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  • 音楽配信メモの更新は終了しました(2002.1.11〜2014.8.23)。

ナタリーってこうなってたのか 表紙

ナタリーってこうなってたのか

大山卓也 著 / 双葉社

ISBN:978-4575307009 / 版型:18.2×12×1.2cm
ページ数:184ページ / 定価:1080円(税込)

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2006年12月04日(月)

バンドのIT化にかけられる情熱とコスト

こういう事例(コメント欄参照)を見ていると、MySpaceやYoroZooは安価でIT化にお金をかけられないインディーズバンドのページ作成代行(といっても自分のサービスの機能を使えばいいからそんな手間もコストもかからんでしょ)をどんどんネット使って売り込んで行く、ということをやればいいのに、と思った。

メジャーやセミメジャーの位置にいるインディーだけが音楽ではないし、ボトムアップを地道にやるって視点がITの人たちには欠けてる感じするよね。

| 音楽業界全般 | この記事のURI | Posted at 08時28分 |

2006年11月30日(木)

MSNがPandoraを買収

MSN Buys Music Recommendation Company(MediaPost Publications)

米国でもっとも音楽業界に対して影響力のあるネットラジオサービスになったPandora。かなりベンチャーキャピタルから投資も入っていたと聞くが、なんとMSNに買収されることに。

MSN Radioの機能に組み込まれていく(あるいは完全統合する)んだろうけど、恐らくその先にはZuneとの連携があるんだろう。ここでZuneが高い「税金」払っても、例の共有試聴機能を入れたことが効いてくる……と。アップルも本気でうかうかしてられないね。Amazonとの連携深めていくとかそっちで対応するのかな。

Pandoraについては実は音ハメできちんと書いたことがなかった。今度のMac Peopleの連載かNIKKEI NETの連載で書くつもりだけど余裕があったらきちんとこのブログでも書きたいと思う。

……ものの。


最近例の国民会議も含めて、物書く以外の仕事が忙しすぎてホントもう……。






   / ̄ ̄\
 /   _ノ  \
 |    ( ●)(●)   今日の午後29800円取る講演が
. |     (__人__)  あるのにこの時間に何も準備
  |     ` ⌒´ノ    できてないなんてありえないだろ
.  |         }    常識的に考えて・・・
.  ヽ        }    
   ヽ     ノ        \
   /    く  \        \
   |     \   \          \
    |    |ヽ、二⌒)、 

| 音楽配信 | この記事のURI | Posted at 03時28分 |

2006年11月20日(月)

「著作権保護期間の延長問題を考える国民会議」のシンポジウム詳細が決定しました

おかげさまでいろいろなところで話題になっている「著作権保護期間の延長問題を考える国民会議」ですが、ようやく12月11日に行われるシンポジウムのパネルディスカッション参加者が決定いたしました。

構成及び出演者

●第1部
(1)基調講演
上野達弘(立教大学法学部助教授)

(2)保護期間延長賛否意見講演
賛成の立場から:三田誠広(小説家)
反対の立場から:福井健策(弁護士)

●第2部
(1)パネルディスカッション
パネリスト:
竹熊健太郎(文筆家、編集者)
田中辰雄(慶応義塾大学経済学部助教授)
富田倫生(電子図書館「青空文庫」呼びかけ人)
平田オリザ(劇作家、演出家)
松本零士(漫画家)
三田誠広(小説家)

パネル司会:中村伊知哉(慶応義塾大学教授、国際IT財団専務理事)

※以上50音順、敬称略

(2)質疑応答・会場討論

という感じです。賛成派からは三田誠広さん、松本零士さん、反対派からは富田倫生さん、竹熊健太郎さん、経済分析の立場から田中辰雄さん、劇作クリエイターの立場から平田オリザさんと、多彩な顔ぶれになったと思います。こういう問題で真剣に賛成派と反対派が議論を闘わせる場というのはほとんどなかったですからね。

申し込みはこちらのページからできます。既に申し込み枠が残り少なくなってきているので、お早めにどうぞ。

ネット中継ですが、サーバを提供してくれる方が何とか見つかりました。何人ぐらいまかなえるかは微妙ですが100名程度は大丈夫だと思います。

また、生中継だけでなく翌日ぐらいにはネット上にファイルを置いてオンデマンドストリーミングできるようにしようとも思っています。「その時間は予定が入ってて絶対にダメ!」という方もご安心いただければと思います。

せっかくこれだけの顔ぶれが一堂に会すわけですから、シンポジウム、盛り上がってもらいたいなーと思ってます。できるだけいろいろなところでこの情報告知していただいて、来場者が増え、活気のあるシンポジウムにできればと。皆様告知よろしくです!

| 著作権 | この記事のURI | Posted at 05時16分 |

2006年11月16日(木)

MySpace日本語版についてのコラムを書きました

マイスペースは日本の音楽業界を口説くウルトラCを出せるか(NIKKEI NET:IT-PLUS)

日本版MySpace、なかなか大変そうですよね……。

| 音楽配信 | この記事のURI | Posted at 11時48分 |

セミナーとシンポジウム告知

今月行われる2つのイベントの告知がまだでした。

JASRACシンポジウム2006 知的財産権の本質と今日における課題 〜創造のサイクルと著作権の役割・その原点に立って考える〜(JASRAC)

国は、今年で4回目の計画となる「知的財産推進計画2006」を本年6月に策定し、知的財産立国をめざして、この推進計画に基づく知的財産の創造、保護及び活用とコンテンツを生かした文化創造国家づくりに向けての取組みを積極的に推進しています。

一方で、著作物は、知的財産の主要な柱であり、コンテンツと極めて密接な関係にあることから、この取組みの中で大きな位置を占めるべきものであります。そのような著作物は、創作者により生み出され、適切に保護され、有効に活用されることによって初めて生命が吹き込まれるものであり、この創造、保護及び活用のサイクルが互いに良き関係を構築しながらバランスよく機能し、拡大することにより、真の知的財産権制度の発展があると考えます。

このことを踏まえながら、今回のシンポジウムでは、知的財産権の本質とその中での著作権の特質をその原点に立って考察し、創造のサイクルとそこにおける著作権の役割について掘り下げ、発展する知的財産権制度における著作物と著作権の将来像を模索していきます。

●日時
2006年11月28日(火)

●開演
14:00〜17:30

●会場
イイノホール :東京都千代田区内幸町2丁目1番1号
(東京メトロ「霞ヶ関」「虎ノ門」、都営地下鉄「内幸町」下車)

●入場料
無 料(招待制/事前申込みが必要です)

2004年、2005年にも出させて頂いたJASRACシンポジウムのパネルディスカッションに(なぜか)3年連続で呼ばれました。創造のサイクルねぇ……。著作権をレベゼンするような感じでリスペクトしてきます。


もう1個は動画配信のセミナー。

動画配信ビジネスの現在と未来(SSK 新社会システム総合研究所)

10月9日、検索エンジンで有名なGoogleが世界でもっともトラフィックを集める動画投稿(共有)サービスであるYouTubeを16.5億ドル(約2000億円)で買収し、話題を集めた。果たしてGoogleはYouTubeを"買う"ことで何を狙っているのか。そして日米で加熱する動画配信ビジネスの「ビジネスモデル」はどこに落ち着くのか。動画配信サービスが乱立する中、今後は配信される動画コンテンツだけでなく、サービスの質や技術的なレベルが差別化のポイントになると言われている。

本セミナーでは、YouTube買収をもたらした米国の最新動画配信ビジネスの現状から、現在注目されているサービスの紹介、そして日本の動画配信サービスの現状と今後を日米の著作権事情の違いを踏まえて解説する。

●開催日/時間
2006年11月30日(木)午後2時〜午後5時

●会場
明治記念館
東京都港区元赤坂2−2−23
(03)3403-1171

●受講費
1名につき29,800円(消費税込)

業界人向けビジネスセミナーなので、料金がお高いですが、興味ある方はどうぞお越し下さい。

| お知らせ | この記事のURI | Posted at 09時29分 |

2006年11月09日(木)

「著作権保護期間の延長問題を考える国民会議」を発足しました&お願い

詳細は下記サイトに書かれております。

著作権保護期間の延長問題を考える国民会議(著作権保護期間の延長問題を考える国民会議 - thinkcopyright.org)

昨日の記者会見は、実に多様なメディアの方々にお越しいただきました。ありがとうございます。ウェブで読める記事を以下羅列しておきます。

クリエイターら、著作権保護期間延長の議論を呼びかける国民会議発足(INTERNET Watch)
「著作権保護期間の延長、議論を尽くせ」――クリエイターや弁護士が団体発足(ITmedia)
「議論尽くさない著作権保護期間の延長にNO」・作家や弁護士らが団体発足(NIKKEI NET:IT-PLUS)
著作権の保護期間延長に慎重論議を 別役実氏ら申し入れ(asahi.com)
著作権保護期間、安易な延長を危惧…国民会議が要望書(YOMIURI ONLINE)
著作権保護で「国民会議」、劇作家らが発足(NIKKEI NET)
著作権保護延長、時間かけて議論を=別役実さんら文化庁に要請(時事ドットコム)
著作権保護期間延長 国民会議が発足 議論求め要望書(Sankei Web)

記者会見開始から終了までを録音したMP3ファイルをthinkcopyright.orgのトップページに置いておきました。こちらのリンクからダウンロードすることもできます。INTERNET Watchの記事は非常によくコメントの詳細がまとまってますが、それでもコメントのさまざまな部分が抜け落ちてしまっているので、この問題に興味があって、お時間がある方はダウンロードして記者会見全部を聴くことをオススメします。1時間弱ですしね。


僕自身は今回世話人として、主に実務担当だったということもあって、会見ではこの問題に対するスタンスを明らかにしませんでした。まぁ思うところはいろいろありますがシンプルに羅列すると。

・著作権保護期間「死後」で計算されるのは、寿命の長さによって不公平が生じるので、「作品」ごとに一律「公表後○年で切れる」というようにした方がいい。個人的には作品の経済性などを考えると、公表後20年程度でパブリックドメインになるのが妥当ではないかと思っている。

・「死後50年」がベルヌ条約との絡みで動かせないというのなら、これ以上のむやみな延長は避けるべき。アメリカは50年から70年にしたあと、さらなる延長を目指している。70年が切れる時期が近づいたらさらに延びる提案がなされるだけだ。つまり、今回の問題は「50年にするか70年にするか」という期間の問題ではなく、「50年にするか永続的著作権にするか」というところに事の本質があると考える。

・健全な「創造のサイクル」を守るには、仏著作権法の「パロディ条項」にみられるように、保護期間内であっても一定の範囲でパロディやオマージュといった手法を使って合法的な創作活動が行える環境を整備すべきだ。

・この問題を考える際にもっとも重要なことは、創作のもっとも上流に位置する「クリエイター」本人たちが、権利を譲渡する著作権者・団体とは無関係な立場で議論に参加しなければならない。


そんな感じです。まぁ、耳障りの良いことだけいって何もしないのもアレなので、近いうちに今まで僕が出した単行本で「もうこりゃ増刷しねーだろうなー」という本は、出版社に絶版にしてもらって青空文庫で読めるようにしようと思ってます。

で、実際にインプレスから昔出した「だからWinMXはやめられない」つー本は、もうインプレス的にも増刷の見込みはないし、書籍は廃棄処分にしよう的な流れになってるらしいんですけど、電子出版のPDF版・携帯電話版が現在も売られているので、書籍はもう流通しなくてもインプレス的に「絶版」という概念にできない、というねじれた状態があるのだとか。結局パブリックドメインにする(俺個人に完全に著作権を戻す)には、インプレスとの契約を解除して、電子書籍の販売を中止しなきゃいけないので、そのあたりの処理が結構面倒みたいです。

つまり、電子書籍というフレキシブルな存在があるために、著者と出版社との契約関係が面倒になる事態が生じているわけで、このあたりはインターネット時代に現在の著作権制度が追いついていないんじゃないか、という1つの典型例と言えるかもしれませんね。

えーと、あと1つ、お願いです。この記事で「映像の生中継になるか音声のみになるかは未定だが、ネットで生中継する」と僕が発言してますが、実はまだ動画の生中継ストリーミングをホスティングしてくれる業者が見つかってません。いや、正確には業者なんてたくさんあるので、そこにしかるべきお金を払ってやればいいんですけど、動画の生中継(しかも、それなりの人をさばけるサーバーのホスティング)となると大体数十万円くらいはかかるんですよね。この国民会議、おかげさまでいろいろな「後援」団体は付きそうな気配なのですが、後援といっても金銭的なサポートは(今のところ)一切受けてません。ぶっちゃけ中心メンバーの手弁当持ち出しでやっているので(それに対して不満を言うつもりはもちろんありませんが)、どこか動画生中継用のストリーミングサーバーをボランティアでシンポジウムが行われる12月11日に提供してくれるところがないかなぁと……。一応各方面に当たってはいるのですが、時間がないということもありますし、色好いお返事がもらえるかどうかもわからない状況です。どこか手を挙げてくれるサーバ業者の方、またはそうしたところにつなぎが取れる方はご連絡いただければとてもありがたいです。あと、単純にシンポジウムの規模を考えると人手はいくらあっても困らないので、もし「ボランティアで手伝ってもいいよ」という方がおられましたらinfo@thinkcopyright.orgの方までご一報くださいませ。

| 著作権 | この記事のURI | Posted at 07時53分 |

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