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雑談スレッド
レス数が1000を超えているので、これ以上投稿できません。
1 名前:OZRIC ★ 2002/10/18 01:02
雑談はこちらにどうぞ。

501 名前:KK 2004/04/08 15:38
>>494
>勇気をもって旧体制を飛び出すミュージシャンがどこまで増える
>か、でしょうかね。

いや宣伝費や当初の資金をどうするかだけですね。

タニマチとしてはもうメーカーは機能していないので、
それなりに売れてお金のあるアーティストやその事務所にお世話になる、つまり今まさに増えている事務所レーベルが、企業系レーベルを一掃すれば良いだけでしょう。
だからもうすでにそれは始まってることです。

パッケージがノンパケ以下の収益に音楽産業が移行すれば、
自然とそうなるし、大資本が撤退するのはみえています。

502 名前:金子譲@子龍 2004/04/08 15:46 [URL]
>>496

>>P2Pについては今のところ「一晩中つなぎっぱなしにして、やっと手に入れた」というぐらい
>>時間と手間がかかることが唯一の救いでしょうかね。
>
>その認識は甘いです。MP3でアルバム1枚程度ならアルバムを聴く時間より短い時間で落とせるぐらいの速さが既にあります。
>#環境によりけりですが。

「一晩中つなぎっぱなしにして、やっと手に入れた」というのはJETさんの記述から引用しただけで、私自身はポリシーとして違法コピーは一切やりませんので、スピードがどの程度なんてことも全く分りません。しかし、P2Pの利用が快適になればなるほど、ますます音楽業界は意固地になって
CCCDや輸入権問題などで締め付けをきつくすることは間違いないでしょうね。

それにしてもこういう反応が返ってくるということは、結局ここに集まってる皆さんも日常的にP2Pの違法コピーをやってるわけだ。…非常に残念です。

503 名前:金子譲@子龍 2004/04/08 15:57 [URL]
→KKさん
>>501

>>勇気をもって旧体制を飛び出すミュージシャンがどこまで増える
>>か、でしょうかね。
>
>いや宣伝費や当初の資金をどうするかだけですね。

それもそうですね。どなたかが事務所レーベルが独自の音楽配信を始めようとしたけど、頓挫したと言ってましたが、それら事務所レーベルが例えばiTMSと直接契約すればいいわけで…。残る問題はプロモーションをどうするかぐらいです。

>パッケージがノンパケ以下の収益に音楽産業が移行すれば、
>自然とそうなるし、大資本が撤退するのはみえています。

その通り。でも消費者の方がノンパッケージに抵抗がある方もまだ多いようなのがネックです。実際にはパッケージメディアに固執すればするほど、旧体制の維持に力を貸すことになると思うんですけどね…。

504 名前:KK 2004/04/08 15:59
そういえば
「儲かるとなって色んなスポンサーが付くと、その分野が駄目になる」って誰か言ってましたねw

音楽産業にもスポンサーというか、音楽にそもそも理解のない投資するだけの企業はもういらんと思いますよ。
自分の会社のオーディオ製品を売るがために、またはドラマをヒットさせようとするがために、または宣伝媒体をちらつかせて金を巻き上げようとか、音楽産業を利用するような会社が増えたのが現在の最悪の結果を生んだのでしょうね。



 

505 名前:KK 2004/04/08 16:08
>プロモーションをどうするかぐらいです

といいますけど、今すでにメーカーがプロモーションにお金を出すことも減っています。
たとえメーカーにお金があっても、売れているアーティストの事務所に宣伝費の予算管理をされてしまっていますよね。

流通は当分は今ある大手事務所レーベルと同じように、企業メーカーに流通と営業だけを委託すればいいだけです。

原盤にタイアップを付けてメーカーに持ち込むのが当たり前の今、タイアップ協力費を出すことだけが、今のレコード会社の仕事になってるんじゃないですか?w
そんな会社はもう不要だと思いますが。

506 名前:タム 2004/04/08 16:27
いつも皆さんの議論を興味深く拝見させて頂いております。

>>502
>金子さん
>それにしてもこういう反応が返ってくるということは、
>結局ここに集まってる皆さんも日常的にP2Pの違法コピーをやってるわけだ。
>…非常に残念です。

そう言うに風に断言してしまうのは非常に危険な考えではないでしょうか!そんなことを言われてしまうと、一方的にCCCDを導入し消費者を犯罪者扱している(と思える)既存のレコード会社と金子さんも同じだな。なんてこちらは考えてしまいます。
過去にnapsterを利用していたが、今は利用していない管理人さんの様な方も多いと思いますよ(じぶんもそうです)。

それと金子さんはP2Pを使う=違法コピーと思われているようですが、P2Pを使うこと事態は違法ではないですし、P2Pには違法ファイル意外の物も多数アップされています。過去にはnapsterをリンプビスキットやオフスプリングのようなメジャーアーティストが支援していた事、スマッシングパンプキンズがラストアルバムを自らnapsterに配布したこともあります。
だからP2P=違法と言う考えは改められてはどうでしょうか。

507 名前:金子譲@子龍 2004/04/08 16:25 [URL]
→KKさん
>>504

>自分の会社のオーディオ製品を売るがために、またはドラマをヒットさせようとするがために、または宣伝媒体をちらつかせて金を巻き上げようとか、音楽産業を利用するような会社が増えたのが現在の最悪の結果を生んだのでしょうね。

いや、全く。

>今すでにメーカーがプロモーションにお金を出すことも減っています。
>たとえメーカーにお金があっても、売れているアーティストの事務所に宣伝費の予算管理をされてしまっていますよね。
>
>流通は当分は今ある大手事務所レーベルと同じように、企業メーカーに流通と営業だけを委託すればいいだけです。
>
>原盤にタイアップを付けてメーカーに持ち込むのが当たり前の今、タイアップ協力費を出すことだけが、今のレコード会社の仕事になってるんじゃないですか?w
>そんな会社はもう不要だと思いますが。

ふーむ、そこまで来てるとするとすると業界再編も近いのかな?
だとすると、「モーラ」とかも最後の悪あがきで、レコード会社に変革の流れを止めるだけの力はもう無い、と言えるかもしれませんね。少し希望がわいて来たなあ。初めて建設的な話が聞けました(^^;)。

508 名前:なす 2004/04/08 16:34 [URL]
> 津田さん
たぶん、私が他の方と並行線になる理由は、
私が議題としたいポイントと、他の方が議題としたいポイントが
ずれているからです。
私の中では反論している場合よりも、論点説明の方がはるかに比重が多いですから。

で、リクエストがあったので、回答します。
これからも、特に論点としたいポイントへの回答が無ければ、
指摘して頂ければ、できる限りは私の意見を書きますよ。

> 「なぜ著作物だけがそこまで保護されなければならないのか」

簡単に言えば、「保護されなければならない。」とは思ってません。
「保護したい。」と言う希望を持っているだけです。

で、なんで、そんな「希望」を持つかと言うと、
絶盤(漢字、正しいかな?)のCDを中古屋で見つけて、
それが気に入っていた場合などにですね、
「この対価がアーティストに還元されないかなぁ。」なんて考えるところが発端です。
あるいはですね、限定のCDやアナログが、
発売直後にオークションでプレミア価格で出ていたりすると、
元のオーナが制作側が望む金額を払っているのを知っていても、
「作品の素晴らしさへの対価が、アーティストには入らないんだよなぁ。。。」
と思ってしまう訳ですね。
まぁ、この辺は、再販価格制度だからこそ生じる矛盾でもあり、
再販制度がなければ、CDショップがプレミア利益を得ているだけなのでしょうが。

ですから、再度、書けば「〜ねければならない」とは思いません。
この件での最初の投稿(>>429)から、
「制作者側にもお金が回ればと思います。」と希望系で述べています。

> 「既存の中古文化にメスを入れてまでやる理由が見つからない」

具体的な仕組みが思い浮かばない中での話になりますが、
もし、その仕組みが「既存の中古文化」にメスを入れるような
大掛かりな変化をもたらすために、反対すると言うのであれば、
私としては、その仕組みを強く押そうとは思わないです。

ですから、例に挙げたのも、JASRACが窓口となっての寄付金集めくらいなんです。
もちろん、寄付は義務なんかではなく、
良い作品と出会ったので、その作品を制作した人の、
これからの活躍への足しになれば・・・くらいの気持ちで、
個々人の満足度と経済力に応じて、でいいのかな?くらいです。

津田さんが書かれていたように、
「私は、次の作品を購入することで、今回の満足度を表したい」については、
前にも書いたように、そう言う形での還元方法もあるんだろうな、と思います。

509 名前:金子譲@子龍 2004/04/08 16:38 [URL]
→タムさん
>>506

「P2P=違法」とは考えていません。P2Pに著作物を無許可で流すのが違法です。
だいぶ前にこのことはいいましたが、誰も覚えてないかもしれませんね(^^;)。

>そう言うに断言してしまうのは非常に危険な考えではないでしょうか!そんなことを言われてしまうと、一方的にCCCDを導入し消費者を犯罪者扱している(と思える)既存のレコード会社と金子さんも同じだな。なんてこちらは考えてしまいます。

そのぐらいミュージシャンとしてはショックを受けるのだ、ということを理解してもらいたかったのです。それとああいえば「そんなことはない、俺は違うぞ!」と少しでも名乗り出てくれるんじゃないかな、という期待もありました。

改めていうと、私はCCCDに反対してますが、それと同じぐらい違法コピーにも反対してる、というのが私の立場です。

510 名前:なす 2004/04/08 16:44
ちなみに、旧レコード会社社員さんの>>487に書いてある、
「多くはアーティスト原盤になりましたが、
 アーティスト側からメーカーへ配当するシステムにすれば、
 CCCDに対する考えも、流通に対する考えも
 アーティストの考えということになり、クリアです。」
と言う考えには、大いに共感できます。

511 名前:十六夜 2004/04/08 16:56
 なすさんへ
中古CDを購入したら、レコード会社・アーティストへお金を払うというのは、中古車を買ったら自動車会社へお金を払うということと同じです。
中古車ではなくて、マンションでも一軒家でも構いません。
不動産屋へ支払うだけではなくそれを建てた大工さん・建築会社へお金を払いましょうといっているのです。

CDのあり方で考えてみた時に、日本ブレイク工業の社歌とかは、
MP3であれだけ出回っていてもオリコンで上位に食い込みましたよね?
ネットで広まったから売れたのか、それともネットに流出していなければもっと売れたのか、一体どちらが正解なのでしょうか?

512 名前:KK 2004/04/08 17:08
>>511

日本ブレイク工業の社歌とかは、
話題性が流れ客をも巻き込んだとみるべきでしょう。

ネットのユーザだけでの結果はわかりませんが、
前例のネットで広まったから売れたというのが正解でしょうね。
確かにネットが相当なプロモーションになったはずです。

ただし、ネット以外のところでの購入者や店頭での露出での購入者も相当増加したのだとみるべきですね。

ネットとの相乗効果ですが、正直あれは一種のお祭りだったので、今後同様なプロモーションが購買に通じるかは解らないと思います。

513 名前:津田 ★ 2004/04/08 17:12
>>508
> あるいはですね、限定のCDやアナログが、
> 発売直後にオークションでプレミア価格で出ていたりすると、

発売直後のものだけじゃなくて、レコード会社が一方的に
廃盤にしたことで中古市場でプレミア値が付いている昔の
アルバムとかありますよね。ああいうのを見るにつけ、
もったいなぁとは思います。いくら高値が付いてもアーティスト
には一銭もいかないわけですからね。それは確かに健全な状況
ではないと僕も思います。

ただ、それを僕は中古から金を還元する仕組み(寄付という
やり方も含めて)でやるのではなく、まさにそこにオンデマンド
型ノンパッケージ配信が有効なんじゃないかと思ってます。
今廃盤のリイシューにかかるコストの多くは印刷コストだったり
します。デジタル配信でかつ、ユーザビリティーの高い
(ユーザーは「本物」を手に取れるわけでないので、CD-Rなどの
汎用媒体にコピーもしくは移動できるくらいの柔軟なDRMは必要
でしょうね)形で、プレミアが付いているような廃盤CDを配信
すれば、そうした問題を合法的に片づけられ、しかも制作者に
還元もされるので一石二鳥かと思うのですが。

金子さんにペンディングしているiTMS的なコンテンツ配信の未来
や可能性の話にもなるんですが、ノンパッケージの音楽、
音楽流通って僕個人はあまりメインストリームの部分に期待
していなかったりもします。むしろ音楽配信やノンパッケージが
ニッチを埋める戦略をとることで、メジャー的販売方法の中で
今まであまり顧みられてこなかった数千、数万レベルの
アーティスト(しかし、コアリスナーの“忠誠度”は高い)に
恩恵がでてきて、そこから少ない額でもきちんと「計算が立つ」
収入が入ってくるという部分がこれから大事になってくるんじゃ
ないでしょうか。今メジャーの「特販部」が注目されているのも
そういう動きと無関係ではないでしょう。

514 名前:しん 2004/04/08 20:17
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0404/05/news009.html
というニュースに対する切り込み隊長のコメント
http://kiri.jblog.org/archives/000592.html#more

自分的には儲かる所だけやってると儲からなくなってしまうというんだなぁ。難しいなぁ。と思ったのですが、音楽業界にも当てはまってるように思います。

515 名前:なす 2004/04/08 21:38
>>513
半分同意、半分同意不可って感じでしょうか。

オンデマンド型ノンパッケージ配信が有効である場合は、
津田さんがおっしゃる通り、多いと思います。
そして、制作者に費用が還元すると言う意味で、
名案だとも思います。

プレミアが付いているモノと言うのは、
コレクターズ心理に基づいている部分があるので、
「所有欲」を満たしきれないと言う点で、
プレミアでなくなることはないと思います。
でも、私に関して言えば、プレミアものを手に入れた後に、
ダウンロードすることで、
「制作者に還元する」と言う欲求が満たされるので、嬉しいですね。

ちなみに、最後の段落については、ほぼ同じ意見でいます。

516 名前:牛丼 2004/04/08 21:47
>>488
なにも津田さんは「交渉のテーブルにつけ」などと要求してるわけじゃないでしょう。
ていうか、レコード会社のお偉方と交渉できるほどの身分の人なんて、ここにはいないでしょう。
津田さんが言っているのは、当たり前のことを論理的に説明しているだけと思います。
べつに音楽産業に譲歩を要求してるわけではない。
音楽産業がこの先も繁栄することを願いつつ、音楽産業が生き残る道を提案してるだけでしょう。

ましてや、津田さんが過去にナップスターを利用したことがあるからといって、何の後ろめたさがあるのでしょうか。
音楽産業が、依怙地な態度を取りつづければ、結局、音楽ファンの願いとは裏腹に、音楽産業が崩壊するだけです。

音楽ファンが譲歩できることなど何一つありません。
なぜなら音楽ファンは音楽を買うことと、買わないことしかできないのですから。

音楽産業が消費者にとってメリットの大きい路線に転換することも、譲歩なんかではありません。
マクドナルドや牛丼チェーン店が相次いで格安路線に切り替えたのも、消費者に譲歩したわけではありません。

音楽産業が、自分たちのためにやることを「譲歩」と言うのはおかしいです。
今の音楽産業は、単に「何が自分たちのためになるか」をわかってないだけです。

517 名前:JET 2004/04/08 21:56
→金子譲@子龍さん

>> 491

「音質」が劣化しないから問題だというのは幻想だと断言します。
これを言い出すのは、アーティストやレコード会社側でして、実態はそれほど問題ではないんですよ。
アナログ・カセットの時代でも、ライトなユーザーならば、孫コピーあたりまでは許容範囲だったのです。
それゆえにWカセットは需要があった。まあ、当時はそれしかダビングの手段が無かったのも事実ですが。
ユーザーはテクロノジーの発達によって、「結果として」音質の劣化しないコピーを手にすることが
できるようになっただけにすぎません。

もし、P2Pで交換できる音源が、ダウンロードするたびに少しづつ劣化していく性質だったとしても
同じようにコピーは広がっていたと思いますよ。
どちらかというと「全世界にコピーがばら撒ける」の方が問題かもしれませんが、
これにしても、1つのソースが広範囲に広がるか、複数のソースがそれぞれの地域で広がるかの違いだけで、
実際問題にコピーはばらまかれてきたのです。本質は昔から変わっていないのですよ。
これまで黙認してきて、最近になって問題だと騒ぎ出すのは、なにをいまさら・・・と感じます。
ユーザーは、より手軽な方法を選択してきただけですからね。

518 名前:牛丼 2004/04/08 22:05
>>491
mp3などに圧縮しても音質は落ちますよ・・・という戯言はともかくとして。

自分は孫コピー、ひ孫コピーのカセットでも平気で聴いていましたがね。他に音源はないし、レコードなんて中学生のお小遣いでは到底買えませんでしたから。家に高価なステレオがあったわけでもなし、その程度の音質で十分でした。

ネット配信に関しては推進派の金子さんが、デジタルコピーの弊害を説く、というのも理解しかねます。本当にネット配信のデメリットを理解しておられるのでしょうか。著作権保護技術などというものを過信してはいけませんよ。あんなものは長くて1年、早ければ出回った瞬間にクラックされて、ひとたびクラックされれば、その方法はネットを通じてあっという間に全世界に喧伝されてしまう(最悪の場合は、クラックされたコピーそのものがいっせいに流布する)のです。

私があらゆるコピーガードに反対するのも、無媒体のファイルならともかく、長期保存を目的とした媒体にコピーガードを施すことは、メディアの規格が短いサイクルでコロコロ変わったり、掟破りの方式(まさにCCCDがそうです)を強いられたりして、メディアはあるのに再生する機器がない(あるいは規格外のために再生できない)といった事態が頻発することを恐れてるからです(もちろん、私的複製という正統な権利を害していることが最大の反対理由ですが)。

ポリシーを貫くのも結構ですが、その裏で実際に何が行われてるかを正確に把握してないのに、印象だけでP2P批判をしても説得力がないと思います。だから>>502>>509のような齟齬をきたすのではないでしょうか。スルーされてしまいましたが、もう一度お聞きします。>>475の質問について、ぜひ考えてください。

519 名前:KK 2004/04/08 22:16
>>518

>メディアの規格が短いサイクルでコロコロ変わったり、掟破りの
>方式(まさにCCCDがそうです)を強いられたりして、メディアは
>あるのに再生する機器がない(あるいは規格外のために再生でき
>ない)といった事態が頻発する

これってビデオやパソコンソフトでは当たり前に行われていますよね?それってどうなんでしょう?

520 名前:牛丼 2004/04/08 22:20
>>508
>>508
廃盤問題に関しては、以前にも書いたように、それぞれのアーティストのファンは、悲痛とも思える声を上げているのですが、それがまとまった意見として集約されることが少ないので、結果として放置に近い扱いを受けてます。

廃盤・絶版となった音源に、中古市場でプレミア価格がついて、著作権者(隣接権者含む)と無関係な人を儲けさせてる責任は、むしろレーベル側にある、と自分なんかは思ってますけどね。

市場価格の何十倍も払ってでも買いたいと思ってる消費者を放置して、そのくせ著作隣接権は手放さないというだけでも十分すぎるほど腹立たしいのに、さらにそいつらにも金が回るシステムなど到底賛同できるものではありません。

確かにこれまでは、メディアのプレス代や、倉庫管理費等の問題で、採算ベースに乗せるのが難しい面があったかもしれませんが、ネットを使えば、サーバーの維持費だけで済むわけで、これなら極めて少人数の需要にも応えることが可能です。

要するに、音楽産業側が、中古市場に利益を横取りされないように努力すればいいだけの話で、消費者が考える筋合いの話ではないわけです。

521 名前:Anonymous User 2004/04/08 22:39
iTMSのコピープロテクトがフェアユースという前提(?)でクラックされたようですね。

522 名前:なす 2004/04/08 22:40 [URL]
> 金子さん、JETさん
僕も、デジタルコピーの問題は音質劣化が本質ではないと思います。
デジタルコピーの問題は、むしろ、複製速度にあるのではないでしょうか?

私の違法コピー経歴の一端を紹介すると、
中学生の頃、人気のあるレコードを購入すると、
みんなに録音を頼まれるんですね。
その時には、友人に貸して自分で録音させる場合と、
テープを預かって自分で録音してあげる場合があるんですが、
大切なレコード、他人に傷物にされたくはない、
(傷物にするなら、自分の手で・・・)と言う想いから、
大抵、後者の手段を選ぶことになります。
すると、5、6人の友人にダビングするだけで、
5、6時間も掛かります。

でも、今、CD-Rに焼くなら、5,6枚だって1時間くらいですよね?
あるいは、MP3に圧縮してネットで転送すれば、もっと短時間。
こちらの方が、被害を大きくしている原因だと思います。

> 牛丼さん
牛丼さんの意見はわかりました。
それでも、僕は、考えたいのです。
まぁ、趣味だと思って、呆れてて下さい。

523 名前:JET 2004/04/08 22:41
>> 519

牛丼さんではないですが、ビデオソフトは問題だと感じています。
DVD化されたら買い換えるという手段もあるのですが、そうでないものも沢山所有しており、
見れなくなったらどうしようと心配しています。マクロビジョンなんて邪魔なものがあるせいで
PC等に取り込んでDVD-Rに焼くのも、いまでは違法のなんとか装置を使う必要があるし・・・。
以前は8mmビデオも使っていたのですが、もうデッキは売られていないし。困ったものです。

パソコンソフトはハードやOSの進化に合わせて、新しいバージョンのものが必ず出るので
それを使えばいいだけですが、CCCDをコピーする術を持たない人が、将来CDプレーヤーが
絶滅した時、その音源を聞くにはどうしたらいいのでしょうね。

>> 520

廃盤はホントに勘弁してほしいですね。本音を言えば、商売にならないと判断したのなら
安く売ってくれよと思います。mp3でもいいので廃盤アルバム10枚詰め合わせとか。

廃盤になっていなくても、CDショップでは旧譜の在庫はあまり置いてないですね。
津田さんも好きなカーネーション、例えば「エレキング」を店頭に置いてある店は
どれくらいあるでしょう。買いたい意思があっても、手軽に買えない状況は悲しく思います。
需要が少ないのだと言ってしまえばそれまでですが、地道にコツコツ売っていく努力は
しないのでしょうかね?旧譜を聞きたかったらレンタル店に足を運ぶ方が確実という現状も
あるわけで、なんだか歪んでるなと感じるのですが。

524 名前:津田 ★ 2004/04/08 22:42
>>521
元々iTMSのDRMはCD-Rにコピーした時点で取り外されるような
実質的に「あってなきがごとし」のDRMです。クラックも何も
という話だったりするんですが……。

525 名前:Anonymous User 2004/04/08 22:48
>>519
パソコンソフトはハードの進化が早いし、ソフト自体もこまめにバージョンアップを重ねているので、長期保存目的の購入というケースは少ないと思います。それに近年は、メディア自体にコピープロテクトをかけるのではなく、認証キーを入力させる方法が一般的ですよね。まあ、それもすぐにクラックされてしまうので、あんまし効果がないようですが・・・。

ビデオの場合は、単に規格が乱立した(VHS、ベータ、Uマチック、VHD、LD、ビデオCD、DVD等)だけで、コピーガード云々とはまた別の話かと思います。もっとも、これらのうち予めコピーガードを規格に盛り込んでいるDVDに関しては、再生できない等の不具合が散見されるようです。

526 名前:KK 2004/04/08 22:50
ソフト業界(音楽・映像・コンピュータなど)は結局、ハード業界の思惑でその都度追従を強いられ、消費者だけが常に取り残されるっていう気もしますが。
ハード業界がソフト業界を子会社化するのも、ソフト(コンテンツ)を利用したいという理由でしょうし。

527 名前:牛丼 2004/04/08 22:54
525は私です。HN入れ忘れました。

>>522
友達数人にコピーを渡すときは、1本だけレコードからコピーして
あとは友達に渡してWデッキで倍速ダビングさせればよかっただけの話のような。

528 名前:KK 2004/04/08 22:58
僕はパソコンソフトも長期に愛用していて使い続けたいのに、諦めた事は非常に多かったのですが、それよりもやはりビデオには本当に困ってます。

映像ってめったに手に入らないことが多く、新宿に世界的に有名らしいエアーズというバッタ物ショップがありますが、あそこの商品の内容はほとんどコピー屋の利益ですよね。
自分が持っているテレビ番組録画の映像もハードの規格で見れないがために購入したことがあります。10分の映像が5000円とかしたりしますね。

どうなんでしょうね。こういうのって。。。

529 名前:小倉秀夫 2004/04/08 22:59
長期保存する必要がある情報はなるべく汎用的な形式で保存するというのは、コンピュータでデータを管理する場合の基本ですね。

エンターテインメント産業は、この基本を守らないですね。自分たちが提供している情報は、長期保存する必要のある情報であるとは思っていないからなのでしょうけど。

530 名前:小倉秀夫 2004/04/08 23:07
デジタルコピーが問題視される最大のポイントは、攻撃しやすい第三者が間に挟まっているからではないかという気はしないではありません。

そういう意味では、攻撃しやすい第三者が間に挟まっているときは、アナログ時代にも問題視されていたのではないかという気もします。

例えば、貸しレコード問題のときは、貸しレコード屋が攻撃対象となりましたし(ダブルカセットデッキを製造・販売していた家電メーカーは攻撃対象とはならなかったりして)、アメリカでは、家庭用ビデオ問題では、日系企業であるソニーが攻撃されていたりなんかするわけですね。

531 名前:JET 2004/04/08 23:25
>> 530

結局、存在するかどうかもわからない仮想敵をでっちあげて、
的外れな攻撃を仕掛けている自作自演状態ですよね。

532 名前:raffine 2004/04/09 02:10
>津田さんも好きなカーネーション、例えば「エレキング」を店頭に置いてある店は
>どれくらいあるでしょう。

それは危険思想ですね。

すべてのレコードショップはタワーレコード渋谷店級の品揃えを
しなければならないのでしょうか。
決して同意することはできません。

万人の欲求をすべて満たす品揃えの店を全国津々浦々に作れるほど
音楽に大きな需要はありませんし、そこまで売れるんでしたら
音楽業界に危機なんてないでしょう(笑)。

ショップの「思想」としてカーネーションを置くような店はあっても
いいと思うし、そういう「思想」のある店が減っているという現状は
理解します。これはカーネーションでなくてもどんなジャンルでもいい。
しかし、それを店舗の一般論として語るのは無茶でしょう。

そういう部分を補うために配信による販売が企図されてもいいと
思うんですがね。

旧譜の品揃えが悪い店が増えているのもまた事実ですが(主に家電や
書店等の新興勢力による)、専門店では配信型試聴機の設置などに
よって旧譜の品揃え拡張に動いている店舗も増えています。

バーコード試聴機なんてのは現物をかざして試聴していただくの
だから、ブツがないと意味がないからです。

で、それはさておきamazonでは「3日以内に発送」になっています。
これは取りも直さず「卸なりメーカーなりに在庫を持っている」こと
を意味していますし、amazonに限らず一般のCDショップにおいても
3日程度あればお届けできることを意味しています。

大手チェーン店なんかだと在庫も画一化されてるから面白くないのは
致し方ないでしょう(で、俺としては「そんな店ばっかりになって
おまいら楽しいのか?」とも問うているのだけれども)。中小規模店
では物理的に置くスペースがありません。

それを補うために流通側では「戦闘機が格納できるのでは?」と
言われるほどの巨大倉庫と日本全国2日以内で配送できる体制を
つくっています。

数十万タイトルを日本全国どこでも3日で入手できるって
かなりすごいことだと思うんだけどどうでしょうか。

#言っとくけど、流通だって馬鹿じゃありませんからね。

533 名前:金子譲@子龍 2004/04/09 02:28 [URL]
→JETさん
>>517

>もし、P2Pで交換できる音源が、ダウンロードするたびに少しづつ劣化していく性質だったとしても
>同じようにコピーは広がっていたと思いますよ。

これは感じ方の違いと言ってしまえばそれまでなんですが、もし自分の曲がP2Pに流れたとしても、アナログのようにコピーするたび音質劣化するのなら許せます。音質を落としたバージョンを試聴用として私自身がP2Pばら撒いてもいいと思ってるぐらいです。

ですが128kbps以上のレートのMP3でばら撒かれるのは容認出来ません。音質が良くても曲が半分ぐらいまでしか入っていなければ「試聴用」として許せます。コピーがばら撒かれることがすべてダメなのではなくて、一定の制限があればいい、というのが私の考えです。おそらく、多くの業界関係者がそう考えてると思います。基準は人それぞれで違うと思いますが。

534 名前:金子譲@子龍 2004/04/09 02:45 [URL]
→JETさん
>>523

>廃盤になっていなくても、CDショップでは旧譜の在庫はあまり置いてないですね。
>津田さんも好きなカーネーション、例えば「エレキング」を店頭に置いてある店は
>どれくらいあるでしょう。買いたい意思があっても、手軽に買えない状況は悲しく思います。
>需要が少ないのだと言ってしまえばそれまでですが、地道にコツコツ売っていく努力は
>しないのでしょうかね?旧譜を聞きたかったらレンタル店に足を運ぶ方が確実という現状も
>あるわけで、なんだか歪んでるなと感じるのですが。

廃盤になるには廃盤になるだけの理由、店頭に置かないのにはそれだけの理由があります。CDを流通させるにはそれだけでコストがかかります。CDショップの棚においておくだけで、在庫管理のコストがかかります。単純な話で、かかるコスト以上に売れなければ(今後も売れる見込みがなければ)赤字になるだけなので、廃盤になったり、仕入れなかったりするわけです。このことが「売れ線はより売れて、そうでないものはますます売れなくなる」という弊害に繋がっていますが、CDという物理的なメディアに頼っている限り、これはある程度はやむをえないことです。

しかし、ネット配信ならば流通コストも在庫管理コストもずっと小さいから「CDでは廃盤だけど、ネット配信なら買える」ようにすることは十分可能だと思います。

535 名前:raffine 2004/04/09 02:49
なーんかイヤなもん読んじゃったよな…。

>>518
>だから>>502>>509のような齟齬をきたすのではないでしょうか。>スルーされてしまいましたが、もう一度お聞きします。>>475
>質問について、ぜひ考えてください。

私もそう願いたいですね。
ソフトウェアの構造・仕組みを知っていることを表明しただけで
犯罪者呼ばわりってすげぇ失礼な発言だと思うんですけど。

536 名前:牛丼 2004/04/09 05:33
金子さん、質問から逃げ回るのはやめましょう

わからないならわからないと堂々と表明すればいいだけです

537 名前:Anonymous User 2004/04/09 08:29
牛丼さんと金子さんとの争いって
ひょっとしてミュージシャン代表とリスナー代表との争いですか?w

538 名前:小倉秀夫 2004/04/09 08:34
金子さんへ

私も、96kbps程度のmp3ファイルをレコード会社自らオンラインで配布すれば、ファイル交換で商業音楽の違法コピーが配布される数はかなり減るとは思います。倫理的な正当性が奪われますから。

違法コピーが減少したとして有料サービスに向かうかどうかは、購入しやすい方式で、購入したくなるような内容の商品を提供できるかどうかによるわけですが。

539 名前:Anonymous User 2004/04/09 09:00
それとも生産労働者代表と消費者代表との争い?

>>475
っていわゆるgive and takeってやつですか?

540 名前:元レコード会社社員 2004/04/09 09:41
>>538
>96kbps程度のmp3ファイルをレコード会社自らオンラインで配布
>すれば、ファイル交換で商業音楽の違法コピーが配布される数は
>かなり減るとは思います。倫理的な正当性が奪われますから。

この提案は、かなり以前からレコード会社内でも議論されているも
のです。ただし、メジャーレコード会社におけるマーケティングポ
リシーとは相容れないというのが現状で、以下がその大まかな理由
です。

・数万枚程度の売り上げカタログだけでは今の大きくなってしまっ
たレコード会社を維持するのが困難。できればミリオンセラーを多
く欲しい。
・自らフルコーラスのMP3を配布するということは、音質を低下させ
たとしても、正規版コピーであることを示すことになる。
・現在のユーザーの多くはMD程度の音質で十分満足できている。
・正規版無償コピーの配布は、これまでレンタルCDから得られてい
た収入を自ら断つことにつながる。
・楽曲著作権(=JASRAC)についても解決しなければならない問題
が多い。

これ以外にも色々と問題点は指摘されましたが、一旦正規版として
無料コピーを配布すると、ミリオンセールスにつながるマスを失っ
てしまうという不安が一番大きいです。マスというのは具体的に
は、CCCDであるにもかかわらず大ヒットとなった某英国アーティス
トのベスト盤を買うようなお客さんのことです。

今回、FIVE-Dが画期的な行動を起こしましたから、今後流れが大き
く変わると期待したいのですが、圧力団体であるレコード協会や
JASRACが黙って見ているとも思えないだけに、これからのユーザー
側からのFIVE-D支持が大切ですね。

541 名前:yasu 2004/04/09 10:06
レコード会社のポリシーなんてどうでもいいってw

そもそも音楽に
>>504
にあるような無関係な周辺産業のゲートキーパーといわれる業種がなぜ必要かどうか全然わからん

542 名前:金子譲@子龍 2004/04/09 10:20 [URL]
→小倉さん
>>538

>私も、96kbps程度のmp3ファイルをレコード会社自らオンラインで配布すれ
>ば、ファイル交換で商業音楽の違法コピーが配布される数はかなり減るとは思
>います。倫理的な正当性が奪われますから。

なるほど、宣伝であると同時に正規版の違法コピー防止策としても期待出来るわけですね。これはやってみる価値がありそうです。次のリリースあたりで試してみることにします。

これに関する一番の障害はJASRACの規定ですね。現在は作者本人が宣伝用にストリ−ミングで流すのも無料で出来るのは45秒までです。それより長い場合は著作権者本人でもJASRACに使用料を払わねばなりません。もっとあほらしい例は、自分のライブで自分の曲を演奏しても使用料を払わねばなりません。払った使用料はJASRACが手数料を取って、残りが自分に返ってきます。こういう馬鹿げた規定は早いとこ無くして欲しいです。

543 名前:金子譲@子龍 2004/04/09 10:23 [URL]
ところでオフィシャルの宣伝用コピーをP2Pに流すとすれば、音質を落としてフルコーラス流すのと、音質を落とさずに曲を半分だけ流すのとどっちが望ましいかな?

544 名前:金子譲@子龍 2004/04/09 10:52 [URL]
→元レコード会社社員さん
>>540

「FIVE-Dが画期的な行動を起こしました」って具体的にはどんなことですか?

545 名前:津田 ★ 2004/04/09 11:10
>>543
> ところでオフィシャルの宣伝用コピーをP2Pに流すとすれば、
> 音質を落としてフルコーラス流すのと、音質を落とさずに曲を
> 半分だけ流すのとどっちが望ましいかな?

個人的にはフルコーラスの方がいいですね。イメージ的に96Kbpsは
音質が良すぎるような気が。あくまで試聴用と割り切るなら40Kbps
とか24Kbpsでもいいと思ってます。

どこかで聴いた話ですが、レコード会社的には64Kbpsを超えると
「オリジナルと同じ」みたいな感覚があるようで。音質の良さって
個人差がかなりありますから難しいですよね。

546 名前:小倉秀夫 2004/04/09 11:14
>これ以外にも色々と問題点は指摘されましたが、一旦正規版として
>無料コピーを配布すると、ミリオンセールスにつながるマスを失っ
>てしまうという不安が一番大きいです。

インフラが変わり、それに伴って大衆の要求水準も変わったのに、業界側は変化に伴うマイナスを過度に恐れて、これに応じて変わろうとしない。これが近時の音楽不況の最大の原因ですね。

まあ、90年代はサビだけ流していても買いたいという気を起こさせるだけのサビをつくることはできたのに、最近はその程度のサビさえ作れていないというのもあるのでしょうけど。

547 名前:小倉秀夫 2004/04/09 11:16
視聴用なら、まあ、AMラジオレベルでもいいですね。

548 名前:hiro4 2004/04/09 11:45
■THE BOOMが新曲シングルを無料配布、FIVE-Dが反CCCDを公式に表明
http://www.musicmachine.jp/
#4/9参照

549 名前:津田 ★ 2004/04/09 11:54
>>544
>>548
トップページの4/9分の更新で取り上げています。

550 名前:KK 2004/04/09 12:46
>>548
ますます大手事務所とメーカーとの軋轢が広がってきましたね。
そのうちみんなアーティスト引き上げてレーベル立ち上げちゃうんだろうな。

経営的に上手くいくかはお手並み拝見か?
だってゼティマはそろそろやばそうだもんw
その点、ジャニーズエンターティンメントは慎重だね。

551 名前:JET 2004/04/09 12:47
>> 532

> それは危険思想ですね

なぜ危険思想だとまで言われなければいけないのか、さっぱりわかりません。

> すべてのレコードショップはタワーレコード渋谷店級の品揃えを
> しなければならないのでしょうか。

もちろん、そんなことは実現不可能だということはわかったうえで書いてますが、
例えば、雑誌の特集記事等で旧譜に興味を持って店頭に行く、
しかし、在庫が無かったがためにあきらめて購入意欲が無くなってしまうこともあるのですよ。
そこで、わざわざ注文して取り寄せてもらうだけの気力がわくかどうかの問題です。
ネット配信・あるいは通販が、もっと一般的になって、新譜も旧譜も、メジャーもマイナーも
平等に入手できるようになれば良いなと思いますが。
ただ、現状ではamazonで購入するにしても、ためらいを感じるユーザーは多いです。

>> 534

廃盤に関して納得がいかないのは、あるレコード会社では他へ移籍してしまった
アーティストのアルバムはすぐに廃盤にしてしまって、その後、意図のよくわからない
編集盤しかリリースしてくれないということがあります。
また、別のレコード会社では、カタログ番号を100番ずつに区切って、
その中に目立ったヒットが無かった場合は100タイトルすべて廃盤。
逆に1タイトルでもヒットしたものがあれば、100タイトルすべて救われるという
大雑把なやり方をしているところもあります。
アーティストにとっては作品であっても、レコード会社にとっては商品でしょうから
ある意味仕方ない面もあるかと思うのですが、それが悲しいと言っているのです。

> 「売れ線はより売れて、そうでないものはますます売れなくなる」

これも残念に思うのですよ。浜崎あゆみが「限定30万枚」というシングルをリリースしたことが
ありました。その一方で、私の好きなあるアーティストは限定でもなんでもなく、
初回プレス3000枚(もし売れたら追加プレス)という扱いでした。最初から売る気がないのかよ・・・
と力が抜けましたけどね。

> しかし、ネット配信ならば流通コストも在庫管理コストもずっと小さいから「CDでは廃盤だけど、ネット配信なら買> える」ようにすることは十分可能だと思います。

だから、私は最初から、これを何度も言っているのですがね。
廃盤音源を1枚からCD−Rで注文受け付けなんてサービスもありましたけどね。

どうもみなさん、「こういう理由があるから不可能だ」と否定的になりがちですが、
個人的な希望すらも言ってはいけないのでしょうか?

552 名前:津田 ★ 2004/04/09 12:55
>>551
希望を言うことは全然構わないと思います。
で、その希望を阻害している原因がなんなのかということを
さまざまな視点から出してもらうことで有意義な議論にしたいと
個人的には思ってます。どんどん書いてください。

カーネーションといえば、ナゴムからのデビューシングル「夜の煙突」
がこの前ヤフオクに出ていて落札したかったのですが、競争相手に
負けてしまいました_| ̄|○ ナゴムの旧譜とか、今音楽配信で売ったら
そこそこニーズありそうな気がするんですけどねぇ……。

553 名前:KK 2004/04/09 13:00
>廃盤に関して納得がいかないのは、あるレコード会社では他へ移籍してしまった
アーティストのアルバムはすぐに廃盤にしてしまって、その後、意図のよくわからない
編集盤しかリリースしてくれないということがあります。

移籍後って原盤がどっちにあるか、それとも共同原盤かとかいろいろ権利関係の処理がすごく大変らしいですね。
まぁこれだけに限らずいろいろ移籍時に起こる問題は多いようで。


> これも残念に思うのですよ。浜崎あゆみが「限定30万枚」というシングルをリリースしたことが
ありました。その一方で、私の好きなあるアーティストは限定でもなんでもなく、
初回プレス3000枚(もし売れたら追加プレス)という扱いでした。最初から売る気がないのかよ・・・
と力が抜けましたけどね。


これって単に小売店からの受注が取れなかったからだと思います。
今はあくまでも受注を取ってからそれに見合ったイニシャルしか切れないんですよね。
だからみんな受注材料としてタイアップに走るようです。

554 名前:KK 2004/04/09 13:35
原盤については後々のことも考えて、せめて売れるまでは少ない予算で自分らのお金だけで作り、権利を複雑にしないってのが、リスナーには親切かもしれませんね。

僕も欲しいCDでも、受注とれなくて発売日になっても、どこの店にもCDが置いていないってことも多いですよね。
小売店も仕入れるかどうかの見極めは生活かかってるし、収支もギリギリなんでしょうね。

ディーラーが耳で仕入れてくれる店ばかりなら良いんですが、昔地方のCD店に行った時ビーイングとAVEXのCDしか置いてないとこには唖然としました。

555 名前:JET 2004/04/09 13:37
ある書店で、売り上げが良くない等の理由で、店頭ではあまり見かけない文庫ばかりを集めて
「なぜ売れないのか?」というフェアを実施したところ、なかなかの評判を呼び、
ほとんどのタイトルを売り切ったということがありました。
レコード会社も小売店もアイディア次第で、いろいろな売り方があると思うのですがね。

> これって単に小売店からの受注が取れなかったからだと思います。

そういう理由もあるのですか。
そのうち買おうと思っていたら、あっというまに廃盤になってしまって悔しい思いをしました。
手に入れるまでしばらくかかりましたね。中古屋に山と並んだ「完全限定30万枚」の
浜崎あゆみのシングルがうらめしかったです(笑)

→ 津田さん

私も「夜の煙突」をずっと探しています。2ndアルバムや森高千里のバージョンは
持っているんですがね・・・。
ナゴム時代の音源はアナログ・シングルしか無いのですか?

556 名前:金子譲@子龍 2004/04/09 16:22 [URL]
試聴用ファイルは64kbpsのフルバージョンと128kbpsのハーフと、両方用意してみます。あとどうせやるならIUMA(http://www.iuma.com/)などにも登録し、(MP3.comはやってたんですが、無くなってしまって残念)各種P2Pにも全部流し、子龍のHPでも公開することにします。

P2Pは私が知ってるのはWinのカザー、Winny,WinMX,MacにはLimewireというのがあったと思いますが、それぞれで全部別々に流さないとダメなんですかね?大変だ〜(^^;)。私はMacしか使ってないので、Windowsマシンも買わなきゃな…。

FIVE-Dの件は確かに画期的です。こうして事務所系のレーベルが独自の動きをすることは、とても明るい材料ですね。Appleも交渉相手をメーカー系レーベルでなく、こっちに目を向けるべきですね。

557 名前:金子譲@子龍 2004/04/09 16:45 [URL]
→JETさん
>>555

>> これって単に小売店からの受注が取れなかったからだと思います。
>
>そういう理由もあるのですか。

そういう理由も、というよりそれが一番大きな理由じゃないでしょうか。CDショップがどれだけ買ってくれそうかで、初版の枚数が決まります。レーベルにとって「売れる」ってことは消費者が買うというよりも、むしろ「ショップが仕入れてくれる」ことだったりします。

私たちがファーストアルバムを出したときに経験したことですが、配給会社はサンプル版を大手CDショップに持っていき、店員さんに意見を聞いて来て「このジャケットでは売れない、と言われたので、ジャケットデザインを考え直しましょう」なんて言うのです。それほどショップのご機嫌を伺ってるのです。「お客さん」は一般の音楽ファンよりもCDショップの仕入れ責任者だったりするのです。

さらにこんな話もあります。CDという物理的なメディアをCDショップに展示するには当然物理的な限界があります。つまり、どの作品がCDショップで大きなスペースを割いて展示してもらえるか、という熾烈な競争があるわけです。競争があるところには、お金が動きます。すなわち、メーカーは自分のところの商品をショップで出来るだけ目立つように展示してもらうために「協力金」という名目でショップにお金を払います。まあ、体のいい「賄賂」ですね。すべてショップがそうだとまでは言いませんが、平積みでいくら、ポップを出していくら、ポスターを貼っていくら、試聴機に入っていくら…とお金を要求されることがかなりあるのです。インディーズからファーストアルバムを出したとき、私はこうした現実をいやというほど思い知りました。それ以来、大きなショップでよく見る、CDの前に貼ってある「推薦文」が全く信じられなくなりました。

また、地方の小さなショップなどだと、そもそも仕入れるCDの量に限界がありますから、確実に売れるもの以外は最初から相手にされません。子龍のファンの人がお店で取り寄せてもらおうとしても「出来ない」と言われた、というケースもかなりありました。(もちろん、そんなことはないのですが)要するに1枚や2枚のCDを取り寄せて売っても、お店の利益は数百円ですから、めんどくさがって相手にされないことがあるんですよね。こんな風にCDショップの思惑一つでリスナーが音楽と出会える機会が制限されてしまう、というケースが少なからずあります。

558 名前:Anonymous User 2004/04/09 16:50
>>550
事務所でレーベルやると、もし看板アーティストの数字が落ちると
すぐにでも宣伝の出庫量極端に落とさないと、他のアーティストやスタッフ諸共、あっと言う間に路頭に迷うことになりますね。

売れてないアーティストにとってメーカーは何にもしてくれないけど、売れてるアーティストにとってメーカーは金づるであり、何でも言うこと聞くイエスマンなんだよ。

559 名前:金子譲@子龍 2004/04/09 16:52 [URL]
まあこんな調子ですから、コストを考えるとメーカーが確実な「売れ線」ばかりに力を入れ、それ以外をおざなりにするのもある意味では無理も無いとも言えます。

560 名前:小倉秀夫 2004/04/09 17:19
私なんかだと、どうしても、「権利者」が著作権、著作隣接権を盾に、アーティストの音楽活動を阻害する場面と対峙したりなんかするから、特に禁止権をどこに与えるかっていうのは結構重要なことだと思うんですよね。よこしまな目的のために子供たちの夢を台無しにする大人たちって、音楽業界には実在しますからね。

561 名前:JET 2004/04/09 17:21
>> 557

なるほど。勉強になりました。
それでは、そのような状況の中で金子さんはどのようにして自分たちの音楽を
届けていきたいとお考えですか?
例えばつい数日前の私のように「子龍」をまったく知らなかった人間に、
「宇宙船地球号」を買わせるには、どうすれば良いでしょう?

私はこのBBSであなたの名前を知り、少なからず興味を持ち、
amazonで「子龍」を検索し、「在庫なし」の表示にガッカリしたところです。
もう一息ですよ。

562 名前:牛丼 2004/04/09 19:30
金子さんに再三解答を要求してるのですが、ことごとく無視されて残念です。
別に私は対立してるつもりはないのですが、私の思想が気に食わないのか、それとも私の物言いが気に食わないのか知りませんが、質問に答えないという態度はどうなんでしょう。
それとも、質問に答えることで認識の浅さや甘さが露呈することを恐れてるんですかね。
私は単純に、WinMXやWinnyを触ったことのない人が、WinMXやWinnyに対してどういうイメージを持っているのかを、表層的にではなく、深く掘り下げて知りたいと思っただけなのですが。

563 名前:牛丼 2004/04/09 21:49
> Appleも交渉相手をメーカー系レーベルでなく、こっちに目を向けるべきですね。

こういうことは、出来ればなくして欲しいですね。
あの曲はあるけど、この曲はない・・・という状況は、ユーザー側から見れば不便です。
そもそも特定アーティストのファンでもなければ、誰がどこのレーベルから出してるかなんてことは気にしてませんから、全ての楽曲の購入窓口はできればひとつであってほしいです。

でも、それじゃ競争がなくなるから困るな。

購入窓口は複数あるべきですが、どこの購入窓口を利用しても、最終的に同じフォーマット(汎用性の高いフォーマット)で、全ての曲が購入可能、というのが理想です。
窓口(ネットショップ)には、品揃えで競争するのではなく、サービスで競争してほしいと思います。
例えば、どこの電話会社と契約しても、どこの端末にも電話がかけられるように。

現実には難しいことはわかってるつもりですが、津田さんが「希望を言うのは全然構わない」とおっしゃってますので・・・。

564 名前:なす 2004/04/09 21:55 [URL]
>> 557
> 「お客さん」は一般の音楽ファンよりも
> CDショップの仕入れ責任者だったりするのです。

素朴な疑問なんですけどね、
なんでレコード会社って直販をしないんでしょう?
それだけ小売が強すぎるのでしょうか?

直販すれば、少なくとも「再販」問題からは完全に逃げられますよね。

565 名前:津田 ★ 2004/04/09 22:21
>>562
> 金子さんに再三解答を要求してるのですが、
> ことごとく無視されて残念です。

僕もこのBBS、全部にレスしたい部分があったりもしますが、
時間的な問題などもあってできてない状況です。
ほかの話をしているときにそこから広がっていって合点が
いくみたいなケースもあるでしょうから、気長にやりましょう。

ある意味ここで提案されているさまざまなことは、どれもすぐ
実現可能なものじゃないですし(技術的には可能でもさまざまな
しがらみでそれができないと、歯がゆいんですけどね。フル試聴
させたいのに45秒までとか)。

566 名前:めたか 2004/04/09 22:35 [URL]
ここって「雑談」ですよね?
って事で。

今日のニュース、ここ数年の邦楽で一番良いニュースと言って良いでしょうね!
この火を、絶対に消さないように、支持を表明して広げていきたいですね!

あと、
ここってカーネーションの掲示板? って感じなんで。
「夜の煙突」は「WACKY PACKAGE」でのライブバージョンでしか持ってないですね。
森高がカバーしていたんだ・・・


牛丼さん>
ま、そんな追いつめなくても良いじゃないですか。
だいたい、ここの流れ、速すぎて多すぎてフォローしきれないし。津田さんの言うとおり、のんびりいきましょうよ。

567 名前:raffine 2004/04/09 22:44
どうもレコードショップはいかにまっとうな商売をしていても
十把一絡げに中間搾取を行う悪の巣窟としか思われていないよう
ですね、ここでは。嘆かわしいことです。

>>551
やみくもに品揃えを求めて大型店や外資店に偏重させるというのが
さらに音楽ファンの首を絞めることになると考えるからです。

>>564
小売が強すぎるということはないでしょう。
ただ、関係悪化はさせたくないでしょうから今は綱引きですね。

それよりも、ビッグメジャーアーティストを直販のみで出そうと
したら200万人近くに同時発送する物流力が必要になります。
どこかのロジスティックに委託するにしても、システム構築で
膨大な初期投資が必要になるでしょう。

そこまで投資し、既存ルートと喧嘩してまで直販をする意味を
レコード会社各社はあまり感じていないかもしれません。

直販も配信も、そして既存ショップルートもすべて「棲み分け」
ができれば共存は可能だと思うのですが、全員が幸せになる方法
はまだ暗中模索ということのようですね。

568 名前:リスナー 2004/04/09 22:52
>560
著作権はアーチストしか持ち得ないですよね?
著作権を委託された団体や、著作隣接権を持つ団体が、
今、自分たちの保身のために、リスナーにもアーチストにも、
いろいろ無理強いしている、あるいはしようとしているわけですよね?

>543
私は試聴ならAMラジオレベルの音質のフル試聴で充分(当然無料)だし、
それならファイルサイズも膨大にならないのでいいかと思います。
カセットのダビングでもOKという人なら、この音質でもいいのでは。

より良い音質、ジャケや歌詞カードなどの付加価値を求める人は、
パッケージを買うでしょうし。

たとえば、オークションの共同購入でよくあるように、
試聴音源を聴かせた上で、何人以上購入するならいくらになる、
というように逆スライド制で価格を決めれば、
制作側も無駄なコストが少なくなると思いますが。

569 名前:raffine 2004/04/09 23:06
自己レス

でもSMEって直販やってますね。なかなかうまくは行ってないようですが。
http://www.sonymusicshop.jp/index.html

570 名前:モーリ 2004/04/09 23:11
>>
「再販売価格維持制度」は、版元、卸、小売の業界全体による一種の「価格カルテル」ですから、
版元の直販でも逃れられないはずですよ。
小売りに値下げを許さないのに自分で下げるってわけにはいかないでしょうから。
(その文脈で「再販」問題を持ち出されてるのは、ちょっとよく分からないですが……)

で、雑談のほうですけど、ナゴム盤の「夜の煙突」の7インチ、
実は持ってるんですが、コレって今やレア盤なのですか?

571 名前:モーリ 2004/04/09 23:13
あー、リンク先がカラだった。↑のレスは
>>564 です。

572 名前:Anonymous User 2004/04/09 23:14
個人的には、廃盤になったCDに対して、ユーザーの希望を吸い上げる組織がないのは困りますね
書籍には復刊ドットコムがあるのに

573 名前:牛丼 2004/04/09 23:14
>>565-566
当人じゃないと気がつかないんでしょうけど、以前から露骨に無視されて正直不愉快なんですよ。

それでなくとも、過去に「最悪の意見」と罵られたこともありました。(>>244
この発言なんかは、津田さんが諌めてる「相手の意見の全否定」以外のなにものでもないですよ。

それでも自分としては、感情を抑えて、何事も無かったかのように淡々とレスつけてたつもりですけど。

だけどね、いくら真面目に考えてレスつけても、なんの返事もないんじゃ、議論にもなりませんよ。
まだ「最悪の意見」とでも言ってもらったほうがマシですね。

無視されてるのは、>>475の質問だけじゃないんです。
それ以前から、ずーっとなんですよ。

574 名前:なす 2004/04/09 23:21
>>570
おぉ、そうなんですか。それは知りませんでした。
ありがとうございます。

いや、再販売価格制度ってのは、
卸元が小売に定価販売を強いても構わないってことですよね。
卸元が直接販売する分には、何の問題もないと思ったもので。

575 名前:かまど 2004/04/09 23:41
>>567
>やみくもに品揃えを求めて大型店や外資店に偏重させるというのが
>さらに音楽ファンの首を絞めることになると考えるからです。

どうせ行くのなら、やはり品揃えのいい所に足は向かいますよ
Amazonがこれだけ支持されているのも品揃えの良さがあると思いますし

576 名前:牛丼 2004/04/09 23:55
珍しく、かまどさんと意見が一致した(w

品揃えを求めることがどうして音楽ファンの首を絞めることになるか、できれば説明願いたいですね。
田舎の小売店って、どこも売れ筋ばかりの似たような品揃えで、店をのぞいてみる気にすらなれないんですが。

577 名前:元レコード会社社員 2004/04/10 00:00
>>556
>Appleも交渉相手をメーカー系レーベルでなく、こっちに目を向ける
>べきですね。

これは、iTMSに限って想像するに、Appleサイドは単純に原盤権利者
と交渉していると思われます。レーベルなどの組織形態に限定はさ
れていません。理由は、すでに複数の日本人アーティスト音源が販
売されている(当然米国のみ)からで、その中の1アーティストに関
しては、事務所が直接交渉したという話を聞いていますから。

現時点で日本のアップルは窓口として機能していないようですが、
英語による契約や楽曲著作権の扱いに関する処理等の作業を厭わな
いのであれば、直接米国のApple本社と交渉することで、iTMSのライ
ンアップに加わることは実現不可能ではないはずです。

578 名前:Chico 2004/04/10 00:49
レコード会社が配信に乗り気ではない遠因に「そこでいくら売れてもチャートに影響しない」というのも挙げられるでしょう。オリコンチャートの要素がCDのセールスのみ、というのが時代にそぐわなくなっているのを感じます。これ、フジパシフィックの朝妻さんの受け売りなんですが。

レコード会社のプロモーターさんが、「どれだけ頑張ったかは、六本木方面から毎週通知票が来るみたいなもんですからねー(笑)」なんて言うのを聞いたりすると、そこで思考停止してしまっているのがよく分かります。でも所詮サラリーマンですから、自分が同じ立場でもやっぱり思考停止してしまうでしょう。

もしオリコンチャートに音楽配信の要素が加われば(そんなことはまずないでしょうけど...でも「着うた」ぐらいなら望みはあるか?)、プロモーターはチャートの順位をあげる為に必死に頭を使い、新しいプロモーション方法を次々と考え出して来るでしょう。彼らが旧来の手法(ex.リリース前の大量露出)から抜け出せないのは、決して頭が悪い訳ではなく、現状のオリコンチャートでの(初登場)順位を上げる、という命題に対して努力している結果だと思います。

対して米国ビルボードのシングルチャートは、CDセールスとラジオのオンエアの混合なので、Al先行でリードSgを切ったり、あるいはSgも出さないでリード曲だけオンエアプッシュしたり、ということが可能です。採算が合わないSgを宣伝のために出す、ということもありません。最近だと確かD12だったと思いますが、ダウンロード先行で盛り上がり、ラジオのオンエアが増え、CD発売前にも関わらずチャートインした例などを聞いています。そこら辺にヒントが隠れている気がします。

579 名前:Anonymous User 2004/04/10 02:23
>>573

>以前から露骨に無視されて正直不愉快なんですよ。

返答しないという行動の動機は、単なる憎悪であるとは限りません。

しかし、あなたが憎悪を明言して相手に向ければ、
憎悪が返ってくる確率は確実に高まることでしょう。

以下のサイトの文章を読まれて冷静になり、
ご自身の以後の発言態度を改めてはどうですか。
(この文章は皮肉が効いてはいますが、
読み手に憎悪を向けているわけではありません。)

http://www.geocities.co.jp/SiliconValley/5656/#CHAPTER005

580 名前:削除されました :削除
広告書き込みなので削除しました

581 名前:henya 2004/04/10 04:48
>>572
コロムビアの「あ〜る盤」は?
全然、採算取れてないそうですけど(;´Д`)

http://www.r-ban.com/

582 名前:津田 ★ 2004/04/10 06:40
>>牛丼さん

あまり「管理」しない管理人ですみません。
んー、できればまったりかつ内容は濃くみたいにやりたいので、
頭を仕切り直していただき、続けて頂けるとありがたいです。
僕自身は特定の誰かの意見に肩入れせず、ここでの議論の成果を
何か本にまとめられればと思っております……。

>>579さん
書き込みありがとうございます。ぜひ次はハンドルでご参加
頂きたく。

583 名前:小倉秀夫 2004/04/10 12:26
Amazon価格を題材に日米英のCD価格を比較してみましたが、
http://www.ben.li/article/CD_Value.pdf

読売新聞に掲載された「2割基準」だと、並行輸入盤はほとんどアウトになりそうですね。

584 名前:raffine 2004/04/10 18:54
すいません、別スレッドに間違えて書いてしまいました…。

>>576
ま、現状CD店の8割は機械的選別で品揃えしてますから(苦笑)、何らか
思想があるような店のほうが圧倒的に少数派ですが…。

たまたまあなたの好きな商品が置いてあったからといっても、チェーン
店の品揃えなんてのは「上位○位まで」で決まっています。
つまり、そのランクから落ちればまっさきに返品されて店から消えます。

タワーが結構融通が利く程度で、他はどこへ行っても置いてあるのは
同じです。
そういうランキング的品揃えのほうが合理的なのは確かなんですがね。

私としては、単に置いてあるところよりは、この商品を売りたいから
勧めたいから置いているという店のほうを支持しますし、たとえ小規
模で今にも潰れそうであろうともそういう店を使いたいと思います。

585 名前:raffine 2004/04/10 19:06
付記

あー、いいのがあるし。津田さんの今日の記事の
「業界人が語る 未来の読書と出版流通」で言う
マクドナルドみたいな書店、ってやつですね。

紺に黄色のレンタルあがりのところとか、
紫ピンクの外資系は俺から見てもつまらないもん。
マクドナルドなんだろうなぁ。

586 名前:牛丼 2004/04/10 20:34
>>582
いえいえ、こちらこそ個人的な話をしてしまって申し訳ありません。
579にも反論しようと思いましたが、不毛ですのでやめておきます。

587 名前:CCCD拒否人 2004/04/10 22:35
偶然、TSUTAYAに行ってきたら確かに音楽DVDがレンタルとして並んでて、早速記事になってるのに驚きました。
ただ、TSUTAYAってCDと一緒に出てる商品のレンタルにはDVDが抜かれてるんですよね。別のレンタル屋では一緒に入ってるのに。
例えば、CHEMISTRYのSo In VainやSOUL'd OUTのREMIXES、そしてサイバートランス10にある特典DVDは入ってなかったのです。
まっ、メインの記事で書いてあったようにソニーとかはレンタルには乗り気ではないのがわかりますね。

最近TSUTAYAにレンタルを乗り換えたけど、新譜が出回るのが非常に遅く感じて不満になってるこの頃・・・。
告知されてる新譜のレンタルがまだ入ってないのはチェーン店としてどうかとと思ってるし・・・。

588 名前:nora 2004/04/11 17:00
思わず釣られる。
>1。みなさんの会社の商品が、ある日から無料で市場に配布されはじめたら、みなさんならどう考えどう行動しますでしょうか?
出張サポートでゼニ稼ぎます、でなきゃセットアップでもいいですな。
……って、今の仕事とそんなに変わらない気もするけど、入出金も含め(w

>2。自分の書いた本が、法改正などにより全て著作権を奪われた場合、作家はやめますか?
オレ作家じゃねーけど(笑)マジな話をすると「好きにしろ」とサイトにも書いてるので、現状と変化ねーな。

>3。万引き防止のため商品が陳列されず、写真で選ぶだけの手に取って見れないコンビニは利用しませんか?
変な例えで釣るのか?(げら)とりあえず人柱にゃなってやるぜ。

>4。欲しいレコードがCDだけのリリースで、まだCDプレイヤを持たなかったころどうしましたか?
あー、数年先まで入手を諦めてたな。てかCDに費やすゼニを別の目的に使ってたしな(音楽なんざ二の次なんだよ……とか書くとアレか?

>5。コピー機があり自由にコピーOKの書店があれば、そこでなおかつ本は売れると思いますか?
売れる。蒐集欲というモノを知らないのか、だったらスゲー幸福だと思うぞ。

6。放送の録画の有料化は不当に感じますか?
笑止、ハードをクラックする方法を模索するぞ。

589 名前:牛丼 2004/04/12 00:05
進展がないようなので自分も釣られてみる。

>1。みなさんの会社の商品が、ある日から無料で市場に配布されはじめたら、みなさんならどう考えどう行動しますでしょうか?

どっかで帳尻合ってんだろう、くらいしか考えません。

>2。自分の書いた本が、法改正などにより全て著作権を奪われた場合、作家はやめますか?

書きたいというモチベーションがあれば続けるし、書きたいことがなくなれば著作権があろうがなかろうが関係なく辞めます。

>3。万引き防止のため商品が陳列されず、写真で選ぶだけの手に取って見れないコンビニは利用しませんか?

利用しません。

>4。欲しいレコードがCDだけのリリースで、まだCDプレイヤを持たなかったころどうしましたか?

レコード盤が出なくなってから、バイト代でCDラジカセを買うまでの間は、ほとんど音楽聴いてなかったなあ。

>5。コピー機があり自由にコピーOKの書店があれば、そこでなおかつ本は売れると思いますか?

本は関係なく売れると思うけど、雑誌の売上は落ちるでしょうね。

>6。放送の録画の有料化は不当に感じますか?

そんな動きがあるんですか?
もちろんその場合はクラックに手を染めます。

590 名前:小倉秀夫 2004/04/12 00:43
著作権法改正案についての修正案に関する意見書案なんかを書いてみたのですが、どんなものでしょうね。

http://benli.cocolog-nifty.com/benli/2004/04/post.html

賛同者を募る場合にはよろしくお願いします。

591 名前:リスナー 2004/04/12 15:33
先日(4/7)、自民党、公明党、民主党、共産党に対して、
次のようなメールを送りました。
「こよなく音楽を愛するものの意見です。
私は日頃多量のCDを購入しております。
海外の演奏家のCDを購入する場合は、
国内盤で特別な付加価値が無い限りは、
輸入盤を購入しています。
これによりより多数のCDを購入することができ、
自分なりに音楽に対する愛情が深まっていると思われます。

○○党の皆様方はこの法案によって、
海外の演奏家の輸入CD販売を制限することに
賛成なのでしょうか?
もし、党としてのご意見があるならぜひ伺いたいものですが、
各議員の方個々の判断ということであれば、
せめて大勢がどちらかでも伺えればと思います。

よろしくお願いします。」

これに対して、今のところ共産党からだけ返事をもらえました。
「メールありがとうございました。早速ですが、ご質問にお答えします。
 私たちは、「海外の演奏家の輸入CD販売を制限することに」 反対 です。
 しかし、誤解がありますので、その理由と経過をご説明します。
 今国会に、著作権法の一部改正案が提出されています。
この法案は、4月にも参議院・衆議院で審議される予定になっています。
 この法案は、†音楽レコードの環流防止措置、†書籍・雑誌の貸与権(無断で貸与されない権利)の付与、†罰則強化を主な内容とします。
 とくに、†の音楽レコードの環流防止措置が、誤解されやすく、
中にはCD輸入盤禁止などと誇大に宣伝される場合があります。
あるいは、「海外の演奏家の輸入CD販売を制限することに」なるのではという不安が広がっています。
 現在、許可を得ない海賊版はすでに違法として処罰されます。
 しかし、日本の権利者・レコード会社等の許可を得た業者が物価が安い海外で生産・販売した同一のものが、海外とくにアジアから環流している実態があります。
環流している商品は2003年68万枚に対して、10年後の2012年には1200万枚になると言われています(日本レコード協会)。日本では2500円〜3000円の約3割の著作権料等であったものが、中国ではCDアルバムは300円〜500円程度で販売され、著作権料等はその3割でしかないため、10分1の著作権使用料になります。この安価なCDが大量に環流すれば、国内音楽産業は崩壊することはもとより、著作権者(作曲家・作詞家)・著作隣接権者(歌手等)の著作権使用料が一気に暴落します。これでは、自ら創作したレコ―ドで自分を破壊するようなものであるため創作・創造意欲を減退させ音楽文化を衰退させる悪循環を作りだします。
 わが党は、これらの著作権者・著作隣接権者を守り、携帯電話や車とは違い音楽を文化として保護するという立場で、この法案に賛成する予定です。
 この環流防止措置が、「海外の演奏家の輸入CD販売を制限すること」を促進するかのような印象を受けるようです。
 しかし、この音楽レコードの環流防止措置は、先進国など65ヶ国ではすでに行われている措置であり、音楽輸出国でこの措置を導入していないのは日本のみです。他国では、期限がないにもかかわらず、この法案においては、消費者利益を考えて、「権利者が得ることが見込まれる利益が不当に害されることとなる場合に限り」、一枚一枚のレコード等についてカタログに掲載される7年以内の限定的な権利保護であるため、権利者・消費者双方に適切な措置であると考えています。
 また、「内外無差別の原則から洋楽の輸入盤においてこの措置が利用された場合に、洋盤の値上がりにつながる懸念」の声が出ています。この点について、とくに欧米諸国で圧倒的なシェアをもつ5メジャー(ソニ―、ワーナー、ユニバーサル、BMG、EMI)は「洋楽レコードの直輸入を環流防止措置によって禁止する考えはない」と表明しています。この法案成立によって輸入盤禁止には当然にはならず「海外の演奏家の輸入CD販売を制限することに」なりません。
 以上でお答えとします。ご意見ありがとうございました。

 日本共産党国会議員団事務局」

やはりこの程度の認識なんでしょうかね?

他党からも返事が来ましたら紹介します。
(ちなみに各党のHP上のご意見やメールのところに質問しました)

592 名前:リスナー 2004/04/12 15:40
上の「〜」の部分は「〜」の文字化けです。
つまり2500円〜3000円、300円〜500円です。

長文になってすみません。

593 名前:小倉秀夫 2004/04/12 16:59
> また、「内外無差別の原則から洋楽の輸入盤においてこの措置が利用され
>た場合に、洋盤の値上がりにつながる懸念」の声が出ています。この点につ
>いて、とくに欧米諸国で圧倒的なシェアをもつ5メジャー(ソニ―、ワー
>ナー、ユニバーサル、BMG、EMI)は「洋楽レコードの直輸入を環流防
>止措置によって禁止する考えはない」と表明しています。この法案成立に
>よって輸入盤禁止には当然にはならず「海外の演奏家の輸入CD販売を制限
>することに」なりません。

「洋楽レコードの直輸入を還流防止措置によって禁止する考えはない」と5メジャーが表明したことは一度もないことを共産党の方々に教えてあげましょう。

親会社の行動について何の権限も責任もない日本子会社の人間が、5W1Hも特定されない曖昧な伝聞情報を流しているだけです。

まあ、共産党が、大資本家のいうことを額面通りに信ずること自体、不思議な感じはしますが。

594 名前:十六夜 2004/04/12 22:08
折角なので自分も釣られてみる。

>1。みなさんの会社の商品が、ある日から無料で市場に配布されはじめたら、みなさんならどう考えどう行動しますでしょうか?

無料配布により生じる状況を予測してそれに応じた製品で儲ける。
例:ブラウザソフト、携帯電話

>2。自分の書いた本が、法改正などにより全て著作権を奪われた場合、作家はやめますか?

所詮50年も経てば無くなる権利に拘るよりも、ずっと語り継がれる名作を遺したい。
よってやめるとは思えない。

>3。万引き防止のため商品が陳列されず、写真で選ぶだけの手に取って見れないコンビニは利用しませんか?

商品によって区別します。
実物とカタログ・写真でほとんど差異のない商品or実物を見ても評価の出来ない商品ならOK
例:釘・ネジ・CDーR・フィルム

>4。欲しいレコードがCDだけのリリースで、まだCDプレイヤを持たなかったころどうしましたか?

あ、キラキラ光る円盤だ。あたしとは存在する世界が違うのね。
・・・と、完璧に無視していました。

>5。コピー機があり自由にコピーOKの書店があれば、そこでなおかつ本は売れると思いますか?

本の種類によって売れる本と売れない本とに二極化するでしょう。
製本・装丁まで出来ると別でしょうが。

>6。放送の録画の有料化は不当に感じますか?

ビデオデッキの存在しない世界に戻るだけです。
録画するという行為を切り捨てるだけです。
そして違うところでその代償を得るでしょう。
ということで、思いっきり不当に感じます。

595 名前:十六夜 2004/04/12 22:12 [URL]
http://pya.cc/pyaimg/pimg.php?imgid=3622

こういうのも『音源の使用料払え!』って訴えられるのかな?

596 名前:henya 2004/04/13 16:59
政府に質問主意書を提出した佐藤謙一郎衆議院議員が
「著作権は誰のもの?」と題して、意見を募集しています。

http://www.satokenichiro.com/asubichosaku.htm

597 名前:5884H 2004/04/13 19:41
やっと見つけた…このアンケートに答えてみたかったんですよ。

>>329
> 素朴な質問なんですがいくつか。

自分なりに考えて行きます。

> 1。みなさんの会社の商品が、ある日から無料で市場に配布されはじめたら、みなさんならどう考えどう行動しますでしょうか?

「どの商品が、どのような配布状況で」を見極めて、会社にとってアドバンテージになるかダメージになるかで次に打つ手を判断します。

> 2。自分の書いた本が、法改正などにより全て著作権を奪われた場合、作家はやめますか?

それでも書いていくでしょうね。作家という究極の「趣味と実益の集合体」には止められない快感があると思いますから。

> 3。万引き防止のため商品が陳列されず、写真で選ぶだけの手に取って見れないコンビニは利用しませんか?

あらかじめ別の手段で製品情報を頭の中に入れているものだけ購入します。

> 4。欲しいレコードがCDだけのリリースで、まだCDプレイヤを持たなかったころどうしましたか?

これは我が家の環境に「音楽システム」が導入された時点で既にCDプレイヤーが存在していたので、返事が出来ません。

> 5。コピー機があり自由にコピーOKの書店があれば、そこでなおかつ本は売れると思いますか?

立ち読みどころか、「椅子にでも座ってご覧ください」という大型書店がある、今はある意味寛大な時代です。その本のコストパフォーマンスを十分確かめて「買う価値がある」「見るだけで十分」の二極化が生まれ、そのどちらとも付かない、と判断した人はひとまずコピーをとって家路につくでしょうね。それでやはり買ったほうがいい、と判断される本を揃えている書店は、生き残るでしょう。

> 6。放送の録画の有料化は不当に感じますか?

アメリカの3大ネットワークの一つのCEOがCFに不満を持っている視聴者に対して「CFを流しているから、私たちは皆さんに番組をお届けできるのですよ」と言ったという話を聞いたことがあります。NHKがCF無しで放送しているのも(あまり回収の成果は芳しくないのですが)受信料という「閲覧料」を支払っているから出来ることです。CF無しの番組で「これはいい作品だった」と思えば、私は何の不満も漏らさず録画料金を払うでしょう。

結構気合を入れて書いてしまいましたね。申し訳ないです。

598 名前:投稿者 :削除
この記事は投稿者によって削除されました。

599 名前:bluetone 2004/04/15 15:13
> 1。みなさんの会社の商品が、ある日から無料で市場に配布されはじめたら、みなさんならどう考えどう行動しますでしょうか?

こんなことがおきたらうちの会社は大チャンスですよね。今まで製造や流通や宣伝にかけていたコストが限りなく0になるわけですから。その篤志家の方に心で手を合わせつつ、大儲けするように勤めると思います。

> 2。自分の書いた本が、法改正などにより全て著作権を奪われた場合、作家はやめますか?

やめません。やめる理由がありません。著作権なんてなくても作家はできるのは著作権以前の作家を見れば明らかです。ですからそんなものは全く作家をやめる理由になりません。

> 3。万引き防止のため商品が陳列されず、写真で選ぶだけの手に取って見れないコンビニは利用しませんか?

利用します。手に取って実物を見るということとコンビニの利便性は関係ありません。コンビニは便利だから利用するだけで、それ以外の付加価値に用はありません。

> 4。欲しいレコードがCDだけのリリースで、まだCDプレイヤを持たなかったころどうしましたか?

そんな時期はなかったのでわかりません。その時期はいわゆるオリジナル盤を購入していましたので。今回の輸入権では同一内容のレコードはフォーマットを問わず輸入禁止になります(政府答弁)、すると必然的にオリジナル盤も手に入らなくなるのでこういう法律は困ります。

> 5。コピー機があり自由にコピーOKの書店があれば、そこでなおかつ本は売れると思いますか?

売れるに決まってます。ここは疑問に思う点ではありません。もちろん、売り場面積が東京ドームほどあり、その面積の八割がコピー機に占められているようなお店でなら多少の売り上げ減はあると思いますが。なんせ本は一秒でコピーできませんからね。一秒でコピーできるような内容なら立ち読みで充分なので、現状と売り上げはなんら変わらないと思います。

> 6。放送の録画の有料化は不当に感じますか?
感じます。これは、電波というものには公共性があり、その帯域を独占している放送事業者にもおのずと公共性が求められるからです。その公共性を独占して商業的な目的のみを追求することは、従って認められません。自分でケーブルを引いて、そこでペイパービューのようなことを行うのなら構いませんが、公共物である電波を用いてそれを行うことは理屈の上から言っても全く認められません。

質問の趣旨自体にレコード会社さんの世間ずれを感じさせてもらえるのでこの質問は面白いですね。特に問1。どう考えてもこれは大チャンスなんだけどなぁ…だからP2Pを潰すとか言うおかしな発想が生まれちゃうんでしょうね。ただで配ってもらえたらその分のコストがかからなくなるという発想がないっていうのは…

600 名前:リスナー 2004/04/15 16:20
> 1。みなさんの会社の商品が、ある日から無料で市場に配布されはじめたら、みなさんならどう考えどう行動しますでしょうか?

まずは自分の給料の心配をするでしょうね(笑)。
会社の収入がなくなることを考えれば。

> 2。自分の書いた本が、法改正などにより全て著作権を奪われた場合、作家はやめますか?

これはやめないですね。作家にしろ、アーチストにしろ、
それだけで生活することを目指さなくても、
制作欲求があればつくるでしょうから。
著作にまつわる印税などは所詮後から付いてくるものでしょう。

> 3。万引き防止のため商品が陳列されず、写真で選ぶだけの手に取って見れないコンビニは利用しませんか?

衣服であるとか、嗜好品(ある程度高価なもの)に関しては買わないけど、
その他のものは買うだろうから利用します。

> 4。欲しいレコードがCDだけのリリースで、まだCDプレイヤを持たなかったころどうしましたか?

友人にテープに落としてもらったような気が。
いや、CDが出始めてしばらくは、CD嫌っていたな。
LPだとあの大きさなんでジャケットのイメージとか、
そういうものも購入動機の大きな一因となってたけど、
CDだとそこが、ちゃちな感じだったんで。

> 5。コピー機があり自由にコピーOKの書店があれば、そこでなおかつ本は売れると思いますか?

売れるでしょうね。数百ページもコピーする忍耐力のある人は少ないでしょうから。
でも情報誌は確実に売れなくなるでしょう。
欲しい情報の部分だけコピーすればいいから。

> 6。放送の録画の有料化は不当に感じますか?

放送の録画は、私的複製の範囲だと考えるので、有料化は不当だと考えます。
それで商売すると、問題だけどね。

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