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  • 音楽配信メモの更新は終了しました(2002.1.11〜2014.8.23)。

ナタリーってこうなってたのか 表紙

ナタリーってこうなってたのか

大山卓也 著 / 双葉社

ISBN:978-4575307009 / 版型:18.2×12×1.2cm
ページ数:184ページ / 定価:1080円(税込)

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2005年08月18日(木)

iTunes Music Storeで「50円」のアルバムが大量放出?

サービス開始当初は1円で買える曲があったり、かなりデータベースにトラブルを抱えていたiTMSですが、なぜか今「50円」で購入できるアルバムが結構出てきてるみたいです。

代表的なのは以下の作品あたり

COMPLEX / COMPLEX BEST
「Be My Baby」ヤバス! ブックオフより安いなーこれ。

大黒摩季 / COPY BAND GENERATION, Vol. 1
大黒摩季のカバー盤。

忌野清志郎 / レザー・シャープ
忌野清志郎 / Good Bye Emi
清志郎の2作品だけがなぜか50円に。Good Bye Emiが50円ってのはなんか皮肉というか象徴的というか……。

RCサクセション / Beat Pops
RCサクセション / Feel So Bad
RCサクセション / Marvy
RCサクセション / OK
RCサクセション / コブラの悩み
RCサクセション / ティアーズ オブ クラウン
RCサクセション / 楽しい夕べに
RCサクセション / 初期のRCサクセション
清志郎のみならずRCのアルバムが50円で大量放出。うわーこれはすごすぎる。

高野 寛 / Exta Edition
高野 寛 / Rain or Shine
高野 寛 / Ring
高野 寛 / Timeless Piece - Best of Hiroshi Takano
高野 寛 / Th@nks
高野 寛 / Sorrow and Smile
高野 寛 / I (ai)
高野 寛 / Awakening
高野寛はほとんどのアルバムが50円に。


ほかにもこのあたりが
EPO / カウイ -唄の谷-
上妻宏光 / Classics - EP
諫山実生 / 恋愛組曲~One and Only Story~
山口富士夫 / Atmosphere U
ムーンライダース / 最後の晩餐
ポケットビスケッツ / カラフル
ハイポジ / Com'on Summer
ザ・ゴールデン・カップス / ザ・ゴールデン・カップス・アルバム 第2集
ザ・ゴールデン・カップス / ゴールデン・カップス・スーパー・ライヴセッション (横浜ゼン)


本当に50円なのか、クレジットカードだと決済確定されるまでわからないのでギフトで1000円分の購入権買って新規アカウントで試してみたら、マジで50円でアルバムを丸ごとダウンロードできちゃった。ただし、順次対応しているようで上記リストの中で既に購入できないアルバムも出てきているようだ。出社して騒ぎになって昼前には対応完了とかそんな感じだろうか。

いろいろと50円アルバムを探して共通の条件を見つけた。全部東芝EMIで、リリース日が「2004/4/1」なんだよね。これって確か東芝EMIがdu-ubやめて、Moraに参入した日付だったような気がする。Moraに参入するときに大量に用意した旧譜のデータをiTMSに流用しようとしたときに、何らかの登録ミスを起こしてこういうことが起きたんじゃないかと推測してみる。2ちゃんねるとか見てるとどうやら今日登録された曲が全部こうなってるみたいね。普通の通販サイトと違って音楽配信は「物がなくて売り切れ」っていう現象が存在しないから、際限なく買われて損害が大変なことになるっていうリスクがある。これは結構バカにできない話。1人200曲くらい買って、それが1000人いるだけで20万曲! 損害が1450円としても3億円くらいの赤字になるのでは……。←計算間違えた。1人20アルバム買ったとして20×1450円(本来の価格である1500円−50円)=2万9000円 これが1000人いたら2900万円。1万人いたら2億9000万円か。

1クリックで買えるiTMSのインターフェースなんだからそのあたりの「リスク」は余計意識しておかなきゃいけないだろうに。

リスクマネジメントって意味では結局配信担当のマンパワーを増やして、チェック機構をきちんと働かせるしかないんだろう。結局、レコード会社の組織マネジメントの問題だよ。配信部署の冷遇が招いたある意味必然とも言える結果なんじゃないかな。この事件を機にレコード会社のトップが配信部署をいろいろな意味できちんとテコ入れしないと、定期的にこういう問題は起きるような気もする。


(追記)8:40
ほとんどのアルバムで対応(買えないようにする)は終わったみたい(でも、まだ中には買えるものもあるようだ)。アルバムチャートを見ても今の時点でCOMPLEX BESTが8位くらいだから、そこまで被害は大きくなかったのかな。

(さらに追記)
登録トラブルはまだ続いているみたいで、50円アルバム今日も結構登録されている模様。さすがにそれを探すのはアレなのでみなさん勝手に探してみてください。さてこの問題どうやって収拾させるのやら。コピーされたところで、一応5台までの制限はあるし、被害という意味では大したことないのかもしれないけど、「やっちゃった」人が誰なのかは気になるところだよね。どこがやったのか、そして著作権者にはどういう対処をするのか。

なんか漏れ聞こえてくる話を総合すると、日本の東芝EMIがエンコードした音源を米アップルに渡して、それを米アップルがiTMSのサーバーの載せるって話だから、アップルに渡すデータが間違ってたか、それとも東芝EMIが渡したデータは正しかったのにアップルがミスして登録したのかどっちかだよね。後者だった場合、上で書いた「マンパワー」の問題意識ってのはまったく的外れな指摘になるような気もするけど、でもiTMSみたいにこれまでとはまったく規模の違う配信サービスが主流になっていくことでこういう問題はいずれ起きるような気もする。

| 音楽配信 | この記事のURI | Posted at 06時03分 |

2005年08月16日(火)

東芝の20GB音楽プレーヤー「gigabeat G23」が激安価格で放出

B00080SC70東芝 HDDプレーヤー gigabeat G23 クリスタルブルー [MEG203(L)]


Amazonで詳しく見る
by G-Tools


iTMS開始で負け組感漂うWMA系プレーヤーはこういう投げ売りしないと厳しいですわな(15%還元もついてるし)。一応WMA系音楽配信へ対応してるけど、カタログ揃ってないWMA系音楽配信と組み合わせて利用するより、自分でCDリッピングして使いたい人の方が向いているかな。音質自体は結構いいし、コンパクトではあるから、iPodにこだわりがなくて、CDライブラリを激安で持ち歩きたいって割り切れる人にはオススメのプレーヤーです。

東芝もなぁ45%は出資してるんだから早くEMIから何とかして親会社の権利買い戻して、gigabeat事業と有機的な連動ができるようにすりゃいいのにね。あとはフミヤートよりもっとカリスマ的なミュージシャンとコラボやるとか……。

| Amazonネタ | この記事のURI | Posted at 03時17分 |

東芝EMIが導入を画策している(?)CDS-300に関するレポート

新CCCDについての検証(連邦)

いろいろ参考になります。CD-Rに焼いたものってこのCCCDと同じマルチセッションのCDが作られるのかね。

ちなみにメールで東芝EMIに今度の「セキュアCD」がCDS-300なのかXCPなのか問い合わせてみたんですが、何のお返事もなくなしのつぶて状態です。やっぱきちんとした媒体経由で聞いてもらった方がいいのかねぇ。

| CCCD | この記事のURI | Posted at 03時08分 |

2005年08月12日(金)

Wonder Jukeが9月末でサービス終了

Wonder Jukeサービス停止のご案内

このたび、「Wonder Juke」サービスは、2005年9月30日をもちまして、終了させていただくこととなりました。コンテンツの更新につきましては、2005年8月26日を最終とさせていただく予定です。なお、最終の更新は基本的にマガジン、ラジオの追加のみとなります。あらかじめご了承ください。

iTMSで1つの時代が始まり、さまざまなしがらみから時代を築けなかった悲運のサブスクリプションサービスが終了する。良いサービスだったんだけどなー。残念だ。次はエニ…ゲフンゲフン

| 音楽配信 | この記事のURI | Posted at 17時39分 |

日経デジタルコアでファイル交換ソフト・音楽配信について議論してきました

著作権主体のコンテンツ・ビジネスモデルは変わるか?――日経デジタルコアが議論(NIKKEI NET)

かなり白熱した議論で面白かった。音楽業界はきちんと音楽というものに対して理解があって、その上で興味深い分析を行っている田中先生みたいな人の意見にきちんと耳を傾けるべきだと思ったよ。

会場にはRIAJの人がたくさん来てたんだけど、俺の発言中や、発言した後にものすごい勢いで彼らからにらまれていたような気がしたんですが、きっと気のせいですよね。せっかくだから名刺交換くらいしたかったのになぁ……。

| 音楽業界全般 | この記事のURI | Posted at 16時34分 |

雑誌掲載情報

今週売りのSPA!とAERAでファイル交換ソフトとか、iTMSについてコメントしているので良かったら見てください。

| お知らせ | この記事のURI | Posted at 15時12分 |

2ちゃんねるに「音楽配信板(仮)」が登場

音楽配信板(仮)@2ch掲示板

おーこれはなかなか面白そう。なかなか音楽配信について本音で語れる場って少ないから、普通に喜ばしいことだと思いますね。誰か「音楽配信メモってどうよ?」スレ立ててください。速攻でDAT落ちするかな……。

(追記)
立  っ  て  た。ちなみに4は俺じゃないので。


あと、明らかに関係者と見られる書き込みも。いや、マジでレコード会社の音楽配信担当者って本当に人数少なくて、どこもマンパワー足りなくて大変ってのは本当だから、これはかなり事実に近いだろうね。でも、あまりにも担当者少ないからおそらくこの書き込みした人すぐ特定されるんじゃないかな……。某レコード会社の人みたいにバレて大目玉とかならないよう注意してくださいね。

| サイト紹介 | この記事のURI | Posted at 12時25分 |

2005年08月10日(水)

ラジオ&トークイベント出演予定&近況報告

近況的な予定をもろもろ報告しておくと。

●8月11日に発刊される『デジタルコンテンツ白書2005』で「音楽業界」のコーナーを担当しました。現状の音楽業界の分析と今後の予測が書かれています。音ハメ的な白書を読みたい人はぜひどうぞ。あ、ITmediaで取り上げられてる

●8月12日(金)午後1時30分〜2時30分くらいにTBSラジオの「ストリーム」に出演します。テーマはiTMSや音楽配信について。

●同じく8月12日(金)午後24時から僕らがやってる個人ネットラジオ「MOK Radio」をやります。今回はロックフェスの話とかiTMSの裏話とかいろいろするので、たぶんおもしろくなる予感! 話す話題は事欠かないだろうしね。

●8月16日(火)午後8時半過ぎのJ-WAVE「JAM The World」に出演します。こちらもiTMSの話題とか。

●8月26日(金)午後24時から僕らがやってる個人ネットラジオ「MOK Radio」をやります。この回は「DJ SABUKARU」さんと「DJ OTAKU」さんという豪華なゲスト2人を呼ぶ予定。MOKでサブカルVSオタクの最終戦争(←「最終戦争」をハルマゲドンと読むのはサブカル? それともオタク?)についに決着が……!?

●9月7日(水)午後7時から高円寺円盤で、こちらのBook Baton書いたときにめちゃめちゃアソシエイトで売れまくった『Jポップとは何か』の著者、烏賀陽弘道さんと一緒にトークショー“Jポップとは何か?”を行うことになりました。Jポップが何なのかは俺は正直なところわかりませんが、稀代のJポップ研究家である烏賀陽さんにいろいろと聞いていきたいと思ってます。ホント「Jポップとは何か」はめちゃめちゃ良い本だから、音ハメ読者でまだ読んでない人は必読でお願いしますよ!

【再放送】津田大介氏のロング・インタビュー(i-morley)
J-WAVEのパーソナリティーとしておなじみモーリー・ロバートソンさんがやられているPodcastingの番組に6月に出演したときの番組です。90分くらいある超長い番組なので、よっぽどヒマなときに聴くことをオススメします。

はてなブックマークではてなポイントを贈るにこのサイトを対応させてみました。長文のエントリとか書いたとき、おもしろいなと思ったらポイントもらえるとうれしいです。


そんな感じです。なんかしらないけど超忙しい。

| お知らせ | この記事のURI | Posted at 18時26分 |

東芝EMIがiTunes&iPodをモチーフにしたコンピアルバムを発売

東芝EMIってさ・・・(So Wh@t ?)
PLAY - DIGITALCM TUNES -(To Make It!)

新しい「セキュアCD」を導入することでおなじみの東芝EMIさんがセキュアじゃないCDの宣伝をiPodのインターフェースをもったデザインでやってます。

東芝EMIは前にもiPod ♥ Good Musicなんつーキャンペーンやって微妙に洋楽&iPodファンをムカつかせていたわけですが、その「天然ぶり」は相変わらずのようで。こんな特集ページ、CCCDを出してるレコード会社がやれる資格は一切ないよ。いやマジで。アーティストやアーティストが作る音楽そのものには罪はないけど、倫理の問題としてどうかと思う。

こんなことやりながら、萩原健太さんがCCCDに対して辛辣な発言するっていう理由でくだらない制裁措置とかやったりしてるんだもんね。制裁受ける前にビーチボーイズのライナーを健太さんが自主的に断ったりしてるしね。しかし、それがどれだけ断腸の思いだったのかということを考えると、この無邪気なiPod特集ページや、iPodのデザインを模したページを今ここにいたってもアップし続ける東芝EMIの担当者のセンスを疑わざるを得ない。親会社の方針でCCCDはどうにもならないけど、売れてるものには便乗したい? あなたがたにはプライドないんですか? って話だよね。

| CCCD | この記事のURI | Posted at 03時56分 |

2005年08月09日(火)

不完全版iTMS Japan配信アーティストリスト

アップルは「15社」とか語らず、いまだにiTMSのJ-POP配信アーティストがよくわからない状況が続いてるので、アルバイト君に頼んで現時点である程度わかるアーティストリストをまとめてもらいました。

itms-jpop.xls(Excel形式)
itms-jpop.csv(CSV形式)

内容は無保証であり、当然すべてのJ-POPアーティストを網羅できているわけではありませんので注意。何かの参考にどうぞ。

レーベルごとの参加状況見るにはWaste of Pops 80s-90sさんの8/7のリストが参考になります。以下便利なので転載。

□iTMS参加・積極派(値下げ○/DRM○)
avex trax
東芝EMI
B-gram/GIZA等Being系

□iTMS参加・様子見派(値下げ○/DRM○)
ユニヴァーサル(スピッツ・柴咲コウ等一部のみ)
コロムビア(一青窈のライブ音源のみ)

□iTMS不参加・配信積極派(値下げ○/DRM○)
ワーナー(ただし河口恭吾・メレンゲ等一部)

□配信積極&DRM慎重派(値下げ○/DRM×)
ソニー
ポニーキャニオン
フォーライフ(BENNIE K等一部、自社サービスでは大部分の楽曲を配信)
ビクター(MINMI・3B☆LAB等一部)
ドリーミュージック(平原綾香等一部)

□配信慎重派(値下げ×/DRM×)
トイズファクトリー(ゆずのみ)
BMGファンハウス(スキマスイッチ等一部)
徳間ジャパン(飯塚雅弓、吉川晃司のみ)

□限定配信(一部のみサービスで配信)
日本クラウン(オリコンでGacktのみ)
ZETIMA(MaxMuseのみ)
キング(自社配信サービスのみで配信)

| 音楽配信 | この記事のURI | Posted at 17時44分 |

東芝EMIが新型のCCCDを市場投入へ

東芝EMIがパソコンでの使用を考慮した音楽CDを販売に(CDJournal.com)

CCCDのイメージがあまりにも悪くなってしまったことから、「セキュアCD」と名前を変えて新型のCCCDを投入。これって伝え聞く話だと要するに単なるマクロビジョンの「CDS-300」らしいんだよね(しかし、海外ではEMIはXCP形式のCCCDを導入しており、その流れで考えればXCPと考えるのが普通だ)。 →結局CDS-300で確定みたいです。CDSの契約期間かなんかでも残ってたのかねぇ。

CDS-300とXCPについてはこのあたりを参考に。
Increase CD and Online Sales(Macrovision)
Macrovision、コピーコントロールCD技術「CDS-300」を発表(AV Watch)
Microsoft、CCCD作成用「Windows Media Data Session Toolkit」
−WMAをセカンドセッションに収録
(AV Watch)
音楽CDに違法コピー防止新技術「CDS-300」登場 - 自分のPCにのみコピー可能(MYCOM PC WEB)
マクロビジョン、CDのコピー防止機能をより柔軟に(CNET Japan)
音楽CD コピー防止の技(YOMIURI ON-LINE)

iPod非対応のコピープロテクトCD、売れ行き好調(ITmedia)

ソニーBMGとEMI、コピー防止付きCDの米国販売開始(ITmediaニュース:ソニーBMGとEMI、コピー防止付きCDの米国販売開始)

Foo Fighters の CCCD はアメリカでどう捉えられているのか?(いかんともしがたい)

Sony BMGが新しいコピー防止技術を密かに市場テスト中(what's my scene? ver.6.1)

CDS-300、XCPどちらの技術も要するにリッピングはコピー防止技術で防止しつつ、セカンドセッションCDクオリティのWMA音源と暗号解読用の鍵を入れておき、ネット認証なしでそれをPC上で再生できるようにする技術。イメージとしては「レーベルゲートCD2」に近い。

しかし、CDS-300自体は2003年に開発された技術で一番下の読売新聞の記事を読む限り、マクロビジョンの日本法人社長が出てきて「7月にはレコード会社への技術供与始める」とか言ってるんだよね(正しくは地の文だけど、新聞記事の作り方からいって、これは社長が言ったコメントを記者が地の文にしているだけだろう)。しかし、現実的に2003年7月には日本ではCDS-300のCCCDはリリースされなかったわけで。なぜ2年後の今CDS-300のCDを投入するのかという疑問はある。ま、「CD-Rに自由にコピーできるiTMSに楽曲を提供しろ」ということと「CCCDは継続して販売しろ」というのはどちらも親会社であるEMIの意向らしく、一見矛盾するこれらの方針について東芝EMIに聞いてみても歯切れの悪い答えしか返ってこないから、彼らもかわいそうだなーとは思うけど、iTMSがこれだけの盛り上がりを見せている中なぜ今新CCCDかって話だよね。いくら親会社の意向とはいえねぇ。ホントアジア人なめられまくってるな。あー、そういえば最近2ちゃんねるのCCCD関連スレッドでやたらCCCDを肯定する書き込みが目立っているのはこのこと無関係じゃなかったりするのかしらん?

しかし腹が立つのはCDS-300であろうがXCPであろうが、あくまでCCCDであることは変わらないわけで(何せCCCD技術の代表格であったCDS-200の後継規格なんだからこれをCCCDと呼ばずして何をCCCDと呼ぶのかという感じではある)、これを「セキュアCD」と呼ばせて、RIAJが作った例のマークを付けないっていう東芝EMIの方針は明らかにおかしい。RIAJが作ったCCCDマークに関するFAQ記事を読めばきちんと

Q4:このマークの使用は、特定のコピーコントロール技術に限定されますか?
限定しません。このマークは、何らかのコピーコントロール技術を採用したCDに用いるもので、特定の技術を対象としたものではありません。

と書かれているからだ。これって不当表示じゃねーの? 大体CCCDに対して市場でネガティブなイメージが付いているから、名前を変えて再デビューって、やることがセコ過ぎやしないかい? わざわざマークまで作って混乱を避けようとしたRIAJはいい面の皮だな。

CDジャーナルの記事は恐らく販売店向けに東芝EMIから届いたリリースを基にしているんだろう。具体的なコピー可能媒体が明記されてるしね。この中で気になるのは以下の部分。

●PCによるCD-Rへのコピー:
専用ソフトによるディスク一括コピーと、Windows Media Playerによる曲毎のコピーがディスクに設定されている回数だけ可能。

これはCDS-300の1つの機能であるDRM付きCD-Rライティング機能を基にしているんだろうが、要するにこれは「CCCD形式のCD-R書き込みができる」機能ということだ。CD-Rに焼いたものからの孫コピーを防ぐ仕組みってことらしい。が、やはり気になるのはレッドブックに対してどれだけの影響があるのかということ。マクロビジョンはレッドブック準拠に限りなく近いみたいなこと言ってるけど、実際問題としてそれがどうなのかというのは技術がブラックボックスである以上分からない。DRM付きのCD-Rを焼いて、それがどれだけ「まともなCD」になるのかは不明だ。

ちなみにこのCDジャーナルの記事では「iPodには対応しない」と書かれているけど、マクロビジョン自体は2004年第4四半期にFairplay対応のCDS-300を出す(⇒翻訳)って方針を打ち出していた。この話はどうなったんだろうね?(まぁアップルの協力が得られなくて頓挫しているって可能性もあるけど)

いずれにせよ、レーベルゲートCD2 全撤退の記事で「東芝EMIは相変わらずCCCDばっか出してるし、全然まだ「終わった」問題なんかじゃないよ。むしろこれからまだ一山も二山もあると思う」と書いた危惧がこんなに早い形で具現化することになるとはねぇ。もうちょっとiTMS成功で浮かれさせてくれて欲しかったね。ホント糞ばっかだな。あー気分悪っ!!

CDS-300って情報は現物見てないので完全に裏が取れてるわけではない(噂レベルできいたものなので)ので、もしかしたらこちらこちらで書かれているようにXCP使ってる可能性はあるかも。きちんと調べて分かり次第報告します。

| CCCD | この記事のURI | Posted at 15時41分 |

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