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  • 音楽配信メモの更新は終了しました(2002.1.11〜2014.8.23)。

ナタリーってこうなってたのか 表紙

ナタリーってこうなってたのか

大山卓也 著 / 双葉社

ISBN:978-4575307009 / 版型:18.2×12×1.2cm
ページ数:184ページ / 定価:1080円(税込)

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2006年07月31日(月)

第4回著作権分科会私的録音録画小委員会のまとめ

著作権分科会 私的録音録画小委員会(第4回)(zfyl)

相変わらずお仕事が早いzfylさんのところでまとめ記事が上がっています。

どこかで言おうと思ってたんだけど、話の流れ的にちょうどタイミング良かったので「音楽なんて友人同士のコピーがメディア化して広まってきた産業なんだから、いちいちそんなものに目くじら立てなくてもいいじゃん」ということを言ってみました。

心なしかその瞬間会議室の空気が固まったように思えたのは俺の気のせいですかね……?

| 著作権 | この記事のURI | Posted at 11時58分 |

2006年07月28日(金)

「一次」「二次」クリエイター論の追記

このエントリの続き。

俺、この文章の中ではあえて「一次」と「二次」をあいまいにごっちゃにして語ったんだけど、この文章読んで「二次クリエイター」と捉える人が多いのには驚いた。俺のいう「二次」は「二次パブリッシャー」の意味だよ。「二次クリエイター」なんて単語、文章の中でどこにも出てきてないでしょ? 最初から「クリエイター」と「パブリッシャー」という二項対立で語れば良かったの? ふーん。めんどくせ。立場と役割と希少性が違うんだから「切り分け」るのは当たり前だろっつーの。

「0→1(と、0→1をクリエイターの一番近くで手助けするサポーター)」と、わざわざカッコ書きで長い補足を付けているのは、「二次パブリッシャー」と「一次クリエイター」の間に挟まる人は、一次クリエイターと同じくらい替えがきかない存在だよね、と主張しているわけで、最近そこの場所にいる人から直接「二次クリエイターをバカにするな」とクレームがきて驚いた。俺の中ではその人はそういう「一次クリエイター」寄りの「1.5次エディター/クリエイティブサポーター」的なポジションにいる人だと思っていたからだ。で、「パブリッシング」ってそれなりに割と誰でもできる仕事だよね(誰でもできるは言い過ぎでも、確実に替えが効かないタイプの仕事ではない。資本とかそういうの抜きにして、仕事の質でって意味よ! もうこういうことをいちいち留保しなきゃいけないのがうざったい。あー文章って難しい。こういう留保をさりげなくいれて、誰でも明解に理解できる文章展開が完璧にできていたという意味でも「ウェブ進化論」は素晴らしい本だった。個人的にはここ数年のIT本のベスト)。割と誰でもできるんだから、まぁちょっとくらいは偉そうにしてもいいけど、必要以上に偉そうにするなよというシンプルなことを言いたかっただけですよ。必要以上に偉そうにふるまうような感覚が現実面のふざけんな! って感じのシビアな契約書に落とし込まれる世界だったりするわけで。

まぁそもそも本質的にブログのエントリは「誤解のない理解はない」というシンプルな法則に基づいて生産されるものであり、意図を正確に伝えることがそもそも難しいって部分もあるんだけど、俺の場合はまぁしょうがないよね、と思う部分もある。だって俺、最近商業原稿でない自分のブログでは意図的にいろいろな論点をごちゃまぜに詰め込んで「読者に何かしら想起させるきっかけを作る」ということしか考えていないからね。「違和感、お届け!」(ピザーラ、お届け!の口調で)

一見無謬性の高そうな文章とか、煽り抜きの面白味のない分析とか読みたい方はCNETの読者ブログでも読んでいればいいんじゃないかな。CNETの読者ブログってGoogleニュースからリンクされるような、まさに信頼性の高い「マスメディア」だしね! 読者ブログがGoogle上では新聞記者の書く記事と並列。これをWeb 2.0と言わずして何をWeb 2.0というかですよね。チープ革命もここまできた。

あ、俺の原稿の話だった。音ハメじゃなくて、商業原稿の方はもうちょっとちゃんと書いてるのでそっちもご一読されることをオススメします。立ち読みでいいからさ! Mac Peopleの連載コラムとか我ながら良いこと書いてるよ。煽り抜きの音楽業界の現状分析と将来展望を読まれたい方は8月発刊予定の「デジタルコンテンツ白書2006」を買ってください。そこの「音楽」の原稿担当しました。

| 著作権 | この記事のURI | Posted at 00時42分 |

2006年07月23日(日)

今やってる舞台『開放弦』で音楽配信が話題に

昨日渋谷でやっている演出家G2プロデュースの開放弦という舞台を見てきた。俺は主演の大倉孝二のファンで、彼が所属するナイロン100℃の舞台もよく見に行っているのだが、今回は主役ということで期待を膨らませていったら、意外と主役感の薄い役柄で若干残念感があった。(話はよくできていて、面白かったですけどね)。

それはそれとして、この話は「開放弦」という名の通り、ギターや音楽がモチーフになった舞台。劇中、大倉孝二の所属するバンドが、普段のんびり音楽活動やっていたのだが、知らないところで火がついて大金をゲット、そして話は思わぬ方向へ……みたいな流れになっているのだが、そこでCDは1000枚くらいしか刷っていないのに、音楽配信(ダウンロード)で、火がついてミリオンみたいな流れになったのが、おもしろかった。何の説明もしなくても「今時はインターネットでダウンロードなんだよ」ということがこういうお話の中に登場して、それに対してお客さんもきちんと違和感を感じずに納得できていることをみて、「あーもうこういうのも(世の中に存在していることが多くの人に認知されているという意味で)当たり前の世界になりつつあるのね」と思ったわけだ。

余談になるが、実は俺は大倉孝二とナイロン100℃の楽屋でニアミス、というかすれ違ったことがある。当時俺は大学生で打ち込み系ポップのユニットをやっていたのだが、ナイロンの芝居でもらったチラシに「ナゴムレコード復活! デモテープ募集!」という一文を見かけて自分のユニットのデモテープを送ったのだ。その後当時ディストリビュート?を担当する予定だったROADRUNNER RECORDSの人から連絡があり、ナイロンの公演終演後、楽屋でケラさんに会って「頑張ってね」的なことを言われた。そのときにすれ違ったわけだ。すれ違った彼は当たり前だが身長が高くて、なんか難しそうな顔をして、今でも思い出せるようなかっこいいオーラをまとっていた。

結局、ナゴム復活とはいっても、既に演劇に活動の中心を置いていたケラリーノ・サンドロヴィッチは、もろもろの事情があったのか、(かつてのような)「インディーズレーベル」としてのナゴムレコードを復活させることはできなかった。俺も音楽は好きだったし、真剣にプロを目指すことを考えたことがないわけでもなかったが、ライターになりたいと思う気持ちを優先させて、ケラさんにその後連絡を取るようなこともなかった(まぁ、すぐにプロデビューできるほどのデモテープじゃなかったということも自分では分かっているが)。

楽屋を訪れたのは、確か1997年のことだったと思う。奇しくも1997年は俺がライターになった年でもある。大倉くんは俺と1つしか違わないという意味でも、ずっと気になる存在であった。あのときの大倉くんはまだぺーぺーの役者だったが、その後どんどん成長して、今ではテレビドラマでも常連になった。他人事ながら、しかし一ファンとして、彼の活躍はとてもうれしい。

あれから9年が経った。あのときライターの道を選んだことにまったく後悔はない。俺ももっと頑張らないといけない、とも思う。

芝居を見終わったときに、ふとそのような思いがわき上がってきた。やっぱいいよね。音楽でも演劇でも映画でも才能がある人が自分の魂を削って「作品」として昇華させたものを楽しむのは。

| 小ネタ | この記事のURI | Posted at 18時52分 |

YouTubeコラムをNIKKEI NETに寄稿して思ったことなど

NIKKEI NETで「コンテンツビジネスの真相」という連載コラムを始めました。

「YouTube」は敵か味方か(NIKKEI NET IT-PLUS)

第1回目はYouTube。大仰なタイトルが付いているのである程度気合いを入れて書かなければと思う面もあり、まぁいつもの感じでやっていこうか、と思う面もあり。

YouTubeに関しての現時点での思いは割とシンプル。「あーうまく行くかもしれないし、失敗する可能性もあるよねー」というもの。それこそ今は半々くらいじゃないかなーと。

このコラム書いたあとに俺のところに入ってきた情報としては、近いうちに(もしかしたらもうやっちゃったのかもしれないけど)日本の民放連が正式にYouTube側に割と大きめの「警告」を行う、というものがある。とくにワッチミー!TVとの絡みがあるフジテレビが相当いきり立っていらっしゃるようで、YouTubeの特集をやっている雑誌などに対して「お前らふざけんなよ」みたいな圧力をお偉いさんがかけ始めてるらしく、まぁやっぱり思った通り焦臭い方向に行きつつありますねぇというのが正直なところ。こういう状況なら、そりゃACCSさんもビジネスチャンスたくさんあるでしょうね。

こういうサービス語る上で難しいのは「良い」要素も「悪い」要素も両方絶対にあるってことだ。だから俺は常に「善悪論」じゃなく「必然論」で語るってのを基本スタンスにしている。

で、それと同時に思うのはこういうサービスで文句言うのって大体においてが「一次クリエイターじゃない」ってことなんだよね。俺もなんか適当な人材がいないせいか「ネット時代の消費者代表」みたいな立場だったり「ネットにくわしいITサービス・メディア評論家」みたいな立場で、いろいろなところに呼ばれて意見求められたりするわけど、そういう場に行って最近思うのが「よく考えたら俺も著述というジャンルの一次クリエイターなんだよなぁ」ということ。

あえて、ものすごく乱暴に断言してしまうけど、一次クリエイターにとっての幸せというのは「多くの人に創ったものを見てもらう」ということに尽きる。だから、別にそれがYouTubeだろうが、対価の発生しない“違法”なファイル交換ソフトだろうが、ブログへのコピペだろうが、図書館で無料で貸し出されようが、人格権(というか氏名表示権かな)が守られている限りは「基本的に」大歓迎だよ、ってのが多くのクリエイターの当然の意識だと思うのだ。それこそ8割〜9割のクリエイターはそうなんじゃないの? で、俺はクリエイティブ活動でメシを食ってるプロの一次クリエイターですら(悪質な海賊版とかを除く、要するに対価の伴わないコピーであれば)7割以上はそういう感覚を持っているんじゃないかと思っているよ(数字は一切根拠なし。俺の思いこみ!)。お、yomoyomoさんThanks!

それこそ政府主導の委員会とかには「物言うクリエイター」が呼ばれたりするわけだけど、彼らは現状決してクリエイター全体のベンチマークではない。サイレントである(しかし、恐らく数は多い)クリエイターがどのように思っているのか、ということは現実の政策決定プロセスには反映されない。それってやっぱおかしいと思うし、金かけてきちんと1万人くらいのクリエイターに聞き取り調査するとかそういうのがあってもいいんじゃないの? とも思う。

で、自分たちで素晴らしい作品の「0→1」クリエイティブに携われないけど、「1→10」で金儲けしたい既得権益の連中がYouTubeみたいな「1→10」を勝手に肩代わりしちゃうサービスに対して文句を付けてるってのが今の基本的な構図なわけで、俺はここに対してはずーーーーーーーっといびつなものを感じている。もちろん、コンテンツビジネスにおいては1→10の存在だって絶対に必要だろう。でもさぁそれって「0→1(と、0→1をクリエイターの一番近くで手助けするサポーター)」に比べればオルタナティブがたくさんある交換可能な存在でしかない、ってことも事実だと思うんだよ。

たとえばメジャーのレコード会社だって、最近はレコード制作費出さないで原盤権も持たずに「配給」しかやってないメジャーのレコード会社も増えてるわけだけど、それってさぁ君たち要するに単なる「CD焼き屋さん」でしかないんだよ、ということをどれだけ自覚してるのかという。単なるCD焼き屋風情が「我々の権利が侵害されて云々」とか偉そうに抜かして、はなから消費者犯罪者扱いしてCCCD出したり、いまだにCCCD諦めてなかったりするから腹が立つわけでね。

まぁでもクリエイターの意識が低すぎるのも問題だ。プロのクリエイターにとっての「権利」ってのは生命線でもあるわけなんだから、だからこそどうやって人に認知させてその先どういう商売につなげていくかってことを「プロ」ならちっとは考えなきゃいけないんだよ。それをいつまでも無能な連中に人任せにしてるから肝心の「届けたい人々」が見えなくなってしまうわけで、余計なとばっちりをクリエイターが受けてしまうという悪循環があるんだと俺は思う。

さるアーティストが自分のブログで著作権がらみのトラブルに触れた折、「はっきり言ってこれから、僕達はどう守られて行くのか不安でもあります」と発言したが、これは象徴的な発言だと思う。権利は人任せにして「守られる」ものじゃない。自分で「守って」いくべきものなんだよ。そして「権利を守る」というのは、自分で創ったコンテンツを「積極的に活用していく」ということも「守る」ことの1つに含まれる。このことについて一次クリエイターはもっと自覚的になるべきだし、本当に作品づくりのことしか考えられないピュアなクリエイターだったら、側にいる(清濁併せ持てて、ビジネスセンスもきちんとあって、しかも最終的には誠実な)人間がそういうクリエイターをきちんと「マネジメント」という形で「守って」あげる必要があるんだよ。

既得権益がYouTubeみたいなまったく文化の違う恐ろしいサービスに対して恐れおののいているのは、これまでは「参入障壁」と「大資本」という裏付けで高みの見物をしていられた状況をYouTube(的な「あちら側の」サービス)が一変させるかもしれない、ということを今更になって理解し始めたからだろう。だから、今後数年はこういうムダな抵抗は続くだろうけど、クリエイターと受け手側の意識が変われば、それはもう必然的に世の中は変わって行かざるを得ない。

だからいいんだよ。もしかしたらYouTubeは潰れるかもしれないし、ファイル交換ソフトでたくさん逮捕者が出ていくかもしれない。そういう状況になっても、クリエイターは作品を創って、どのような受け手にどうやって届けるのか、ということをシンプルに考えていけばいいし、受け手は受け手で自分が消費したいコンテンツを、(その時に)一番理にかなった方法で消費していけばいいのだ。

お金になるかどうかはそのあと考えればいいじゃんね。何のためにコンテンツを創るのか。何に突き動かされて表現をするのか。そこをもう一度自分の中で答えを出して一から始めていけばいいんじゃない? 今は「技術の進歩」がもたらした「チープ革命」と、インターネットでダイレクトに受け手と作り手がつながる「回路」があるという点で、明らかに昔と状況が違うわけでね。受け手が自分勝手でわがままなのはこれから先もどうせ変わらないんだし(俺だって受け手の立場になればそうだしね)、だったら作り手が変わっていくことでしか、世の中は変わっていかないよね。

ほんと一次クリエイターが偉そうにふるまう「二次」の連中を見返せるような状況が来た方が全体としてはおもしろいことになると思うんだけど、変わるにはやっぱ「時間」が必要なのかね。でもネットが普及した95年から散々こういう議論がされてきているにもかかわらず、状況はあんまり変わらんなーというのが正直な俺の感想であるわけだが、その一方でようやくそういう議論に「血と肉」が付きつつある、ということも感じるね。

だから、もっと既得権益の側にいらっしゃる方々はYouTube的なものをどんどん弾圧するといいと思うよ。その方がコントラストがはっきりして、こっちも闘いやすくなるわけだしね。

さてさて、そういう混沌とした状況になったときに、俺の立ち位置はどうしようかな?

| 著作権 | この記事のURI | Posted at 16時39分 |

2006年07月22日(土)

第5回「デジタル音楽勉強会」のご案内

第5回「デジタル音楽勉強会」のご案内です。

第5回「デジタル音楽勉強会」概要

●開催日時:2006年8月10日(木)午後6時30分〜8時30分

●場所:世田谷文化生活情報センター(三軒茶屋・キャロットタワー)生活工房 セミナールームA

●参加条件:
・音楽が好きで、デジタル音楽がもたらす様々な可能性に対してポジティブな考えを持っている方

●募集人員:45名(先着)

●費用:2000円(場所代、資料印刷代、講師料などの最低限の実費をいただきます)

●応募方法:氏名、所属を記載したメールを「td アットマーク xtc.bz」まで送ってください(参加希望以外のお問い合わせもそちらにお願いします)。

●応募締切:2006年8月4日(金)正午(ただし、募集人員に達した場合は先に締め切らせていただきます)

●今回のテーマ:今回はゲスト講師に昨年末開始、無料音楽配信サービスで旋風を巻き起こしているmF247のチーフ・プロデューサー宇佐美友章氏をお迎えして「mF247と音楽配信サービスの今後」というテーマで勉強しようと思います。

サービス開始から半年強が経過し、日々機能強化を続けるmF247のサービス概要や理念などの説明から、mF247が今後音楽業界に対してどのような「場」を提供していくのか、またmF247に掲載されることで、ミュージシャンにはどのようなメリットがあるのか、などをお聞きしていきたいと思ってます。

前回のmuzieに引き続き、今回も音楽配信ビジネスに携わっている人はもちろん、インディーズで活動するミュージシャンにとっても貴重な話がいろいろ聞けると思います。奮ってご参加ください!

| デジタル音楽勉強会 | この記事のURI | Posted at 15時20分 |

2006年07月21日(金)

『電子音楽 in JAPAN』の著者田中雄二氏がブログ「POP2*0(ポップにーてんぜろ)」を開設

POP2*0(ポップにーてんぜろ)

「在野の音楽映像快楽探究家」にして、有能な雑誌編集者、そしてテクノポップの生き字引として『電子音楽in JAPAN』や、『電子音楽 In The(Lost)World 』といった名著を書かれた田中雄二氏が、ついにブログを開設。以前から田中さんの持っている知識がウェブ上で共有されて、そこから新しい音楽の「集合知」が生まれていけばおもしろそうだなーと思っていたので、今このタイミングで彼の持つ膨大な記事や知識のアーカイブが公開されるのはベストなんじゃないかと。

いやぁこれだけ濃密な情報がオンラインで読めてしまうのだから、まったく良い時代ですよ。実は田中さんは昔「ホームページ」の形式で、さまざまな記事を公開していたのだとか。しかし、(情報としてニッチなジャンルのものであったということもあったのか)そこからなかなか広がりがなく、結局、ネットでの公開は止めてしまったという経緯があるそうだ。そのあたりの経緯は私が今どきブログを始めた理由というエントリに詳しい。これは20年来様々なカルチャー雑誌の最前線で闘ってきた雑誌編集者が昨今のネット・ブログブームをどのように見ているのか、という意味でも貴重なエントリと言えるだろう。

いろいろな葛藤が彼の中でもあったと思われる。だが、結果として田中さんはブログの可能性を選んだ。それは、やはりブログの持つ情報発信ツールとしての敷居の低さと、自動リンク生成システムによる2.0的つながりの可能性に賭けてみようと思った部分が大きいのではないか。今は、ブログ時代になりPermalinkが当たり前になったこととソーシャルブックマークの隆盛により、良質な記事であればすぐに第一線で勝負できるような環境が整った(そこまで、SBMはコモディティ化してねーよという話もあるかもしれないが、そもそも田中さんの書くような記事に興味があるような人はSBM的なものに対するリテラシーも高くなるんじゃないの、という前提もある)。彼のような人をネットに「戻ってこさせた」という意味で、ブログやソーシャルブックマークには大きな意味があったんだろうなぁと素朴に思う俺ですよ。

とにかく要注目のブログの登場ということでひとつ! 俺ももうちょっとサイト頻繁に更新しなきゃな……。

ちなみに田中さんに「ブログサービスどこがいい?」と聞かれて、迷うことなくはてなダイヤリーをオススメしておいたのはこの僕です! はてな最高!

はてな運営スタッフは一刻も早くこんな人も書いてますコーナーにこのブログを登録するといいと思うですよ。

| サイト紹介 | この記事のURI | Posted at 03時18分 |

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