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  • 音楽配信メモの更新は終了しました(2002.1.11〜2014.8.23)。

ナタリーってこうなってたのか 表紙

ナタリーってこうなってたのか

大山卓也 著 / 双葉社

ISBN:978-4575307009 / 版型:18.2×12×1.2cm
ページ数:184ページ / 定価:1080円(税込)

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2007年04月05日(木)

ASCII.jpに著作権がらみの話題でコメントをしました

音楽配信のDRMはもともと意味がない(ASCII.jp)

DRMフリー化について。これについてはいくつかのウェブ媒体と紙媒体に原稿書く予定です。


YouTubeから“コピー”できなくなる日(ASCII.jp)

最近の著作権法改悪方針についてのコメント。これこのままほっといたらマジで押し切られるよ。権利者たちは現状のYouTubeが日本では何ともならないので、とにかくYouTubeなんとかしたいという気持ちが強い。それで著作権法を考えなしにヤバい方向に改悪して、そのしわ寄せが全部エンドユーザーにいくというわかりやすい構図がある。

ホントさー、「知財」大事なのはわかったから「著作権」は、ほっといてくれないかな。「文化の発展(利用)」考えたら、明らかにアンバランスになることわかるでしょうよ。

| 著作権 | この記事のURI | Posted at 00時08分 |

2007年03月20日(火)

ビジネス系Google本の新刊が出ます

ええ、ええまたも懲りずにGoogleの使いこなし単行本を書きましたよ。3月22日発売予定です。

が、今回は共著ということで、僕は具体的な活用術というより、このネット時代にGoogleで情報を取ってくることにどのような意味があるのか、またGoogleだけに情報収集を任せてしまうことの危険性を指摘しつつ、仕事にGoogleをどう活かせばいいのか、という総論的な文章を新書っぽく書きましたので、そういうのに興味がある人はぜひお買い上げいただければと思います。

ビジネスGoogle活用術ビジネスGoogle活用術
津田 大介


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いいかげん、まともなメディア・コンテンツ系の単行本出さないとまずいので、今年はこれから3冊くらい実用系以外の単行本を出そうと思います!(宣言) 今は実際に動いている本が1つあるので、それをできれば夏前に出したいですね。

| お知らせ | この記事のURI | Posted at 14時59分 |

告知2つ

下記イベントがあります。興味のある方はぜひお越し下さい。

著作権保護期間延長問題を考えるフォーラム 公開トークイベント vol.2
「『知の創造と共有』からみた著作権保護期間延長問題」
(thinkcopyright.org)

日時:2007年4月12日(木) 午後6:30〜8:30
場所:慶應義塾大学三田キャンパス東館6F Global Studio(120席程度)

山手線・京浜東北線 田町駅徒歩8分
都営浅草線・三田線 三田駅徒歩7分
都営大江戸線 赤羽橋駅徒歩8分

主催:著作権保護期間の延長問題を考えるフォーラム
共催:慶応義塾大学DMC機構、コンテンツ政策研究会

出演者(50音順):
楠正憲氏(マイクロソフト株式会社 最高技術責任者補佐/発起人)
境真良氏(早稲田大学大学院GITS 客員助教授/発起人)
三遊亭圓窓氏(落語家/発起人)
椿昇氏(現代美術作家、京都造形芸術大学芸術学部 教授/発起人)

コーディネーター:
金正勲氏(慶應義塾大学デジタルメディア・コンテンツ統合研究機構 助教授/発起人)

参加費は無料。上記ページより申し込みを受け付けています。

トークイベントの第2回です。毎月イベントをやっていく予定なのでよろしく!



ユーザーの心をつかむ日米の新たな動画・音楽配信ビジネス〜これから2008年にかけてブレイクするもの〜(新社会システム総合研究所)

日時:2007年4月11日(水)午後2時30分〜午後5時
会場:SSKセミナールーム 東京都港区西新橋2−1−1
受講費:1名につき 29,800円(消費税込)

内容:
YouTubeをはじめ「Web2.0」と呼ばれるネットサービスが花盛りの米国。特に動画や音楽といったコンテンツ分野のネットサービスの進化はめざましく、さまざまな新しいコンセプトを持ったサービスが続々と登場している。

本セミナーはコンテンツ、とりわけ動画と音楽分野に絞り、現在米国のネット業界で起きている新しい潮流を紹介することで、2007年から2008年にかけてブレイクする新しいコンテンツビジネスの萌芽を切り取り、日本との違いを分析することで今後のコンテンツビジネスのあり方を考える。

1.米国で注目の動画関連サービス
(1)「YouTube以前」と「YouTube以後」の違い
(2)動画関連サービスのビジネスモデルは?
(3)最新事例紹介

2.米国で注目の音楽関連サービス
(1)動画配信と音楽配信サービスの違い
(2)iTunes Storeの強さと変化
(3)最新事例紹介

3.日米のネットコンテンツビジネスの違い
(1)著作権法をめぐる環境の違い
(2)ビジネス慣習・キャピタル環境の違い
(3)ユーザーの心をつかむには?

4.質疑応答

動画、音楽配信ビジネスでおもしろそうなものを中心に紹介し、今後のビジネス動向を占う予定です。

| お知らせ | この記事のURI | Posted at 02時11分 |

2007年03月19日(月)

3月30日(金)午後11時より「MOK Radio一夜限りの復活スペシャル」をやります

昨年秋以来放送を休止してきたMOK Radioですが、このたび3月30日(金)の午後11時より、一夜限りの復活スペシャル放送を行います。

「一夜限り」ということは、つまりこれが「最終回」ということになります。活動再開についてそれぞれが続ける方向を模索したのですが、やはりそれぞれの音楽性の違いは埋めがたく、このような結論になった次第です。

真面目に最終回ということで、一応のケジメは付けようと思ってます。ですので、最後にパーソナリティー3人とキョウオカ&suさんに対するメッセージをメールで募集します。mok@xtc.bz までお祝い(?)もしくはおくやみメールを送ってくださいませ。「実は隠れリスナーでした」的な有名ブロガーの告白とかあるとおもしろいかな。いずれにせよ、たくさん来るといいね!

放送中はチャット設けてます。こちらに参加すると放送がより楽しめること請け合い。せっかくなのでLingrのチャットルームを使ってみようと思います。

放送は22:30頃になったらすぐ下にあるPLAYアイコンをクリックしてください。再生されると思います。


上記の方法で聴けない場合は以下のやり方でどうぞ。

http://radiogs.dip.jp:8000/radiogs.mp3
↑このURLをコピーして、Windows Media PlayerやiTunesで開けばOK。放送途中でよく途切れる場合はWinampを使ってURLを開いてみてください。Winampを使って聴くのが一番トラブルが少なく聴けるようです。

●Windows Media Playerの場合

Windows Media Playerを起動して「ファイル」→「URLを開く」をクリック


先ほどコピーしたURLを貼り付けて「OK」をクリック。


●Winampの場合

Winampを起動して「File」→「URLの再生」をクリック


先ほどコピーしたURLを貼り付けて「OK」をクリック。


●iTunesの場合

iTunesを起動して「詳細設定」→「ストリームを開く」をクリック


先ほどコピーしたURLを貼り付けて「OK」をクリック。

| お知らせ | この記事のURI | Posted at 03時59分 |

2007年03月13日(火)

著作権保護期間問題トークイベント動画配信ともろもろ

先日、著作権保護期間延長問題を考えるフォーラム主催のトークイベントが行われ、僕はコーディネーターを務めました。下記ニュースサイトにレポートが上がってます。

著作権保護期間は延長すべきか--賛成派、慎重派それぞれの意見とは(CNET Japan)

「著作権保護期間、作家が選べるシステムを」――延長めぐる議論再び(ITmedia)

著作権保護期間の延長をめぐり賛成・反対双方が参加の公開トーク (INTERNET Watch)

記事だけ読むとややもすると散漫な印象の残るトークイベントだったように思えるでしょうが、個人的には昨年12月11日のシンポジウムよりも話が噛み合うそれなりに有意義な話し合いが行えたのではないかと思っております(まあ2回目ですしね)。

フォーラムの公開シンポジウム | 公開トークイベント vol.1(著作権保護期間の延長問題を考えるフォーラム)

フォーラムのページ上でノーカットの動画配信を始めましたので、お時間ある人はぜひ観ていただければと思います。また、観られた方、記事を読まれた方はぜひCopy & Copyright Diaryさんの作られたはてなアンケートにお答えいただければ幸いです。

この延長問題、今年の文化審議会で特別に小委員会(過去の著作物等の保護と利用に関する小委員会)が設置され、今後はそちらでの議論がかなり大きなウェイトを占めるようになっていくかと思います。我々フォーラムも文化審議会での議論とリンクする形で、毎月何らかの問題提起を行うトークイベントを実施していく予定です。

文化庁、著作権の保護期間延長問題など議論する小委員会設置(INTERNET Watch)

私的録音録画小委員会に引き続き、過去の著作物等の保護と利用に関する小委員会に参加させていただくことになりました(本当はフォーラム世話人の福井健策さんをこの委員会に選出して欲しかったんですけどね……)。

専門委員の名簿は以下の通りです。

●上野達弘(立教大学助教授)

●大渕哲也(東京大学教授)

●大村敦志(東京大学教授)

●梶原均(日本放送協会ライツ・アーカイブスセンター著作権・契約副部長)

●金正勲(慶應義塾大学助教授)

●久保田裕(社団法人コンピュータ・ソフトウエア著作権協会専務理事・事務局長

●佐々木正峰(独立行政法人国立科学博物館長)

●佐々木隆一(ネットワーク音楽著作権連絡協議会代表世話人)

●里中満智子(漫画家)

●椎名和夫(社団法人日本芸能実演家団体協議会実演家著作隣接権センター運営委員)

●渋谷達紀(早稲田大学教授)

●瀬尾太一(有限責任中間法人日本写真著作権協会常務理事)

●津田大介(IT・音楽ジャーナリスト)

●常世田良(社団法人日本図書館協会常務理事)

●都倉俊一(作曲家、社団法人日本音楽著作権協会理事)

●中山信弘(東京大学教授)

●野原佐和子(株式会社イプシ・マーケティング研究所代表取締役社長)

●生野秀年(社団法人日本レコード協会専務理事)

●平田オリザ(劇作家・演出家)

●松尾武昌(社会福祉法人全国社会福祉協議会常務理事)

●三田誠広(作家、社団法人日本文藝家協会副理事長)

以上21名

延長問題に限らず、ネットワーク時代の新しい著作権制度を考えるには良い時期だと思うので、何かしら新しい制度を作るための論点を提示できるよう頑張りたいと思います。

| 著作権 | この記事のURI | Posted at 23時48分 |

2007年03月06日(火)

いろいろと告知

いろいろと告知があります。

Creators To Consumers 【c2c:はじめの一歩】

実施日:2007年3月15日(木)

・音楽の絆・ライブ(無料)
時 間:12:30−13:00 Breath by Breath
    17:30−18:30 坂本美雨 STARDUST REVUE
場 所:マルキューブ(丸ビル1Fイベント広場)
         
・シンポジューム(無料)
時 間:18:40−20:00(開場18:00)
場 所:丸ビルホール(丸ビル7F)
テーマ:私的録音補償金制度について考える

 出 演:(敬称略)
・モデレーター 中村伊知哉(慶応大学教授)
・藤原 浩(日本芸能実演家団体協議会・顧問弁護士)
・向谷 実(音楽家)
・椎名和夫(CPRA運営委員/音楽家)
・津田大介(IT・音楽ジャーナリスト)

入場無料
受付にて先着順に座席券をお渡しします。但し、定員に達し次第締め切らせて頂きますので、お早めにお越し下さい。

実演家の著作権団体CPRAが行うシンポジウムにパネリストとして出演します。CPRAはいろいろリスナーに対してこのイベントで呼びかけることがある感じで、パネルディスカッションもなかなかおもしろい感じになると思いますよ。

| お知らせ | この記事のURI | Posted at 20時35分 |

「Rimo」への違和感について考えてみた

はてな、人気の動画を抽出・再生するサービス「Rimo」公開--Wiiにも対応(CNET Japan)
はてな、シンプルな操作でYouTubeの人気動画を自動再生できる「Rimo」(INTERNET Watch)

関係各所で話題を集めているはてなの新サービス「Rimo」。最初見たときはとにかくシンプルでわかりやすいし、はてなブックマークに動画そのものをEmbedする対応をした流れなどを見ていたので、「なるほどはてなっぽいサービス」とは思った。リモコンでわかりやすく何も考えずに人気の動画だけを見られるところや、常時接続で利用するといろいろ便利なサービスが受けられるWiiにいちはやく対応したところも含めて、よく考えられているサービスだとも思った。

でもなー。なんか最初からこのサービスに対して違和感というか気持ち悪さがあったのだ。それを言語化するのは難しいなーと思ったのだけれど、いろいろ考えていたら何となくその「気持ち悪さ」の正体がつかめてきたので、恐らく完全にはまとまらない個人的な感情ベースの文章になるのだけれど、エントリとして記しておこうと思う。

さて、Rimoだが、俺が気持ち悪く思ってしまうのはこのサービスが「コンテンツ」の方を向いておらず、ひたすらユーザーの方しか向いていない、というところなのだと思う。それはどういうことか? まず、(誰もがわかっているだろうが)一応無粋なツッコミを入れておくと、Rimoで流れている「コンテンツ」は、現状すべてYouTubeに上げられているもので、それに対してはてな側で独自のフィルター処理を行い、表示させているに過ぎない。当然のことながらはてなはコストをかけて流れる「番組」を作っているわけではないし、それをストリーミングするための莫大なサーバー代を負担しているわけでもない。

YouTubeは少なくとも自分のところで莫大なストリーミングコストと、訴訟リスクを抱えつつも、動画というコンテンツを使った新しいメディアの形を提示した。また、数は圧倒的に少ないながらも、著作権的に問題のない「自作」動画もアップされているし、市井のクリエイターがYouTubeに上げた動画をきっかけにして、プロのクリエイターになる、というサクセス(何をサクセスと取るかは人それぞれだろうが、プロを目指す人にとっては1つの成功とはいえる)ストーリーも描けるし、そもそもはそういうことを意図したサービスだ。コンテンツが流れることによる単なるプロモーション効果だけでなく、新しいコンテンツが創出される「回路」を内蔵しているということは俺は重要だと思う。

ニコニコ動画もYouTubeへのただ乗りサービスではあったが、動画に字幕をリアルタイムで入れることによって、そこにクリエイティビティが内包され、本来の動画とは異なる新たなコンテンツが生まれた。著作権法的には同一性保持権の問題はあるにせよ、ニコニコ動画からまったく新しい類のコンテンツ(この場合、合法/違法であることは問わない)が生まれる「可能性」があった。

myspaceにしても、サービス開始当初は音楽著作権侵害の温床ではありつつも、アーティストとリスナーをダイレクトにSNSという形で結びつけることにより、新たなメディアの形を提示したことは事実だ。そして、彼らはコンテンツにただ乗りすることはせず、無料ライブの開催をはじめ、非常に多額の「アーティスト支援」を行っている。音楽(コンテンツ)がキーになるとを十分理解したうえで、それに対する「貢献」をすることの重要性を理解していると俺は思う。

で、Rimoだ。

ざっくりと言ってしまえば、Rimoにはそういうコンテンツへの理解と「コンテンツが生まれる環境をサポートする」という気概が感じられないのだ。「なんかおもしろそうだからやっちゃいましたー」的な無邪気さで押し切っていて、しかもリスクやコストもほとんど引き受けてないという「姿勢」に俺は強烈な違和感を感じている、ということなのだと思う。

要するに「Rimoのサービスをきっかけにして新しいコンテンツが生まれる」「コンテンツを作るクリエイターたちにとって明確に利益になる」要素が限りなく感じられないことに対してなんかイヤだなと思っているわけである。俺は。たぶん。

英語がよくわからない上に適当なことをいうけど、Rimoは「おもしろい」サービスではあるけど、「funny」ではあるけど「interesting」ではない、みたいな感じ?

まぁ規模からみたらそもそもはてなという会社はそんなに大きい会社じゃないし、過剰な期待をしてもしょうがないのかもしれないけど、デジタルな価値観を持つギークがアナログなコンテンツクリエイターの気持ちとか感情とかわからずリリースしたらこうなった、という構図がそこに見て取れる。ただ、俺は松本零士先生のように「クリエイターの気持ちを考えろ」とか、「ただ乗りはよくないよね」とかそういうことを言いたい訳じゃない。何が言いたいのかというと、ネットサービスを作る側が「コンテンツ」をキーにしてサービスを展開するのなら、何らかのコンテンツへの「貢献」意識なり、新しいコンテンツを生み出すような「仕組み」を入れなきゃダメなんじゃないかということ。「一緒にこれ使っておもしろいことやろうぜ!」というところでサービス提供側とコンテンツ提供側が組めなきゃおもしろいことはできない、というシンプルな話だと思うのですよ。別の言葉で言い換えればはてなはコンテンツに関する「当事者意識」がなさ過ぎるんじゃないの? という話かな。別に100%の当事者意識を持つ必要はないけど、リスクもコストも引き受けるつもりがないお坊ちゃん企業に付き合ってあげるほど、コンテンツ創造側の人たちは甘くないというか、余裕もないだろうという。だから俺がRimoをやる立場だったとしたら、「デジタル音楽の行方」に書いてあった「ある仕組み」を強制的に内包させた上で、対等な立場でできる交渉をコンテンツ側としただろうなー、とは思う。俺は単にコンテンツがたくさん流れるようになりゃいいという話でもないと思ってるしね。だからどっちつかずの中途半端な立ち位置でもがいてる。

はてなという企業にはとても期待してるし、好きか嫌いかでいえば間違いなく好きな企業なんだけど(はてな村の人たちはおしなべてアレだと思うけどね! まぁあれだ。「アーティスト本人や曲は好きだけど、ファンが嫌い」みたいな心理に近いかも)、Rimoに関してはIT系特有の「アナログの人たちへの配慮が足りない感じ」が悪い方向に出ちゃってるのではないかと思うねぇ。余計なお世話ですかそうですか。とまぁそんな感じで、このエントリ自体公開するかどうか迷ったんだけど、公開することにします。

もちろん、Rimoが新しいコンテンツや才能が出てくるおもしろい場所になれば無問題(ただ、そういう機構を内包してからリリースすべきだったとは思うけどね)。期待してますよ!

| 著作権 | この記事のURI | Posted at 20時00分 |

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