先より引用。

シリーズ第1弾として、デビュー作『ホワイト・ミュージック』発表時のバンド編成、アンディ・パートリッジ(Vo,G)、コリン・ムールディング(B)、テリー・チェンバース(Ds)、バリー・アンドリュース(Key)の4人を担当楽器とともに模った『No.1:White Music』(写真)が発売されます。もちろん、今から20年以上前であるデビュー時のフィギュアなので、容姿は皆若いです。予約は公式HPのココで現在受け付けており、今ならアンディーとコリンのサイン付きとなる予定。価格は日本円で約1万2千円ぐらいとなる予定で、発送は12月4日から随時行なわれる予定とのこと。

XTC関連のものはかなり揃えてるんですが、さすがにこれはなぁ……。そういや昔スターライトヨシキなんつーものもありましたね。あとは尾崎豊フィギュアとか。

さすがにこのXTCフィギュア、自分で買うのはアレですが人からプレゼントでもらったらすげーうれしいと思われます。11月15日は僕の31歳の誕生日なんで、誰か僕にXTCフィギュア、ください。あ、スターライトヨシキでもいいよ。

これって第1弾がWHITE MUSICってことはアルバムごとにフィギュアもリリースしてくってことなのかね。だとしたら、真面目な話俺の音楽人生を変えたBlack Seaのフィギュアが出たら、それくらいは買っちゃうかもなーとは思う。1万2000円か……。

| 小ネタ | この記事のURI | Posted at 09時05分 |

2004年11月10日(水)

音楽配信で買った曲がCD-Rに焼ける「SonicStage 2.3 for Mora」提供開始

ついに歴史的な日が来たよ。Moraで買った楽曲がCD-Rに焼けるようになる!(かも?)

とりあえずMoraから届いたプレスリリースより抜粋転載。

レーベルゲート、高度に統合された音楽ソフトウェア
「SonicStage 2.3 for Mora」をインターネットで無償配布開始


株式会社レーベルゲート(本社:東京都港区 代表取締役社長:高堂学 以下:レーベルゲート)は、音楽ダウンロードサイト「Mora [モーラ]」対応の音楽ダウンロードソフトウェアとしてソニー株式会社様(以下:ソニー)が開発した「SonicStage(ソニックステージ) 2.3 」をカスタマイズし「SonicStage 2.3 for Mora」として、2004年11月17日より同サイトの特設ページから無償でダウンロード可能にいたします。

「SonicStage」は、CD音源、楽曲管理はもちろん、著作権管理方式であるOpenMG方式に対応したポータブル音楽プレーヤーとの連携が可能な統合音楽ソフトウェアとして、ソニーがこれまで同社の製品に付属する形でユーザー配布を行ってきたものですが、今回インターネット上から自由に入手できる音楽ソフトウェア「SonicStage 2.3 for Mora」として、レーベルゲートが無償で配布を開始することとなりました。これにより音楽ユーザーの皆様にとっては、デジタル音楽コンテンツの入手・管理・活用が簡単・気軽にでき、現在の音楽ダウンロードサービスの利便性がさらに向上することで、音楽ダウンロード市場がより大きく育つ一助となることを確信しております。

また、今回の無償配布に合わせ、従来は未対応となっておりました「音楽CD作成」および「ポータブル音楽プレーヤーへの転送回数無制限」といった配信ルール設定ができるようになりました。これにより、今後レコード会社様の配信ルールに変更があった場合、速やかに対応することが可能となります。

【SonicStage 2.3 for Mora 無償配布開始の背景と今後への期待】

レーベルゲートはこれまでMoraサイト上において、無償でダウンロードできるOpenMG対応のソニー製音楽ダウンロードソフト「MAGIQLIP 2」を推奨して参りました。しかし、対応ポータブルプレーヤーへの転送機能が無いこと、また多数の音楽ファイル管理には不向きであることなどがあり、ユーザー、レコード会社の皆様からは改善を求められておりました。その為、パソコンでのOpenMG対応の音楽ファイルの扱いについては、ユーザー、レコード会社様の利便性などを考慮して、「SonicStage」をMora推奨ソフトウェアとして広く無償で提供し、音楽ダウンロードサービス環境改善の一助としたい、という計画を進めて参りました。

「SonicStage」は、ダウンロード購入から音楽ファイルの管理、ポータブルプレーヤーへの転送までがワンストップ・ソリューションとして直感的に理解でき、しかも使いやすく多機能なソフトである為、これをこの度「SonicStage 2.3 for Mora」としてインターネットで無償配布させて頂く事で、ユーザーの皆様に音楽ダウンロードサービスを「気軽に触って・使って」頂けるようになります。これによってユーザーの皆様にサービスの仕組みをより理解して頂き、「思い立ったらその場ですぐにダウンロードして、すぐにポータブルプレーヤーに転送して外で音楽を楽しめる」という音楽ダウンロードサービスの魅力を、より多くの音楽ファンの皆様に強くアピールできることを期待しております。

【SonicStage 2.3 for Moraの詳細】

◎対応OS(推奨) : Windows XP Media Center Edition 2005 / Windows XP Media Center Edition 2004 / Windows XP Professional / Windows XP Home Edition / Windows 2000 Professional

◎著作権保護 : OpenMG方式

◎音楽取込み機能 : CDリッピング、ネット ミュージックストア(Mora)、PC内音楽ファイル取込み対応

◎対応音楽フォーマット : OpenMG Audio形式(ATRAC3、ATRAC3plus、PCM)、OpenMG形式(ATRAC3、ATRAC3plus)、MP3形式、WMA形式、WAV形式

◎CDDBを利用した音楽CD情報の取込み機能

◎音楽ライブラリ管理機能(アルバム名、アーティスト名、ジャンル名、登録日時など)、音楽ファイル検索機能

◎OpenMG対応ポータブルオーディオ、メモリースティック(MagicGate機能付)に音楽ファイル転送/戻し入れ機能(Check in / Check Out)

◎CD作成機能(音楽CD、ATRAC CD)

◎バックアップ/リストア機能

簡単に言えば、これまではVAIOやNetMD、ネットワークウォークマンにしか付いていなかった専用ソフトのSonicStageをiTunesと同じように無償配布し、音楽配信でダウンロードしたりリッピングした楽曲を管理する「ハブ」にする戦略を取ったということ。

(著作権保護思想から)今まで想定されていなかった音楽配信で購入した楽曲のCD-Rへの書き込みが技術的に可能になり、転送回数も無制限にできるという方向性が(他ならぬレーベルゲート・Mora自身から)示されたということは、日本のレコード会社主導の音楽配信が「iTunes Music Store(iTMS)並みにユーザーフレンドリーなサービスになる」ということを意味している。

もちろん価格とカタログの網羅性って意味ではまだまだiTMSとは比較にならないけど、これらの方は比較的解決が容易(価格はかなり下がってきてるし、150円くらいまでならすぐに下げられるだろう。カタログについても、ゆるやかではあるが随時増えてるしね)だ。それより根本的なDRMの考え方について柔軟な姿勢を示したという事実が重要。

もちろんこのバージョンアップは「来年に上陸するかも」と噂されているiTMSへの牽制の意味もあるだろう。そりゃ欧米と同じ価格、DRM水準で日本に上陸したら誰も使いづらい日本の音楽配信なんて見向きもしないもんね。そういう意味では今回のこの決断は至極真っ当な判断だし、iTMS上陸の噂を裏付けたとも言えるよね。

ただ、すぐにMoraで提供されてる楽曲がすべてCD-R書き込みができるようになって、チェックアウトが無制限になるかどうかは微妙なところ。

で、確認してみました。とりあえずSonicStageの開発元であるソニー広報に問い合わせたところ「音楽配信で買った曲が焼けるようにはなるが、どの楽曲がCD-Rに焼けて、転送回数が無制限になるかは各レーベルの判断になるので、現時点で具体的な回答はできない」との回答を頂きました。(あと、ソニーのサイトでは17日のSonicStage 2.3 for Moraの提供に先駆けてSonicStage 2.3のアップデートプログラムが提供されてますね。広報でなくサポセンに電話して確認したら、「SonicStageがバージョンアップしてもMoraの楽曲はCD-Rに焼けない」と言ってたので、現場でもこのあたり混乱してる模様。そういや2ちゃんねるを中心にVAIO向けのSonicStageだけMoraで買ったCD-Rが焼けるなんて誤情報が一時出回ったりしてたね。このあたりはかなりややこしい話で、恐らくサポートの現場でも正確な情報が周知されてないんだと思う。今回もそうならないことを祈るのみです)

このプレスリリースを読むと「CD-Rに焼くことと、転送回数無制限がSonicStageでできるようになった」としか書かれておらず、具体的にどのレーベルの楽曲がCD-Rに焼けるとか、全部の楽曲がそうなるとか、レーベルゲートが今後どういう方針で楽曲を提供していくのかということは書かれていない。それでも、あえてこういうプレスリリースを出すということは、恐らくそういう方向で各レーベルと交渉しているのだということは予想できる。だって、そうじゃなきゃわざわざプレスリリースにする意味がない。たかがソフトの仕様変更だよ?(……いや、仕様変更はプログラマーにとって結構重要な問題かもしれないけど、これの場合レーベル側からしたら今までと同じことをやりつつ、その上で選択肢が追加されてるに過ぎないから)レーベル向けに1枚FAX流せば済む話。

あとはレーベルがどういう判断をするか、だ。少なくともiTMSに前向きと言われている東芝EMIとかエイベックスとかコロムビアあたりはあっさり許可しそうな気もする。レーベルゲートで中心的な役割を果たしているSMEも恐らくは許可する方針だろう(MoraとMusicDropには許可して、iTMSには参入しないなんて選択もあり得る)。いずれにせよ、ここの部分は早く明らかになって欲しいところ。買ったけど全然聴いてない俺の「Musicology(音楽配信で先行発売されたプリンスの新譜)」を早くCD-Rに焼いてカーステレオで聴きたいよ。

CD-Rに焼けるようになれば、それをiTunesでリッピングしちゃえばiPodに簡単に転送できるから、ちょっと手間は増えるけどiPodユーザーもMoraで買った楽曲を楽しめるようになる。CDバーニングって手軽なバックアップ手段だったり、ノンパッケージコンテンツに可搬性をもたらしてくれるものだったりするけど、実はDRMやらOSやら配信フォーマットやら、そういう様々な「垣根」を越えて媒介になってくれる究極のクロスプラットフォーム環境でもあるんだよね。現時点ではそれをもっとも現実的に実現してくれるソリューション。この視点を持ってる人って意外と少ない。

別にCDバーニングできたからってそんなに頻繁に焼いたり、焼いたものを友人にばらまいたりなんてしないんですよ。実際問題。そうじゃなくて買った楽曲でいざ何かしようと(カーステレオで聴こうとか、パソコン買い換えようとか)思ったときにCDバーニングできるかできないかで、「できること」がかなり違ってくる。これがポイント。ここでユーザーが「なんだ音楽配信って不便だな」って思っちゃうと、その人は(サービスレベルが変わらない限り)二度と音楽配信を使わないわけで。

とりあえずユーザーにCDバーニングさせておけばサポートコストも削減できるんじゃないのかな。日本のレコード会社、音楽配信事業者が「CDバーニング」ということを現実的に考え始めたという意味で、この発表の意味は大きいし、喜ばしいことだと思う。

ま、本音を言えば「ちょっと遅すぎたかな」という気もする。けど、それでも日本の音楽配信がようやくまともな方向に行きそうだってことはきちんと評価してあげなきゃね。

日本の音楽業界がCDバーニング認めたら、そりゃCCCD出してる場合じゃないわな。もちろん違法コピーの問題ってのはこれからもついて回るけど、それはそれとしてもっと本質的な問題(ソフトの価格だったり、ユーザビリティーだったり、デジタル音楽の可能性だったり)を議論できる環境がようやく整ったって感じですわ。

| 音楽配信 | この記事のURI | Posted at 16時02分 |

【特集:私的複製はどこへいく?】対談 小寺信良×津田大介

各方面からリンクされまくりの小寺さんと僕の対談が完結しました。通して読むと結構なボリュームですが、するする読めるとは思うので、音楽とか映像の著作権周りに興味がある人はぜひお読みくださいませ。

対談 小寺信良×津田大介(1)――「CCCDはみんながやめたいと思っていた」

対談 小寺信良×津田大介(2)――音楽ファンとレコード会社の“思い”は、なぜすれ違うのか

対談 小寺信良×津田大介(3)――コンテンツ業界は今、なにをするべきか

対談 小寺信良×津田大介(最終回)――著作権問題に、解決の糸口はあるか?

小寺さんは先日新潟のケーブルテレビに番組編集のボランティアに行ってきた渾身のレポートをITmediaに寄稿されてます。かなり興味深く、批判されがちな被災地でのマスコミの在り方などいろいろなことを考えさせられる内容になってますので、ぜひご一読を。

| 著作権 | この記事のURI | Posted at 04時40分 |

2004年11月04日(木)

なかなかの名言だと思う 「利便性と音質の戦いなんて、1955年に勝負がついてる」

某所に書いた日記より改変転載。

http://music4.2ch.net/test/read.cgi/musicnews/1096416538/
2ちゃんねるのCCCDスレより。この253の意見はなかなか鋭いと思った。

252 名前:読者の声[sage] 投稿日:04/10/07 18:07:07 ID:AsldBCwR
SACDもDVD-Aも、意義のある手順とマスターからイイ仕事するとこのやつ聴くと、たしかに音質はすごくいいんだよな。個人的には、音楽に金を払うのは楽しみでもあるので、携帯オーディオにおとせなくても買っていくつもりではあるが…

現状の流れでは、普及は難しいだろうなぁ。

高音質で音楽を楽しむのは単純に快楽であるのに、木を見て森をみず、というような論調でバカにして、拘るひとはパラノイア扱い。「音質にうるさいやつは、音楽を楽しんでいない」なんて風潮を生み出したのは、メーカーなわけだしな。お先真っ暗だよ。


253 名前:読者の声[sage] 投稿日:04/10/07 19:22:51 ID:RLCgG8O9
>>252
音がいいだけでOKならSPはLPにならなかったしLPはCDにならなかった。

SPとLPの差は同じ音質で、一インチ当たりに刻める溝の数の差がLPの方が単純に倍近いというのが最大のメリットだしだから、SPで高音質化を狙おうとすることだってできた。ただ、そうすると利便性を著しく落とさなければならなかったので(高音質化を極めると片面一分くらいしか録音できない上に落とすと割れるので可搬性も低い)SPはLPに勝てなかった。

利便性と音質の戦いなんて、1955年に勝負がついてる。いまさら利便性の低いメディアに誘導できると思うこと自体どうかしてる。


先日、SMEの秦氏にインタビューしてきたんだけど、まさにそんな話題になった。しかし、問題意識としてはレコード会社の人もそのあたりのことはわかってはいるものの「次の一手」が何かということになると本当に不透明になってしまうのだ。そこで行き先ヘタに間違えちゃうと、業界規模がそれこそ10分の1になっちゃう可能性だってあるしね。

俺は外野から適当に文句付けてりゃいい立場なので、ある意味気楽と言えば気楽だけど、もし自分がその「次の行き先」を誘導する責任者になったら、めちゃめちゃ悩むとは思う。

秦氏はいみじくも、大手メジャーにあってインディーズにないものは「限りなく高品質・高音質な音楽を提供すること」と「マーケティング力」と言った。現時点では確かにそうだろう。でも、高品質・高音質な音楽っていうパラダイム自体がもう既に変わりつつあるし、現状の会社規模でマーケティングに割ける予算と費用対効果がどれだけあるのかという疑問はある。

CCCDやめたのは英断だとは思うが、個人的な印象としてはもうちっと早くても良かったかなという感じ。ただ、取り返しが付かなくなる前のギリギリのタイミングではあったような気はする。これは俺の感覚的なもので、印象論でしかないけどね。

| この記事のURI | Posted at 04時46分 |

2002年10月01日(火)

2002-10-01のニュースクリッピング

CD価格めぐり、ソニーMなどに制裁金(ZAKZAK)
RIAA的には寝耳に水っぽい和解だなぁ。日本の半分くらいの価格でCDが変える米国で「消費者が不当に高いCDを買わされていた」ねぇ……。ま、再販制度がある日本じゃ意味ないけど、CDがなぜ売れないのかっていう1つの資料としては有効だよね。別に高くてもCD買いますよ。高い買い物でいいから、安心して買えるもん売ってください。

Retro Game Music Streaming Radio
85年〜96年のレトロPCゲームミュージックをSHOUTcastを使って配信するネットラジオ局。こうしてみると、古代祐三は芸歴長いねぇ。

Liquid Audio、MSに特許売却(ZDNet)
米Liquid Audio、デジタル音楽配信技術の特許をMicrosoftに売却(INTERNET Watch)
MSは本気で音楽メディアのデファクトを狙ってるみたいね。前発表されたMS製のCCCDって、コピーガード部分にマクロビジョンのSafeAudio、WMA埋め込みの部分にMIDBARのCDS、それらを組み合わせて作る技術らしい。でも、これでRedbook規格内なんて本当に実現できるのだろうか。そういえば、そろそろ発表されるというウワサが絶えないSME(ビクターも?)のCCCDに使われるであろうKey2Audioは、コア部分はSafeAudioの技術が使われていたような気が。あ、ここに記載がありますね。SafeAudioはCDSよりかは評判いいみたいだけど、マクロビジョンものって、画質への悪影響が取りざたされることが多いし、ガードとしての強度も低いから、最悪グダグダなものになっちゃう可能性もあるよね。やっぱソニーとPhillipsが新しい規格作るしかないんだろうけど、ほかのメーカーは追随したくないだろうしなぁ。そういう意味で、今のMSの立ち位置って凄く美味しいところにいる気がする。

米国の音楽業界、有名アーティストを起用した違法ダウンロード撲滅キャンペーン(INTERNET Watch)
なんかいちいちこういうニュースにコメントを付けるのが馬鹿馬鹿しくなってきた。ネタはあれども新鮮味が欠如してくるってのはサイト運営における重要なファクターですね。

アップル、音楽制作ソフト『Logic』のウィンドウズ版提供を打ち切る(HotWired)
長年のMacユーザーのWindowsユーザーに対する怨恨が最後に吹き出していていい感じ。

Britneyが鼻糞声でウンコをもらす時(mp3 Hollywood)

NMRC、「歌手名の利用は侵害ではない」(mp3 Hollywood)

Intertainer、大手映画会社を提訴(mp3 Hollywood)

| この記事のURI | Posted at 00時00分 |

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