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  • 音楽配信メモの更新は終了しました(2002.1.11〜2014.8.23)。

ナタリーってこうなってたのか 表紙

ナタリーってこうなってたのか

大山卓也 著 / 双葉社

ISBN:978-4575307009 / 版型:18.2×12×1.2cm
ページ数:184ページ / 定価:1080円(税込)

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2007年04月26日(木)

「cinra magazine vol.13」がおもしろい

cinra magazine vol.13(cinra magazine)

無料で読めるウェブマガジン「cinra magazine」の最新号で音楽業界特集。「CDの価格ってどうよ?」という問題意識を中心に構成されてて、思った以上におもしろかった。

違法コピーの問題云々を語る前に、J-POPに関してはアルバム「一律」3000円っていう価格がそもそもありえないわけで、まずそこの議論をしなきゃしょうがないよなと俺は思っているので、そういう意味でもいろいろ読み応えがあった。

ほかの記事ではBOOK OFFの特集もなかなか挑発的でおもしろかったけど、BOOK OFFの店員の話は素朴にムカついた部分もあったなー。お前本音でいくらそう思ってても口にしちゃいけないよ、って部分はある。

文化を語るって難しいよね。まず文化産業としてビジネスありきで語るべきなのか、創作の現場をまず第一に考えるのかという立ち位置でも、そのへんの感覚って変わってくるだろうし。それに「消費者様」の視点とか入れたらもう収集つかない。んで、収集つかない混乱に乗じて、もの創ってもいない既得権益手放したくないだけの権利者が制度改悪ばっかしていくという悪循環。

そういういろいろなことを考える意味でも、良い特集だったと思います。

| 音楽業界全般 | この記事のURI | Posted at 14時10分 |

2007年04月22日(日)

今俺が毎日見てるオススメブログ

P2Pとかその辺のお話

というブログ。更新頻度も高いし、単に海外の事例紹介だけでなく、バランスを取っていろいろなニュースを紹介して、なおかつそうしたニュースに対する優れた論考も書かれてるのが素晴らしい。もっとこういうブログが昔からたくさんあれば良かったのにねぇ。

音楽配信メモはよほどのことがない限り閉鎖することはないと思うけど、更新頻度についてはわからない、というのが実情。情報や事例紹介や、それに対する論考などを定期的に読みたい人は「P2Pとかその辺のお話」を読むといいと思います。

音楽配信絡みのコラムは毎号Mac PeopleとINVITATIONに連載しているのでそちらを読んで頂ければ。あ、あと日経産業新聞に1カ月に1回くらいの頻度で「デジタル時評」というコーナーに書いてます。

| サイト紹介 | この記事のURI | Posted at 15時26分 |

2007年04月20日(金)

米国のネットラジオがピンチに!?

天才ネットラジオPandoraが大ピンチ(RECO-PLAY.COM)

米国にはユーザーの嗜好を細かく分析して最適なレコメンドをして、自動的に気に入る音楽を流してくれる(これが本当に精度が高い)Pandoraというネットラジオサービスがあるんだけど、今回ワシントンのCopyright Royalty Boardがこのたびインターネットラジオにこれまでの4倍のロイヤリティ支払いを課することを決定したのだとか。

実は音楽配信メモを開設した2002年とかにもこういうネットラジオのライセンス料金が高すぎてみんな潰れる! みたいな騒ぎ(結局最終的に政治決着でかなり無難なライセンス料金に落ち着いた)があったんだけど、今回のこれも似たような感じかもしれない。まだ詳細きちんと調べてないのでわからないけど、これが本決まりになったらLast.fmやらfinetuneとかMercoraとかにも影響大きそうだね。

DRMフリーは、やっぱりいろいろ議論巻き起こしてるみたいで、ほかのレコード会社も追随するよ、という意見といやーEMIだけしかやらん、みたいな真っ二つの意見が業界内部からは漏れてきてる。

米国はオンライン音楽市場は伸びてるものの、CD市場はここにきてかなり落ち込んでる。日本も同様で、タワーなんかもかなり売り上げの落ち込みが激しいらしい。どこで、そういうのを補填するのかっていうところでビジネス判断やらロビー活動やらが行われるわけだろうけど、米国のレコード業界はとりあえずやすい料金で自分たちの上前はねてる(ように彼らが思っている)音楽系のWeb 2.0サービスに狙いを定めたってところなかもしれないね。

DRMフリーになったところで実際、喜べないことがたくさん聞こえてくるし、そういうのとはまた無関係にいろいろな水面下の動きは進んでるだろうし、まだまだこういうカオスな状況が続くのだろうね……。

| ネットラジオ | この記事のURI | Posted at 00時31分 |

2007年04月09日(月)

EMIのDRMフリー化についてコラムをITmediaに寄稿しました

「EMIは打つ手がなかった」――DRMフリー化と「CCCD」という無駄 そして日本は(ITmedia)

最初2000字くらいで適当にまとめようと思ったら、気が付いたら1万2000字まで増えていたという。

CCCDについては今でも『だれが「音楽」を殺すのか?』で書かれていることがCCCDを最終的に完全否定する最高の文献だと思っているし、CCCDを導入する業界の事情とかは理解はできるけど、それでもやっぱりアレはあらゆる意味でどうしようもないメディアだったと思うよ。失敗だよ、大失敗。

このことについては俺は99.9%正しく、ことこういう結果に至り、俺の主張は完全勝利したと宣言するね! まぁ、そんなこと言ったところで空しさばかりが残るけど。

この10年で音楽業界が失ったものは思った以上に大きいと俺は思ってる。もっとも、そのことを業界の中にいる人はあんま深刻に捉えてないのだよね。

| 音楽業界全般 | この記事のURI | Posted at 11時36分 |

2007年04月05日(木)

ASCII.jpに著作権がらみの話題でコメントをしました

音楽配信のDRMはもともと意味がない(ASCII.jp)

DRMフリー化について。これについてはいくつかのウェブ媒体と紙媒体に原稿書く予定です。


YouTubeから“コピー”できなくなる日(ASCII.jp)

最近の著作権法改悪方針についてのコメント。これこのままほっといたらマジで押し切られるよ。権利者たちは現状のYouTubeが日本では何ともならないので、とにかくYouTubeなんとかしたいという気持ちが強い。それで著作権法を考えなしにヤバい方向に改悪して、そのしわ寄せが全部エンドユーザーにいくというわかりやすい構図がある。

ホントさー、「知財」大事なのはわかったから「著作権」は、ほっといてくれないかな。「文化の発展(利用)」考えたら、明らかにアンバランスになることわかるでしょうよ。

| 著作権 | この記事のURI | Posted at 00時08分 |

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